「まるで頭に霧がかかったようだ」 そのように思うことはありますか。思考がうまく働かず、人と会話するのも、文章を読み書きするのも、ちょっとしたことを記憶するのも煩わしい。 こうした慢性疲労症候群(CFS)独特の症状は「ブレイン・フォグ」(brain fog)と呼ばれるそうです。近縁の病気である線維筋痛症(FM)の場合もファイブロ・フォグ(fibro fog)というのが知られています。 このエントリでは、ブレイン・フォグとは何か、そしてどう対処できるかという点を探りたいと思います。うつ病の場合の思考に霧がかかった感覚についても触れています。 ブレイン・フォグとは さまざまな病気において、脳の血流が妨げられると、顕著に現れるのが、思考に靄がかかったような状態です。この症状は、CFSではブレイン・フォグ、メンタル・フォグ、FMではファイブロ・フォグなどと呼ばれます。 ブレイン・フォグは一般には高次
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