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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (11)

  • コロナ禍・ニューノーマルに適応するため暮らしを改善した - 山下泰平の趣味の方法

    大幅に暮らしを改善した結果、かなりマシになってきた。 私はずっと世の中から少し距離を置いて生活をしてきたので、前々から今どういう感じなのかよく分からないというようなことがあった。それで別に不自由してなかったんだけど、今はちょっと困る。このあいだも小規模な飲み会に誘われ、一般的に大丈夫な感じになっているのか、それともその人に常識がないのか判断するのが難しくかなり面倒くさかった。 他にも面倒くさいことは多い。これらを客観視するため以前にまとめてみたりした。 cocolog-nifty.hatenablog.com 毎日面倒くさいのはストレスである。こういう場合に私は『逃れられないストレスが発生したら別の場所のストレスを減らす』ことで対処してきた。ところが今回はなかなか上手くいかない。ウイルスや社会という巨大な敵を相手にしなくてはならないので、ストレスを減らすことがストレスみたいな感じで最悪であ

    コロナ禍・ニューノーマルに適応するため暮らしを改善した - 山下泰平の趣味の方法
  • レベルの低い人によるアドバイスについて - 山下泰平の趣味の方法

    カルピスの創業者三島海雲さんは「日一主義」というのを提唱している。「日一主義」とは、なにか問題が起きた時、物事を決定する際に、その道の第一人者に教えを乞うというものです。これは完璧に正しくて、優秀な人が効率的に物事を成功させるためには、とても役に立つ方法である。 その道に詳しい人に話を聞くというのは普通の人もしていて、なんかすっかな〜ってなった時に、気が向いたら知人でその分野に一番詳しい人に話を聞いたりする。だからごくごく普通の方法なんだけど、三島海雲さんは「日一主義」を徹底したから偉いみたいな感じだと思う。 それではその道に詳しくなくて、それどころか全ての分野において初心者という人物に、意見を聞く必要はないのか? ALL 初心者のアホに話を聞くメリットはないのかッ!! その答えを国民一人一人が自分の問題として探究して欲しいんだけど、考えるまでもなく無益だと思う。 無益だから全身初心

  • 『寄席は社会生活の維持に必要なもの』と日の丸弁当デー - 山下泰平の趣味の方法

    寄席は社会生活の維持に必要 コロナ禍の緊急事態宣言による無観客開催の要請に対して、いくつかの演芸場が『寄席は社会生活の維持に必要なもの』として有観客での公演をするらしい。これについてほとんどの人は好意的に受け取っているようだ。有観客で公演しているのに席がガラガラなら「密になるほど客がいない」など、ベタなことを言ってスベる芸人さんが出てくるかもしれないなとか、色々と思うところはあるんだけど、とにかく上手い落し所が見つかれば良いなっていう感想である。 私が理解していないだけかもしれないが、コロナ禍に伴う休業要請はよく分からないところが多い。古書店は休業の対象だけど、書店は対象じゃないなど理由は不明だが、それなりに考えてるんだろうから、感染が抑制されたらいいねぇとは思うものの、ちょっと気になることがある。世の中に余裕がなくなると、娯楽から止めさせようとする人たちが出てくることだ。彼らは真面目なこ

    『寄席は社会生活の維持に必要なもの』と日の丸弁当デー - 山下泰平の趣味の方法
  • 今年に導入された料理 - 山下泰平の趣味の方法

    年に何度か作る定番の料理ってのがあるんだけど、今年はわりと種類が増えた。その中でも良かったものを5つ選んで記録しておこうと思う。 ルー使わないカレー 市販ルーを使わないでカレーを作るようになった。玉葱を強火で炒めてカレー粉をまぶして、肉類を炒めて煮るみたいな感じで完成する。果物が入っている野菜ジュースも入れたりする。トロトロさせたい時には玉葱やトマトソースを大量に投入して処理している。 慣れた味は美味く感じるので、これまでは市販のルーを少し入れ続けていた。きっかけは覚えてないけど、入れるのを止めたら、それはそれで美味いといった感じだった。市販のルーを使ったカレーと比べると、小麦粉が入っていないので鍋とかを洗う時に楽だというメリットがある。 レシピはこれを基にして、それなりに手抜きして作っている。 www.balmuda.com カレー粉はこれを使っているけど別にこだわりはない。 ナイル商

