有田町の「しん窯」 神奈川、千葉の業者と 西松浦郡有田町の窯元「しん窯」(梶原茂弘社長)は、有田焼のポットと盆栽用小鉢を茶小売「茶加藤」(神奈川県)、盆栽園「福島園」(千葉県)と共同開発した。携帯電話ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」(コロプラ)に店を登録したことがきっかけで、互いのノウハウを出し合い、後引きしないポット、マンションにも置きやすいミニ盆栽鉢に仕上げた。ゲームをツールにした異業種交流によるアイデア商品として話題を呼びそうだ。 しん窯がコロプラの登録店を訪問し、交流を深める中で開発の依頼を受けた。ポットは茶加藤で2月ごろから、盆栽は福島園で販売している。 ポットは高さ10センチ、横幅17センチ。最後の一滴まで出る注ぎ口、親指のかかる突起を付けた持ちやすい取っ手が特徴だ。販売価格は5千円前後を予定する。 盆栽用小鉢は丸形(高さ4センチ、径9センチ)とマグカップ形(高さ7センチ、径