プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬効果とも呼ばれており、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒することを意味する。だがそのメカニズムは完全には解明されていない。 プラセボ効果は絶大なる威力を発揮する。ある研究では、偽物の鎮痛剤を処方された患者は、それが偽薬と明かされた後でも引き続き鎮痛効果を得ていたそうだ。 だが、そこにはちょっとした秘訣がある。それは脳の学習機能にあるようだ。 こうした鎮痛効果を引き続き得るためには、治療には効果があると十分な時間をかけて患者に信じ込ませることが条件なのだ。人は思い込みの力で自然治癒力をアップさせてしまうようだ。 継続的に鎮痛効果を得ていたのは、実験を4回受けてから種明かしをされた患者で、1回しか受けていない患者は、鎮痛効果を得ることがなかった。 [画像を見る] 研究の中心人物、米コロラド大学ボル
![プラセボ効果の威力恐るべし。それが偽物だと明かされた後でも効果が持続する。その理由とは?(米研究) (2015年7月30日) - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d7eb2be02199c732b97c0c344b2ff46da5c8886/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FKarapaia%2FKarapaia_52197466_1.jpg)