    今年に導入された料理 - 山下泰平の趣味の方法
  • わりと頑張って書いたけどそれほど読まれなかった記事一覧 - 山下泰平の趣味の方法

    私にはたまに狂ったように、ひとつのことを調べる時期がやってくる。後に気が向いたら、調べた結果をまとめて記事にすることもある。狂ったように調べるくらいだから、私はものすごく面白いって思ってるわけだけど、それがどのくらい読まれるのかは分からない。思っていた以上に読まれることもあるし、全くダメな時もある。 読まれるものと、読まれないものの差はよく分からない。ただわりと頑張ったけど読まれなかったものは供養してあげないといけないなっていうのがあって、その一部を書き換えてに入れてみたり、別の記事で紹介したりする。 そんなことをした上で、それでも実に読まれなかったなといった思いが残るものがあるので、日はリストにしてまとめてみようと思う。 無茶な旅行関連の記事 明治にわりと下の階級に生れちゃった若者が、社会のルールを踏み破ろうとする様子にずっと興味を持っている。方法は色々あるのだが一番好きなのは旅行

    わりと頑張って書いたけどそれほど読まれなかった記事一覧 - 山下泰平の趣味の方法
  • 明治四二年の雑で粗削りなフェミニズム - 山下泰平の趣味の方法

    明治四二年に雑で粗削りなフェミニズム運動が発生していたので、10000文字程度の記事にまとめた。お時間のある時にでもどうぞ。 かって二つの事件があった 「おきみ」事件の顛末 「二十六女」を助けようとした人々 「おきみ」と「二十六女」 妙な形の文化が形成される頃合い かって二つの事件があった 明治四二年に日統治時代の朝鮮で発行されていた『京城新報』において、二つの小さな事件が起きた。読者投稿欄「平民文庫」と「相談相談」コーナーを舞台に巻き起こった騒動で、登場人物は酌婦の「おきみ」と新聞記者の「風聞子」、そして「二十六女」である。現在ならばフーンで済んでしまいそうな事件ではあるが、じっくり眺めてみるとなかなか面白い出来事である。というわけで、事件が発生した舞台の背景を解説してみよう。 まずは「おきみ」事件である。 京城新報は日統治時代の朝鮮で 1907年1月から1912年2月まで発行され

    明治四二年の雑で粗削りなフェミニズム - 山下泰平の趣味の方法
  • 大正時代の健康法を5年くらい実行してたら普通になったので1万文字くらいかけて紹介する - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治やら大正時代が好きで調べてる。それだけじゃなくて、当時流行してたことを実際にやってみるのも好きだったりする。昔だから今より全てにおいて水準が低いので、実行してもあんまり意味ないんだけど面白いからやってる。 大正時代の健康法も実践してることのひとつで、特に効果とかないけど害もない。ものすごい普通さである。しかしイカれた健康法を続けていると、なんか面白い気分になる。面白くて普通なのは最高だと思う。というわけで私が実際にやってる健康法を紹介をしていく。 一応は書いておくけど、心身健康な人は紹介する健康法を別にやっても良いと思うけど、病気の人は病院に行ったほうが良いと思う。明治大正の健康法より現代医学のが強い。そして基的に明治大正の健康法は、気合があったら健康になる! 気合を入れろッ!! 魂で勝負だッ!!! ってのが多い。 病気の人は気合とか意気とか魂に勢いがない。 だから明治大正の健康

    大正時代の健康法を5年くらい実行してたら普通になったので1万文字くらいかけて紹介する - 山下泰平の趣味の方法
  • 明治文化を理解するために必須の概念『簡易生活』について - 山下泰平の趣味の方法

