こんにちは、はるのゆきです。 西加奈子さんの『i』を読みました。 ネタバレを含みます。 あらすじ アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてやってきたアイ。 内戦、テロ、地震、貧困……世界には悲しいニュースがあふれている。なのに、自分は恵まれた生活を送っている。 そのことを思うと、アイはなんだか苦しくなるが、どうしたらいいかわからない。 けれど、やがてアイは、親友と出会い、愛する人と家族になり、ひとりの女性として自らの手で扉を開ける―― たとえ理解できなくても、愛することはできる。 世界を変えられないとしても、想うことはできる。 西加奈子の渾身の叫びに、深く心を揺さぶられる長編小説。 Amazon 内容紹介より 感想 どんな作品?に答えるのが難しい 本作は、題名である『i』がテーマとなっています。 『i』とは何か? ⭐︎虚数の『i』 ⭐︎英語で私を意味する『I』 ⭐︎日本語での『愛』