山林で大麻草を栽培したとして、熊本県警は熊本市内の私立高校3年生の少年(17)と知人の無職三村真弘容疑者(22)=同市城山大塘(じょうざんおおども)3丁目=を大麻取締法違反(栽培)容疑で逮捕したと24日発表した。2人とも容疑を認めていると説明している。 熊本南署によると、今年5月上旬、熊本市松尾町上松尾の山林に大麻草の苗を植え、8月22日までの間に7本を栽培したという逮捕容疑。三村容疑者は密売人から乾燥大麻を購入した際、「おまけ」として大麻の種子をもらい、4月に自宅で種を植え、高さ30センチほどに育てた後で近くの山林に植え直したという。高校生は5月に手伝いを頼まれ、三村容疑者が夜、山中の大麻草に水をやりに行く際、肥料を混ぜた水を入れたペットボトルを運ぶのを手伝ったという。 6月中旬、同署に「山林に大麻らしきものがある」と通報があり、署員らが張り込んでいたところ、8月22日夜に現場に来た