ソフトバンクモバイルは10月29日、屋外で開催される大規模イベントなどで、Wi-Fi通信が快適に利用できる、5.6GHz帯空間分割マルチチャネルWi-Fiシステムを開発したことを発表した。 このシステムは、Wi-Fiアクセスポイント装置とアンテナで構成されている。大容量のデータを通信するために、Wi-Fiアクセスポイント装置1つにつき6台の5.6GHz帯Wi-Fiアクセスポイントを実装。最大6チャネル(帯域20MHz×6チャネル)で通信できる。 このほか、同社が開発した「係留気球無線中継システム」で用いた係留気球に搭載できるよう、小型軽量化したWi-Fiアクセスポイント装置も開発した。係留気球無線中継システムは、災害などで通信障害が発生しているサービスエリアを迅速に復旧することを目的に開発されたシステムだ。 アンテナに関しては、利得が高く、指向性の鋭いアンテナを採用。同一場所に設置したWi
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