「日本のみなさん、一緒に頑張りましょう」。日本に対して厳しい姿勢を取ることが多かった中国外交部(外務省)の華春瑩(フア・ツンイン)報道官が、ツイートした日本語の投稿が話題になりました。投稿に目立っていたのは、「救患若一、所憂同也」という漢詩です。新型コロナウイルスをめぐって、助け合いの空気が生まれている両国。同じ漢字文化の国同士として「漢詩」を通じた交流が続いています。 【画像】恐い?かわいい?中国外務省の報道官が見せた「笑顔」 華春瑩報道官は、かつて厳しい顔がトレードマークでした。パンダの「香香」(シャンシャン)を日本の外務省の杉山(ShanShan)事務次官と勘違いした時、笑ってしまったことがニュースになるほど、いつも緊張感あふれる会見を取り仕切っています。 そんな華報道官は、中国の国内では使えないツイッターを2019年10月から開設。英語で発信してきました。そして、新型コロナウイルス