第12回で述べたように、WshShellオブジェクトにはアプリケーションを起動するためのメソッドが2つある。RunメソッドとExecメソッドだ。Runメソッドは第12回で解説済みなので、今回はExecメソッドについて解説する。ExecメソッドはRunメソッドとは違い、起動するアプリケーションのウィンドウ・スタイルを変更したりはできないが、スクリプトを通じて起動したアプリケーションと通信できることが特徴である。Execメソッド自体は引数に実行するファイルのパスを取るだけであるが、戻り値(オブジェクト)を返す。それがWshScriptExecオブジェクトである。WshScriptExecオブジェクトを介して起動したアプリケーションと通信することが可能である。 まずは基本的な例を示す。 Option Explicit Dim objWshShell Set objWshShell = WScri
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