AppleとGoogleのクラウド戦略の比較。あるいはGoogleがまたイマイチかもしれない可能性 Appleの「iCloud」発表を受けていくつか興味深い記事を読んだので、メモしておきたいと思います。 AppleにとってのデジタルハブはMac→iCloudに この10年間、Appleはパソコンを、ユーザーのあらゆるデジタル音楽や写真、ビデオ、文書などを保存、管理する中央デジタルハブとして扱ってきた。(中略)この秋にiOS 5が公開された時、Appleはこのデジタルハブを、iCloudでオンラインに移すつもりだ。 Apple、デジタルハブをMacからiCloudへ移行 AppleはiCloudを「デジタルハブ」と位置づけると。デジタルハブとは何ぞやといえば、「データの中継点(かなりのデータについては集積もするよ)」といった感じで捉えておけばいいでしょうか。 一方で、Appleにとって、M
Appleのクラウド クラウドに対するAppleのアプローチは、Googleのものとは異なっている。Appleはクールなものごとすべてを空の彼方にあるコンピュータで実行することがクラウドだとは考えていない。同社は、あらゆることをクラウド上で行おうとはしておらず、その必要もないと考えている。むしろクラウドのことを、すべての列車が定刻通りに運行し、正しい目的地に向かっていけるよう責任を持つグランドセントラル駅の輸送指令員と捉えているのだ。 AppleはWWDC 2011で6日に発表したiCloudによって、データの流れを統制するのではなく、組織的に調和させるかたちでクラウドを使用することになる。つまり、同社のクラウドはアプリケーションや楽曲、メディア、文書、メッセージ、写真、バックアップ、設定などの中央リポジトリとして機能することになる。10年前、AppleやMicrosoftは、それぞれMa
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