![【特集】 そろそろ年末年始。不要なパソコンを「自宅にいながら無料で」回収してくれる2つの方法を紹介](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49ed0aba441626d432e5a213b3fc2f22c5609be2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fpcw%2Flist%2F1552%2F954%2F01.jpg)
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する「未踏ソフトウェア創造事業」は、個人又は数名のグループを対象として、独創的なソフトウェア技術や事業アイディアを公募し、その開発を支援する制度だ。 その2007年第I期で採択された案件の1つが美崎薫氏の「PilePaperFile」である。美崎氏は、BTORNや超漢字、ユビキタス環境をテーマにした書籍の執筆でも知られている。 採択理由は、「重ねた紙,綴じた紙、広げた紙をモチーフとした統合デスクトップ環境の提案である。本開発者はこれまでにも極めて多数のラスタデータを閲覧する環境を提案してきたが、今回の提案は紙のパラパラ感、書店の平積み台の一覧感をデスクトップ上にいかに表現し、操作できるようにするかがチャレンジとなる。特に操作に関してはジェスチャの利用を考えているようだが、その再考を条件に採択とする」とされている。 今回は美崎氏本人に「PilePa
●ビジョナリーが夢見るのは数百年後の世界 数年先のPCや家電の規格とか、Webやケータイの新しいサービスとか。IT業界の大きなテーマが、本当はいかに小さいか、この人に会うとよくわかる。 “この人”とは、アラン・ケイ(Alan Kay)氏。メインフレーム主流の時代に、パーソナルでダイナミックなメディア「Dynabook(ダイナブック)」を構想し、先進的アイデアを詰め込んだワークステーション「Alto(アルト)」の開発でも中心的役割を担った伝説的人物。未来を予測する最良の方法は未来を発明することだとの名言を自ら実践してきた、最高のビジョナリーの一人だ。 だが、著名な学者やビジョナリーの中でも、ケイ氏はちょっと毛色が違うように思う。米国のビジョナリーには、起業したり企業の顧問になったり、あるいは自分の大学への企業の寄付集めに熱心だったりと、ビジネスと深い関わりを持つことで自分のアイデアの実現を図
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