    簡易生活があった! ここ最近、簡易生活というのを調べている。明治から終戦くらいまで流通していた今でいうところのライフハックなんだけど、かなり広い分野に影響を与えていてなかなか面白い。 私が以前から調べている『講談速記』と同じく、知らなきゃ明治の文化は正しく理解できないんじゃないかなって思う。 日文化にはとても良いものが多いんだけど、太平洋戦争っていう大事件を挟んでしまい、かなり歪んだ形で現代に伝わってしまっているものも多い。簡易生活もやっぱりそれで、来の姿を知っておくと、現代文化を理解するのにも役立つかもしれない。 簡易生活があった! 簡易生活の難しさ 簡易生活とは? その始まり 簡易生活が社会に与えた影響 簡易生活の変化 備考と感想 簡易生活の難しさ 明治から大正昭和初期の文学作品、エッセイ、実用書や雑誌から、建築関連の書籍にまで、簡易生活という文字列がよく出てくる。しかし多くの

  • 社会性ないのはヤバいんじゃないのかと気付きつつある - 山下泰平の趣味の方法

    私の社会認識 ここ数年で気付いたんだけど、私はあんまり社会性がないらしい。らしいっていうのは、まだ実感がないからなんだけど、社会性のない人は社会のことを曖昧にしか理解していないと思われる。 私の事例だとかなり最近まで職場や学校なんかの集団がいる場所での行為っていうのは幻覚みたいなもので、みんな冗談みたいな雰囲気で参加しているっていう認識であった。それじゃ飲店等の人がいる店に行くのも夢なのかっていうと、それは状況やら時間による。それでみんな1人の時に、生きてる実感を得るみたいな曖昧な感じである。 冗談のわりに人間って国とかすごいマジで作ってるわけだけど、その辺りをどう処理していたのかというと、人類は生物としては弱者なんで、集団を構成せざるを得ない。安全に1人でいる状況を作るため、国とか作ったんだろみたいな曖昧な雰囲気である。面倒クセーし興味ないからあんまり真面目に考えたことなかったけど、だ

    社会性ないのはヤバいんじゃないのかと気付きつつある - 山下泰平の趣味の方法
  • オリンピックでサマータイムがマジだった - 山下泰平の趣味の方法

    最近スゲー暑いしオリンピックでサマータイムを導入しますッ!!!みたいなニュースがインターネットに流れてて、またインターネット糞サブ野郎が、換気扇のファンにくっついてる黒いネバネバそっくりのジョークを披露しているのかーって思い、我知らず笑みがこぼれたんだけど、オッさんがマジでオリンピックでサマータイム導入するとか発言しててヤバかった。最近は世の中狂いすぎていて、テレビがないとインターネットの記事ががコラ画像に見えてしまうっていう弱点が出てきましたね。 これまでサマータイムを導入して最高の気分になったっていう事例ないのに、なぜサマータイムを導入したいのか? 絶対に駄目なサマータイムを導入するっていうのは、飲んだら絶対に全身に気色の悪い斑紋が出る上に、常に耳の裏から臭い汁がドバドバと滲み出る毒を飲むのと同じである。絶対に全身に気色の悪い斑紋が出る上に、常に耳の裏から臭い汁がドバドバと滲み出る毒を

    オリンピックでサマータイムがマジだった - 山下泰平の趣味の方法
  • 戦時中に生きてた人の面白い話が読める PDF を紹介します - 山下泰平の趣味の方法

    昔の話は面白い 私は明治あたりの娯楽物語を読むのが趣味なんだけど、実際見たッ!!! みたいな話はメチャ面白い。 『上野合戦 桃川燕林 口演 今古堂 明治二七(一八九四)年』は、いわゆる講談速記で、講談師が語ったことを速記したものである。演者の桃川燕林は、実際に上野の戦争で官軍に捕まってしまい、殺されそうになったんだけど、たまたま燕林を知ってる人が通り掛り、「そいつは講談師だッ!!」って絶叫してくれたため助かった……という風に、こんな知ってもあんまり意味がない話が面白すぎる。 明治に限った話ではなくて、ジイさんやらバアさんの話は面白い。 私の知人のジイさんから聞いたものだと、戦時中にずっと塩を作り続けたって話がものすごく良かった。その人はいわゆるエリートで、大学を卒業し、そこそこ偉い人として戦争に出る予定だったんだけど、肺の病気になってしまい、日国内に留まることになる。で、なぜか肺の病気

    戦時中に生きてた人の面白い話が読める PDF を紹介します - 山下泰平の趣味の方法
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