東大生ベンチャーが10億円調達 AIで理系学生の「最適な就職先」マッチングへ :理系院生の3分の2登録目指す(1/2 ページ) 採用市場でAI(人工知能)を活用する動きが活発化している。転職者向けサービスでは既にAIによる人材と企業のマッチングが試みられている。新卒市場でも、リクナビを運営するリクルートキャリアが内定辞退率をAIに予測させたデータを企業に販売、社会問題化したニュースが記憶に新しい。 理系学生向け就活サービス「LabBase」を運営するPOL(東京・千代田)も、AIを使うことで人力では難しかった理系人材と企業の高度なマッチングを図る。このほど10億円を資金調達し、東京大学で自然言語処理の研究に携わっている研究者も顧問に迎えた。学生の研究内容を集めたデータベースを活用し、企業側にも学生にとっても「想定外だがマッチする」採用を実現するという。 東大生ベンチャーによる理系院生のスカ