あまり「ジャイアントキリング」に見えない試合だった。6月12日に町田GIONスタジアムで行われた第104回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦は、筑波大学がPK戦(4-2)の末にFC町田ゼルビアを退ける幕切れだった。 J1首位が大学生に敗れたのだから、番狂わせには違いない。ただ筑波大は勝っても不思議がないサッカーをしていた。逆に町田はチーム事情や悲運があったにせよ、拙い試合をしたわけではなかった。 今回の天皇杯2回戦は国際Aマッチデーの開催で、町田はU-23も含めて4名(谷晃生、オ・セフン、平河悠、藤尾翔太)の代表選手を欠いていた。また6月5日、9日にルヴァンカップのセレッソ大阪戦を終えていて、中2日の15日には横浜F・マリノスとのリーグ戦が組まれている。 昌子源、イブラヒム・ドレシェヴィッチ、林幸多郎、柴戸海といった主力もベンチから外し、町田は筑波大と向き合っていた。とはいえ、それはカッ
![筑波大はJ1首位・町田をどう倒したのか? 学生コーチ、選手が語る勝因とその組織 - スポーツナビ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c3a07206e79a0966ed042ddfac9941db257790de/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsports-pctr.c.yimg.jp%2Fdk%2Fiwiz-sports%2Ftext%2Fimages%2F2024%2F0614%2F2024061400001-spnavi_1718321919_view.jpeg)