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宮内庁は13日、三笠宮さま(97)が一時的に意識が薄らぐ状態が見られたため、大事を取って聖路加国際病院(東京都中央区)に入院したと発表した。 同庁によると、12日午後6時半ごろ、宮邸の居間にいた三笠宮さまに侍女長が夕食の準備ができたことを伝えたが、まどろんだ様子で、はっきりとした返事がもらえなかった。病院での検査の結果、異常は見つからなかったが、1週間ほど入院する予定。 三笠宮さまは昨年7月に心臓手術を受け、その後は宮邸で療養を続けていた。
【辻外記子】難病やがんの診断や治療薬開発に役立てようと厚生労働省研究班(研究代表者=松田文彦・京都大ゲノム医学センター長)は12日、健康な日本人1208人のゲノム配列を解析したデータベースを公開した。病気の人の配列と比べやすくし、病気の原因遺伝子の発見や特定の病気へのなりやすさの解明につなげる。 京都大や東京大、国立成育医療研究センターなど5施設が、高速の装置で1208人分を解析。変異の特徴や染色体ごとの配列などの情報を広く専門家向けに無償公開した。 こうしたデータベースは欧米にはあるが、日本人だけのものはなかった。日本人の標準的な特徴と病気の人のものとを比べられれば、どの遺伝子が病気の引き金になっているかを効率よく見つけやすい。 データベースには近く、難病に関わる800超の遺伝子変異も登録の予定で、難病の確定診断に生かせるようにする。将来的には健康な人のデータを増やし、がんや認知症などの
朝日新聞社は9、10の両日、全国定例世論調査(電話)を実施した。特定秘密保護法案の賛否について聞いたところ、「賛成」は30%で、「反対」の42%の方が多かった。 質問では、同法案について「国の外交や安全保障に関する秘密を漏らした人や、不正に取得した人への罰則を強化し、秘密の情報が漏れるのを防ぐことを目的としている。一方、政府に都合の悪い情報が隠され、国民の知る権利が侵害される恐れがあるとの指摘もある」と説明した上で、賛否を尋ねた。「その他・答えない」は28%だった。 また、特定秘密保護法ができることで、秘密情報の範囲が広がっていく不安をどの程度感じるか、4択で尋ねると、「感じる」と答えた人は「大いに」19%、「ある程度」49%を合わせて68%にのぼった。「あまり感じない」は22%で、「まったく感じない」は5%だった。
国会審議中の特定秘密保護法案について、テレビ番組に出演しているキャスターやジャーナリスト8人が11日、東京都内で記者会見し、反対声明を発表した。田原総一朗さんは「内閣が承認したら(特定秘密を)永遠に公開しないなんて、ばかばかしい法律があってはいけない」と訴えた。 法案について、声明は「取材・報道の自由は著しく制限され、国民の知る権利が大きく侵害されかねない」と指摘。会見で、鳥越俊太郎さんは「何が秘密かわからないからメディアが自己規制し、国民に応える報道ができなくなることを恐れている」と指摘。大谷昭宏さんは「国会議員は自分たちの権限が大幅に官僚にそがれることに気付いているのか」と述べた。 会見には、岸井成格さん、田勢康弘さん、金平茂紀さん、川村晃司さん、青木理さんも出席し、法案の問題点を指摘した。会見には出なかったが、キャスターの赤江珠緒さんと作家の吉永みち子さんも呼びかけ人に名を連ねた。
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