かつて高い人気を誇ったソーシャルネットワーキングサイトFriendsterが身売り先探しを銀行に依頼したと、同社の事情に詳しい情報筋が明らかにした。 サンフランシスコに拠点を置くFriendsterが、サンタモニカのブティック型投資銀行Montgomery & Coに、同社の買い手を探すように依頼していたことがCNET News.comの取材で明らかになった。前述の情報筋によると、複数のFriendster幹部がインターネットメディア企業数社に買収を打診したという。 Friendsterは今年に入り、自ら買収先を探していた。ある情報筋によると、同社は当初、売却価格をおよそ2億ドルに設定していたが、その後値下げし、現在の価格は5000万〜1億ドル程度だという。 2002年に設立されたFriendsterは、世界初の最も高い人気を誇るオンラインソーシャルネットワークの1つとして一世を風靡した。