タグ

ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (12)

  • [書評]ぼくは日本兵だった(J・B・ハリス): 極東ブログ

    先日トゥイッターで、蛍雪時代、ラ講、百万人の英語といった話を少しして、「そういえば、J・B・ハリス先生は日人」という話を投げたら、驚かれた人がいた。2004年にお亡くなりなったJ・B・ハリス先生の国籍は日。戸籍名は平柳秀夫である。しかし、ハリス先生は産まれたときの英国籍の名前、James Bernard Harrisを自身のアイデンティティーとされていた。 英国人を父、日人を母として1916(大正5)年9月4日、神戸に生まれ、ほどなく横浜に転居しそこで育った。震災後は米国に移り暮らし、12歳で日に戻った。ジャーナリストであった父、Arthur Montague Harrisは、1933年、肺炎がもとで死去した。46歳だった。ハリス先生は当時16歳。残された母子は日国籍を選び、このとき「平柳秀夫」となった。日語は話せるものの漢字などは十分に読めず、軍人訓などを暗唱させられる兵役で

    sigh1175
    sigh1175 2009/11/24
    旺文社はぜひ文庫で復刊するかオンデマンド出版するかpdf販売するかしてほしいー。古書でも単行本はなあ……。
  • 米国オバマ大統領の核兵器廃絶論が行き着く平和: 極東ブログ

    「サイボーグ009」を衛星放送で見た。昨年だっただろうか。白黒番組で、かつてリアルタイムで見た記憶がよみがえり、不思議な思いに駆られた。私は知らなかったのだが、後、カラー・アニメになってからコスチュームが赤で襟巻きがやたらと長くなっていた。ビッグエックスとかパンマンのような白コスチュームだとずっと思っていた。カラー化作品ではキャラも少し変わっていた。元のサイボーグ009の各キャラは現代からすると考えようによってはとんでもないのだが、それが時代というものだろう。あのころのキャラはそれぞれに思い入れがあるが、赤ん坊の001も強烈だった。TVで見たのか雑誌で見たのか忘れたが、001の超能力で世界の核兵器が無効化されるという話があった。核廃絶の祈りはこうして世界に広まるのかと子供ながらに感動したものだが、後になって考えてみると、そんなの赤ん坊の夢という意味だよな、バブー。 赤ん坊の夢を未だに追っ

    sigh1175
    sigh1175 2009/09/14
    「プラハの春」って中学の歴史でやるんだっけ? まあ普通の人は多分覚えてもいないよね。それで学校教育が役に立たないとか平気で言うから度し難いが。
  • 民主党は給油活動についてマニフェストに明記していただきたい: 極東ブログ

    民主党がめちゃくちゃなことになってきた。そう民主党。自民党ではない。自民党については、小泉元首相が暗に言ってたように、ひとまず下野して立て直すしかないだろう。が、その前に民主党のほうが予想外の速さで壊れてきた。もちろん、「そうじゃないんだ、より現実的になってきたのだ、民主党鳩山代表の祖父鳩山一郎が自民党の初代総裁であったように、看板入れ替えて、新自民党になるのだ」という歴史を踏まえた意見もあるだろう。 どんな話か。難しい話ではない。日の政局に疎い外国からでもはっきり見えることだ。英国フィナンシャルタイムズ記事「Prospect of power softens DPJ’s US stance」(参照)が明確に指摘していた。なお、同記事は邦訳「民主党、対米姿勢を軟化 政権獲得の可能性を前に」(参照)もあるのでそちらを参照されてもいい。私は私で試訳を添えておく。 In recent year

    sigh1175
    sigh1175 2009/07/27
    安部元首相は浮かばれないよなあ……なんだったんだろうなあの時期は。
  • 成人の日に: 極東ブログ

    さっきNHKの「爆笑問題のニッポンの教養 成人の日スペシャル」(参照)という番組を見ていた。爆笑問題(漫才師)、立花隆(評論家・ジャーナリスト)、 糸井重里(コピーライター)、矢口真里(タレント・歌手)という面子。番組は現代らしく、40歳過ぎの面々が一様に、20歳になったからといって大人になったという自覚はなくて、そう思えたのは、40歳過ぎてから、人を雇うにようになってから、子どもができてからみたいな話だった。爆笑問題が二人とも40代半ば、糸井が60歳、立花が68歳で、矢口が25歳ということで、そうだな、俺みたいな50代はなかったが(今年で私は52歳になる)。 話の流れで、糸井さんにお子さんができたのはというのがあって、1981年と聞き、ふーんと思った。33歳くらいにできた子で今27歳くらいになるのだろう。その話はそこでぷつんと切れたが。 番組を見たのは偶然だったが、今日街中で成人式の女性

    sigh1175
    sigh1175 2009/01/14
    成人式で中学の同級生が事故死していたことを知らされたのを思い出した。20歳というのは自分にとっては、いつ死んでもおかしくないなと思い始めた歳。
  • [書評]この金融政策が日本経済を救う(高橋洋一): 極東ブログ

