Windows SQL Server 2005サポート終了の4月12日が迫る、報告済み脆弱性の深刻度も高く、早急な移行を
Webサーバーも順調に増えた、となると次はデータベースが悲鳴を上げる頃です。データベースの増設と行きましょう。 はてなではデータベースにはMySQLを利用しています。MySQLは組み込みでレプリケーションをサポートしているので、これを使わない手はありません。レプリケーションを行い、マスターDBのコピーであるスレーブDBサーバーを作り2台構成にします。 レプリケーションは、データベースを複数台に増やし、且つその複数のデータベースが保持するデータを同期させるための仕組みです。レプリケーションされたデータベースのうち、元々あったデータベースが親、それ以外が子という親子関係になります。 親はマスター、子はスレーブと呼ばれ、マスターへの更新処理と同じ処理をスレーブに伝播させることでデータの同期が行われます。実際にはマスターからスレーブへ処理が伝播するのではなく、スレーブがポーリングを行ってマスターと
ログは管理者の味方であり、悩みのタネでもある。無償ながら強力なツール、Log Parserでログを自在に操ろう。 連載目次 英語の“log”は「運行記録」などの意味があり、情報システム管理におけるログは、さまざまなハードウェアやソフトウェアの「運行記録」を刻々と記録したデータである。システム管理者にとって、ログは複雑な存在だ。あるときはトラブルシュートの主役としてピンチを救ってくれる頼もしい相棒だが、日々作成されるログはさながら悪夢をもたらす洪水であり、作成されたログ・ファイルは物置のスペースを着々と占拠し続ける厄介者である。 システム管理者であれば、トラブル発生時に一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。「そんなこと、ログ見れば分かるでしょ」。これは事実ではあるが、ある意味管理者にとっては屈辱的な言葉かもしれない。コンピュータが文字どおり機械的に吐き出し続ける膨大なログから必要な情報
Google Docs & Spreadsheets この連載の第9回 巨大化するAjaxライブラリをシンプルにする新たな流れで、Google Spreadsheetsを紹介していますが、その段階ではまだまだ実験的なサービスという印象が強かったものです。しかし、ワープロ機能と併せ、正式なサービス(英語版)としてやって来ました。これがGoogle Docs & Spreadsheetsです。 これは、Webブラウザ上で動作するワープロと表計算ソフトです。つまり、対応するWebブラウザさえあれば、「インストール」という手順抜きで、どのパソコンからでも使用できます。保存するファイルも、Googleのサーバに置かれる仕掛けなので、データファイルを持ち歩く必要すらありません。しかし、HTML、 Word、 OpenOffice、 PDF等の形式で文書ファイルをダウンロードすることも容易であり、作成し
さて、サービスがオープンしてしばらく経ってくるとトラフィックも増えて、アプリケーションサーバーの負荷が高くなってくることでしょう。そこで、アプリケーションサーバーを増やすことになります。同じ構成のアプリケーションサーバーをもう一台作って対応します。 ここでふと気づくわけですが、Webサーバーがproxy×1+mod_perl×1の場合は、クライアントから受け付けたリクエストを振り分けて処理するといったことは意識する必要がありませんでした。 しかし、proxy×1+mod_perl×2になると、リクエストを受け取ったリバースproxy側では、どちらのアプリケーションサーバーにリクエストを転送するかを考慮する、つまりロードバランシングをする必要が出てきます。 結論から言うと、ロードバランシングもリバースproxyでやってしまうことができます。 Apache 2.2にはmod_proxy_bal
オムロンは10月25日、遠隔地から電源を制御するコンセント「RC1504」を発表した。価格は税込7万4340円で、11月25日より出荷される。 RC1504は、電源コンセントにリモートコントロール機能を持たせたユニークな製品。営業拠点に設置されたルータなどのネットワーク機器、POSなどの組み込み系機器、監視カメラ、アーケードゲームといった特定用途の機器に対してコンセントの出力を制御することで、管理者がリモートでシステムリセットやセキュリティ対策を行える。 ネットワーク機器を制御する場合は、RC1504から定期的にpingを送り死活状態をチェック、例えば「2分間隔でpingを発行して応答がないときは電源を切る」といったことが自動実行できる。条件の設定はWebブラウザやtelnet経由で行い、手動での電源オフ/オンも可能。また、NTPサーバに接続して、曜日・時間を指定してのスケジュール制御に対
実験用のDNSサーバを構築する場合は、例示/実験用のドメイン名を利用するとよい。このような用途に利用できるトップレベルドメイン名としては「example.com」「example.org」がある。日本向けドメインとしては「example.jp」「example.co.jp」「ドメイン名例.jp」などがある。 解説 DNSサーバを導入する場合、一般的には、正式なドメイン名を取得してそれを利用する。例えば社内にActive Directoryを導入したり、インターネットメールサーバなどを導入したりする場合、自社の組織名や実現するサービス、商品、ブランドなどに合わせてドメイン名を取得し、そのドメイン名を利用してDNSサーバをセットアップする。 だがテストや調査などの目的で、暫定的にDNSサーバシステムを構築する場合、いちいちドメイン名を取得するのは現実的ではない。面倒だからというだけでなく、テス
