PC互換機で利用されるハードディスクには、「パーティション」と呼ばれる論理的な区画が設定され、各区画の中にOSやデータを格納するためのファイル・システムが作成される。ディスクを利用するためには、最低でも1つのパーティションが必要である。実際のパーティションの構成はシステムによって大きく異なるが、一般的にはディスク全体を1つのパーティションにして、そこにOSやアプリケーション、ユーザーのデータなどをすべて格納することが多い。だが複数のパーティションを用意して、OSとユーザー・データを分けて管理したり、複数のOSをインストールしたりすることもある。またメーカー製のプレインストール・システムでは、システムのリカバリなどに利用する、特別なパーティションがあらかじめ確保されていることもある。 ディスクの中にどのようなパーティションが存在しているのかという情報は、ディスクの先頭にある「パーティション・