    「この金融政策が日経済を救う(高橋洋一)」(参照)というが出ると聞き、アマゾンで予約しておいたらひょっこり届いた。カバー裏に「書は、おそらく世界一簡単な金融政策の入門書です。数式を使わず、平易に、高校生でもわかるようにしました」とあり、確かに「簡単」というのもわからないではないのだが、高校生でこれは読めるだろうかな、名目金利や実質金利の話などは、例をあげて説明を割かないとわかりづらいのではないのかなとは思った。 内容的には、経済学的な面では「極東ブログ: [書評]霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」(高橋洋一)」(参照)で扱った新書とだいたい同じ、文春のほうが読みやすい感じはする。ようするにリフレ論です。 が、今回の光文社のものは、リーマンショック以降の状況を扱っているのと、かなり露骨に与謝野・白川失政を突いているので、露骨に言うと政府や日銀にすり寄っておきたいマスコミ系にとってはけ

    sigh1175
    sigh1175 2008/12/18
    "雑談だが、天才っていうのは、劣等感とか怨嗟でgdgdになっている人っていうのがさらりとしか見えないもんだったりする。"/もっと言うと、それを自覚していて、それで良しとしているんじゃないかな
  • フランス人は65歳から70歳が人生で一番幸せ: 極東ブログ

    先日NHKラジオ深夜便でフランスからの話を聞いていて、へえと思った。フランス人は65歳から70歳が人生で一番幸せだというのだ。年を取るとあまり幸せなことってないなと自分は思っていたので、意外でもあった。 話は個人的な感想といったものではなく、国立統計経済研究所の発表によるものらしい。同研究所はINSEEというので、ネットでオリジナル情報を探してみたが、サイトはわかったが該当情報はわからなかった。インターネットはフランス語の情報になるとてきめん不便になるような気がするが私がフランス語ができないせいものあるだろう。 統計は、1975年から長期にわたっての分析とのことで、特定の世代や景気の要素は排除されているらしい。つまり、フランス人にしてみると、概ね、65歳を過ぎると人生最高の幸せの時期となるとのことだ。いや、単純になぜなんだろ、うらやましいな、なにか秘訣でもあるのかとしばし思いを巡らした。

    sigh1175
    sigh1175 2008/12/09
    ツールを見ていると、道端にテーブルセット出して朝からひたすらワイン飲みつつレースが通り過ぎるのを待っているじいさん集団とかがよく映る/キャンピングカーでひたすらレースを追う老夫婦とか/ああなりたいなあ
  • 元厚生事務次官殺傷事件、雑感: 極東ブログ

    一応世相の記録(ログ)というだけで書くので、だから、このエントリには大した内容はないです。以下はブログとか読む暇人向け。その前に、殺害されたかたに哀悼します。 さて、私事その他いろいろあって(それほどでもないけど身近で不合理な死に遭遇したりとか)、またブログを書く気力がまたすっかり失われていたが、その間、元厚生事務次官殺傷事件があった。二例にすぎないが元厚生事務次官という意味のつながりが感じられ、印象としては政治テロかとも思えた。ただ、政治テロにしては明白なメッセージ性がいまひとつ弱いのと、警察が、わざとだとは思うが、小出しにする情報をつなぎ合わせると、リアル気違いかなという印象は濃くなる。そして、世田谷一家殺人事件のように迷宮入りかもという印象もあった。 が、昨晩、犯行者と思われる人物が警察に出頭した。名前も出されている。小泉。ネタかよと苦笑したがその後の経緯ではそうでもない。警察として

    sigh1175
    sigh1175 2008/11/25
    むしろ問題なのは、以前は「正常な犯罪者」が周到に準備しないとアクセスできなかったような情報まで「異常者」が簡単にアクセスできるようになった分、両者の見分けが行動からは付かなくなったことじゃないかな
  • 極東ブログ: 外国の軍人に関するごくつまらない話題だが

    ブログをやっていて世間で話題になっていることは、時代のログ(記録)としてできるだけ触れておこうと思うけど、それでも世間の空気があまりにも自分の理解を絶していることもある。ので、そんなときはちょっと避けていようなかなと思うようになった。というわけで現下そんなときかもしれないので、暢気に外国のつまらない話題でも取り上げるのがいいだろう。できるだけ日に関係ない話がいいだろうな。といえば、そうだな、日には存在しない軍についての米国の話題なんかがいいかもしれない。 スターズ・アンド・ストライプスというと、星と縞模様ということで米国旗のことだが、その名前がついた軍の新聞がある。米軍となにかと付き合いがうまれる沖縄でもよく目にしたものだが、東京でも、以前「極東ブログ: Google Earthで六木ヘリポートも見えた」(参照)で触れた米軍基地内にあり、知人が勤めていた。 私の理解ではこの新聞は米軍

    sigh1175
    sigh1175 2008/11/11
    外国の新聞からこういう事実を伝えてくれる人がいるのはすばらしい/思想が何者にも優先する国家というのはいいなあ
  • [書評]治療をためらうあなたは案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断(名郷直樹): 極東ブログ