ヴイエムウェアは「VMware Infrastructure 3」のアップデート内容と、現在β版の移行ツール「VMware Converter」を紹介する発表会を開催した。 ヴイエムウェアは10月24日、10月はじめに米VMwareがインフラストラクチャ仮想化ソフトウェア「VMware Infrastructure 3」に含まれるソフトウェアのアップデートを発表したことを受け(関連記事参照)。アップデート内容に関する説明と、現在β版の移行ツール「VMware Converter」を紹介する発表会を開催した。 ヴイエムウェア代表取締役社長の三木泰雄氏は挨拶の中で、「直近の第3四半期の業績は前年同期比86%増となり、通期でも倍近い成長を数年間続けている。(仮想化)もはや新しい技術ではなく、市場に認知されたものと考える」と自社のビジネスが好調であることを説いた。 VMware Infrastru
本記事は、業務アプリケーション向けコンポーネントのベンダであるグレープシティのテクニカル・サポート担当に対して、実際にプログラマーから問い合わせがあった質問を取り上げて解説しています。 コントロールのフォントサイズが変更できない 以前はVisual Basic 6.0で開発していましたが、現在.NETでWindowsアプリケーションを構築しています。.NETでコントロールのフォントサイズをコードから変更しようとすると、「プロパティ 'Size' は 'ReadOnly' です。」というエラーが発生します。.NETではコントロールのフォントサイズを変更できないのでしょうか? Visual Basic 6.0(以下、VB 6)では、下記のようなコードでコントロール(ここではテキストボックスを想定)のフォントサイズを変更することができました。
かつては一部の人しか関心を持たなかったセキュリティは、今や一般的な話題になった。それにともない、ITセキュリティを担う人材に求められる役割も変化している。 かつては一部の技術オタクやニッチ分野のメディアの関心の対象でしかなかったITセキュリティが、この1年間で一般的なメディアでも取り上げられるようになった。 データの漏えい、ノートPCの盗難、巧妙なマルウェア(中にはユーザーの操作をまったく必要としないものもある)などのニュースが大きく報じられる中、一般の人々の関心も、IT専門家が以前から知っていた事実を反映するようになってきた。それは、ネットワークのセキュリティを維持するというのは容易ではないということだ。 セキュリティをめぐる一連の報道はIT部門にも戦慄を与え、セキュリティを脅かす大規模な侵入/攻撃を封じ込める自信を失っているIT部門も多い。 今やデスクトップとノートPCのセキュリティを
ホントは「おおっ、Myの便利さにマイった!」ぐらいのベタなタイトルにしようかとも思ったのだけれど、さすがに私のセンスが疑われそうなので、「脱帽」にとどめておいた。が、Visual Basic 2005(以下VB 2005)から利用できるようになった「My」は、そんなだじゃれの1つもいいたくなるぐらい妙に気になる機能だ。 Myの意味は「私の」だと、誰でもが知っているだろうが、「私って誰?」「なんで所有格のMyが唐突に現れるんだ?」と、多少とも英語を学んだ人なら、違和感を覚えたのではないだろうか。 答えからいうと、このMyは「私の」というよりは「VB 2005の」といった意味。VB 2005で利用できる便利な機能の集まりのことだと考えるといい。ちなみに、間投詞としてのMyには「おおっ」「おや」という意味がある。そこまで開発者がネーミングを考えたのかどうかは不明だが、使ってみるとなるほど便利だ、
「ディスク使用容量が制限を超えております」 いつも大忙しの律子さんですが、このところネットワークの方には特に問題もなく、毎日がこのままでいけたらなあ、と本業に励んでいます。 しかしながら、そんな状況が続くことはありません。 律子さんの会社ではメールと外部向けDNSサーバについてはホスティングサービスを利用しているのですが、ある日のこと、業者から【緊急】と書かれたメールが届きました。開けてみるとびっくりです。 お客さまにご利用いただいておりますサーバ"210.150.xxx.xxx"ですが、確認いたしましたところ、ディスク使用容量が制限を超えております。 空き容量がなくなりますと、 一部サービスの停止 ファイルの設置不可 メール配送不可 などが発生する可能性がございます。 また、容量に空きがない状態でファイルに書き込みが必要なプロセスが動作した場合、書き込み動作を繰り返そうとするため、サーバ
これまで、sargeにおけるアプローチを詳細に示しましたが、CentOSでも同様のアプローチを取ることが可能です。 調べ方はいっしょで、パッケージの特定や自動起動の停止/削除に使用するツールとしてaptcacheやupdate-rc.d、apt-get/aptitudeを用いるか、chkconfigやyumを用いるかだけが異なります。sargeでは、update-rc.dを用いて起動を停止するだけにとどめましたが、CentOSではパッケージの削除まで踏み込んでみましょう。 ただ、sargeとCentOSでは、初期状態が異なってたりすることもありますので、順を追って説明していきます。iptablesやSSHなどの設定手順などを事細かには述べませんので、すでに説明した内容を参考にして設定を行ってください。 今回のインストールには、CentOS-4.3.Server-CDi386.isoを使いま
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