2011年1月9日(日)に「Sandy Bridge」の開発コードネームで知られるIntelの新型CPU「第2世代 Intel Core」シリーズが発売されましたが、同シリーズに対応したチップセット「Intel 6」シリーズに不具合があることが明らかになりました。 同チップセットを採用したPCについては、回収や交換が行われるとのこと。 詳細は以下から。 Intel Identifies Chipset Design Error, Implementing Solution Intelのプレスリリースによると、同社が発売した第2世代「Core iシリーズ」の一部に採用されている「Cougar Point」というコードネームで開発されたチップセット「Intel 6」シリーズに不具合があることが発覚したそうです。 対象となるのは1月9日から出荷された同チップセット全てで、すでに出荷は停止しており
米インテルは2010年8月19日、セキュリティ製品を手掛ける米マカフィーを買収すると発表した。精力的に企業買収を進めてきマカフィーがインテルの買収提案に合意したのはなぜか。マカフィーで交渉に当たった企業戦略/ビジネス開発担当エグゼクティブバイスプレジデントのゲルハード・ワッツィンガー氏に聞いた。 インテルとはいつから買収交渉を始めたのか。 ビジネス上の付き合いが深くなったのは、3~4年前からだ。当時、データを暗号化する製品の処理性能を高める方法を模索していた。インテルは暗号化の処理を支援するチップの技術を持っており、これが連携を図る一つのきっかけとなった。 買収提案を受け入れた理由は。 今後、ネットワーク機器を取り巻く環境が劇的に変わる。将来に向けて有効なセキュリティ技術を提供し続けるために、体制を整える必要があった。 「エンドポイント」は2013年までに500億台 これからパソコンだけで
米Intelは8月、セキュリティ大手の米McAfeeを総額76億8000万ドルで買収することに合意したと発表した。IT業界で過去最大規模となるこの買収を通じて、IntelとMcAfeeはどのような展開を見せるのか。この買収交渉を担当するMcAfee 企業戦略およびビジネス開発担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント ゲルハード・ワッツィンガー氏に聞いた。 ―― IntelによるMcAfee買収の発表はIT業界以外でも大きな話題になりました。買収の背景にはどのような経緯があったのでしょうか。 ワッツィンガー氏 今回の買収はIntelが一方的に我々に提案したものではなく、両社の協業の歴史から自然の流れで合意に至ったものと言えます。我々とIntelの関係は4年ほど前にさかのぼります。最初はHDDの暗号化処理をハードウェア技術で高速化できないかという研究に取り組み、Intelの技術によって100倍
米Intelは8月30日、独半導体メーカーInfineon Technologiesのワイヤレス事業を約14億ドルで買収することで合意したと明らかにした。 Intelはこの買収によりWi-Fi、WiMAXチップにInfineonの3G機能を取り入れて強化したり、LTE製品の計画を加速したり、Infineonの技術をCoreプロセッサやAtomプロセッサに取り入れるとしている。Infineonはワイヤレス事業を手放すことで、自動車や産業向けの製品に集中するという。 両社は規制当局などの承認を経た後、2011年第1四半期に取引を完了する見込み。 Intelは8月に入り、Texas Instruments(TI)のケーブルモデム部門やセキュリティソフト企業McAfeeを立て続けに買収している。
8月19日、米Intelが米McAfeeを76億8000万ドルで買収することで合意したというニュースに、業界アナリストはさまざまな反応を示した。 両社の関係者は、買収によってIntelの製品群にセキュリティをより深く統合できるようになるとうたっていたが、この取引が合っているのか疑問に思っている向きもいる。 「IntelがPCプラットフォームを保護するためにフランチャイズを拡大したいのなら、McAfeeの買収は素晴らしい取引だ」と米Forrester Researchのアナリスト、アンドリュー・ジャキス氏は語る。「だが、セキュリティをOSに組み込む今のセキュリティアフターマーケットを、歴史のゴミ箱に残された中でましなものというように考えてみると、この取引はむしろ難題だ。そういう見方をすると、IntelのMcAfee買収は、自動車メーカーが馬車用ムチの大手サプライヤーを買収するようなものだ」
ニューヨーク(CNNMoney) 半導体世界大手のインテルが、セキュリティーソフトウェア大手の米マカフィーを77億ドルで買収する計画を発表した。両社の合併は財務的には帳尻が合っても、技術的には困難が予想される。 予想外とも思える買収だが、インテルは以前から、セキュリティーを最優先課題の1つとして挙げていた。しかし現在のようなセキュリティ各社との提携で十分とも思える中、なぜ買収が必要なのかとの疑問は残る。 インテル経営陣は19日午前、投資家向けの電話説明会を開いたが、この疑問に対する答えはほとんどなかった。買収によって「ハードウェアとソフトウェアの親和性と一体性が深まる」などと繰り返すばかりだった。 こうした中、オッテリーニ最高経営責任者(CEO)の「インテル株主にとっての価値」という発言には意味がありそうだ。インテルには178億ドルの手元資金があるが、配当金に回したいと同社が思える額はその
半導体大手の米Intelによるセキュリティソフトメーカー米McAfeeの買収は、単に2つの会社を合わせて1つの大きな会社にするというだけではない。Intelが自社の製品ライン全体で、セキュリティのレベルを引き上げると決断したことの表れでもある。さらに、Intelが重要性の高い独自製品を提供することで、米Cisco Systemsなどのネットワーク・通信機器ベンダーに対抗する準備をひそかに進めていることも示している。 Intelの方向性がうかがえる手がかりの1つが、同社が先に米Texas Instruments(TI)のケーブルモデム事業を買収したことだ。これもまた、数年前にケーブルインタフェース技術大手の米Scientific Atlantaを買収したCiscoに対抗する動きだ。Ciscoの買収はほとんどが表に出るものではなく、Scientific Atlantaのケーブルモデムは5年前と
米Intelは8月19日(現地時間)、セキュリティ大手の米McAfeeを買収することで合意に達したと発表した。買収は1株当たり48ドルの現金で行われ、総額は76億8000万ドルに上る。Intelにとって過去最大規模の買収となる。取引は両社取締役会の承認を受けており、株主の同意や規制当局の承認などの条件が整い次第完了する。 この買収により、Intelはモバイルワイヤレス戦略を強化し、モバイル端末とそれらを管理するサーバやクラウドネットワークを保護するセキュリティソフトウェアをハードウェアとともにコンシューマー、企業、政府に提供できるようになるとしている。同社は安全性を、省電力と接続性に並ぶ重要なコンピューティングの要素とみているという。 McAfeeは1987年創業のカリフォルニア州サンタクララに拠点を置く公開企業。コンシューマー、企業、政府、ISP向けに、ネットを通じた攻撃を阻止し、コンプ
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