    ああ、これになって出ちゃったのか、というのが率直な印象。「治療をためらうあなたは 案外正しい EBMに学ぶ医者にかかる決断、かからない決断(名郷直樹)」(参照)である。書評に書くかためらう部分もあるし、書くとなるとつい言いたくなることもあり、心が揺れる。一般向けに書かれて、一般の方が読まれると、戸惑う人も多いだろうし、だがそろそろ社会もこの問題に向き合うほうがよいと思うので、このは読まれるべきだろうし、その意味で、向き合いかたの一例として私もさらっと書いてみたい。メモ程度な気持ちで書いているので、そこはご配慮を。 このの内容を、やや粗暴だが一言でいうと、とか言って標題どおりなのだが、「治療をためらうあなたは案外正しい」ということだ。 いわゆる生活習慣病(こんな自己責任を押しつける病があるのは日だけだけど)や癌、花粉症、風邪、インフルエンザなど、私たちの社会が普通に直面する、ある意味

    sigh1175
    sigh1175 2008/11/04
    "一応私が死ぬまで、そしてニフティに課金できるまで"/この人のblogで、このネットゲーム用語(誤用としての)を見ることになるとは/言葉は使われかたによって規定されるといっても、表意文字でそれをやるのはね……
  • 福田首相辞任は驚いたし、詰めもよくわからない: 極東ブログ

    昨晩福田首相が辞任した。私はこの事態を予想もしていなかったので驚いたが、リアルタイムで会見を聞いていたら、それなりに彼の心情のようなものは伝わってきた。とはいえ、それからいろいろ考えてみても、どうしてこういう結論にしたのかという最後の詰めの部分はよくわからなかった。もっとがんばってもよかったのではないか。 組閣して一か月ほどなので、辞任までたいした間もない。ということは組閣時点ではそれで福田さんもやる気だったのだろうから、辞任の決意はこの一か月内の状況認識の変化だろうし、その状況認識というのは、すでにネタになりつつあるが「私は自分自身は客観的に見られるんです、あなたとは違うんです」ということだ。つまり、客観的に見て、そして奥さんにも内緒で孤独に決めたものだろう。毎度の森さんは動いてなかった、のかな。 そのあたりから突っ込む。産経新聞の飛ばし記事のようだが”【福田退陣】企画「政権崩壊」 公明

    sigh1175
    sigh1175 2008/09/02
    なんでもかんでも参院で拒否する民主党が最悪のガンとしか見えないんだけど、ガソリン価格の混乱とか世間は忘れたのかな。民主の勝手が混乱を招いただけにしか見えなかったんだけど。
  • 過去のメディアが今のメディアと競合する時代: 極東ブログ

    WTO決裂については今日の新聞各紙社説がそれなりにうまくまとめているし、こうした正論が新聞に書けている時代はまだいい、ということで、というか、たぶん今回のWTOは決裂以降が問題なわけなので注視しつつこの話題はブログではパス。で、雑談。 先日のエントリ「極東ブログ: [書評]グーグルに勝つ広告モデル(岡一郎)」(参照)だが、読後はよくわからなかったのだが、避暑がてらというのと、オリンピック騒ぎを逃げるために、DVDの映画とか古書とかを探しに街に出て、なるほどね、同書にあった過去コンテンツが現在のコンテンツと競合するっていうのは、けっこうアリなかと実感した。過去コンテンツがここまで膨れあがった文明っていうのはなかったわけだ。頭ではわかっていたけど、どうにも実感としてついてこれないでいたが、なんだかようやくわかってきてぞっとするものがあった。 蔦屋に行ったら巨人の星が全巻ある。私が見たことない

    sigh1175
    sigh1175 2008/07/31
    りびんぐゲームなつかしいwww(そこかよ/過去、今のように「過去の人間の成果がそのまま残っている時代」は無かった/これから人間は単調増加するデータを相手に生きる方法を見付けないといけないんだろうな
  • 極東ブログ: [映画]時をかける少女(細田守監督)

    細田守監督作品「時をかける少女」(参照)は2006年7月15日の公開なので私は二年以上経って見たことになる。気になっていた。夏雲を見上げたら、見るころじゃないかなと。見た。傑作でしたよ。これはすごいなと。これは大人の映画だなと。いろいろな見方があるだろうし、いろいろと感動(あるいは罵倒)を胸に溜め込んでいる人も多そうな感じはする。まあ、私が思ったことでも少し書いておきますか、くらいな話を以下に。 まいどまいど自分語りがくどくて申し訳ない。1957年生まれの私は1972年に放映されたNHK少年ドラマシリーズ「タイム・トラベラー」をべたに見ている。べたなターゲット層だし。深町くんことケン・ソゴルもよく覚えている。ラベンダーもこの番組をきっかけで知った。1983年大林宣彦監督映画「時をかける少女」は見ていない。原田知世も角川映画も好きだったがなぜだろうか。理由はよくわからない。ユーミンの「VOY

    sigh1175
    sigh1175 2008/07/30
    この人、大人だなあ/と30前の男が言うのもキモいが
  • 1