写真●来日したマリッサ・メイヤー副社長。今回は秋葉原、渋谷、築地市場などを巡ったという(写真撮影:中島正之) 「検索ユーザーの好奇心は無限だ。我々は検索技術の提供を通してユーザーの好奇心を刺激し、新たな利用法の発見を促す。それが世の中を良くする原動力になる」。米グーグルで検索技術と関連製品の事業を担当するマリッサ・メイヤー副社長は、来日会見でこう述べた(写真)。 メイヤー副社長はグーグルが提供する最近の検索機能や検索関連サービスの中で、特に人気の高いものを紹介。利用者がどのようにグーグル検索を活用しているかを示した。 まず言及したのが基本の検索アルゴリズムの改良だ。1998年にサービスを開始した当初のグーグルが利用していたのが、有名な「ページランク」。Webページ間のリンクを基に、ページの重要度を判定するというものだ。同社は改良を重ね、現在は200種類の指標を利用しているという。「当社の基