![CA1777 – 動向レビュー:利用者要求にもとづくコレクション構築:大学図書館における電子書籍を対象としたPDAを中心に / 小山憲司](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
出典:各ツール提供元のウェブサイト等の情報を基に筆者が作成(30)。 3.4. その他の機能 取り込んだメタデータやフルテキストを他ユーザと共有する機能を持つ文献管理ツールもあり、EndNote Web、RefWorks、Mendeleyでは共有が可能である(32)。 また、携帯電話やスマートフォン等のモバイル機器への対応については、EndNote WebとRefWorksはモバイル用のサイトを用意し、MendeleyはiPhone/iPadアプリを提供している(33)。 4. 大学図書館のサービスとしての文献管理ツール 4.1. サービスにおける位置づけ 商用の文献管理ツールを契約している大学図書館は国内でも少なくないが、その理由は何であろうか。 大学図書館の第一義的な使命は、大学内の研究者や学生の研究・学習活動を支援することである。大学図書館は、従来、OPACをはじめとするデータベ
文献情報管理ツールを使うと、電子ジャーナルや書誌データベースから収集した文献情報の管理や、レポート・論文を作成するときに必要な参考文献リストを簡単に作成することができます。 このページでは代表的な文献情報管理ツールであるRefWorks、Zotero、Mendeleyの機能比較や特徴を紹介します。基本的な機能はどのツールも共通ですが、それぞれ強みとしている部分もあります。ご自身に一番合った文献情報管理ツールを選んでご活用下さい。 RefWorksの説明・ログイン Zoteroの説明・ログイン Mendeleyの説明・ログイン 文献情報管理ツール比較表 RefWorks、Zotero、Mendeleyの機能比較表です(このページの情報は2012年9月21日現在のものです)。 ※この資料はDean Giustini氏作成の資料を参考に、各ツールのベンダー・トレーナーの監修のもと作成しました。
記念展示会「関西の図書館100年,関西館の10年」を企画して 国立国会図書館関西館では,2012年10月1日から31日の期間,「関西の図書館100年,関西館の10年」と題する展示会を開催する。本展示会は関西館が開館10周年を迎えるにあたっての記念行事の一環で,筆者は企画の段階から関わった。 展示内容については検討の段階から色々なアイデアが挙がっていたが,今回の展示では,“図書館の歴史”を取り上げることにした。その理由はいたってシンプルである。展示を通じて,「図書館のことをより多くの方に,もっと深く知っていただきたい」ということに尽きる。 本誌読者の方はご承知のように,図書館は実に様々な業務を日々行っている。資料提供やレファレンス・サービスなどの直接的な業務もあれば,収集整理業務をはじめとして,カウンター越しには見ることのできない裏方の業務も数多く存在する。関西館が行っている図書館協力事業や
ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議<報告> 「2012年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC-2012)」(E988,E1121,E1232参照)が,2012年9月3日から7日にマレーシアのサラワク州クチンで開催された。 12回目となる今回は,「グローバルな課題に取組むためのメタデータ」をテーマに掲げ,Knowledge Technology Week 2012の一環として,人工知能やマルチエージェントを研究領域とするPRICAI及びPRIMA等の会議と合同で行われた。DC-2012には,日本からの7名を含む約50名が参加し,例年に比べて小規模ながらも,セマンティックウェブにおけるメタデータに関する最新動向の共有や意見交換が活発に行われた。 3日間の本会議に先立ち,3日及び4日のプレカンファレンスでは,セマンティックウェブ技術を適用したメタデータの設計・開発に必
北米大学・研究図書館でのボーンデジタル資料の管理の実態 北米研究図書館協会(ARL)が,報告書シリーズ“SPEC Kit”の329号として,“Managing Born-Digital Special Collections and Archival Materials”(2012年8月付)を刊行した。この報告書は,2012年2月から3月にかけて,ARLが加盟126館に対してボーンデジタル資料に携わる職員体制,収集・処理ワークフロー等に関する調査を実施し,それに回答した64館の結果をまとめたものである。調査結果からは,59館(回答館の92%)がすでにボーンデジタル資料の収集を実施,残る5館も収集を検討している等,北米の大学・研究図書館が熱心に取組んでいる様子が明らかになった。以下,報告書の要約文書を元にその内容を紹介する。 職員・組織体制 ボーンデジタル資料の収集管理担当職員数は,フルタイ
オープンアクセスの未来に大学図書館の役割として残るものは 2002年にブダペストオープンアクセス運動(BOAI)によってオープンアクセス(OA)を提唱するブダペスト宣言が発表されてからはや10年になる。その間国内外で様々な取組みがなされ,数多くの資料がOAとして利用できるようになってきている。一方でそれは図書館が蓄積してきた膨大なコレクションの価値が相対的に低下していくという可能性をはらんでいる。では,OAの発展した未来における大学図書館の役割はどのようなものであろうか? このような問題意識に基づくレポート“Moving towards an open access future: the role of academic libraries”(2012年8月付け)が英国の学術出版社であるSage社より発表された。これは同社が4月に英国図書館(BL)で開催したラウンドテーブルの議論をまとめ
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