「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」。電車内での化粧を控えるように呼び掛ける東急電鉄の啓発広告が物議を醸したのは約2年前のこと。そして今、論争が再燃している。きっかけは「盛り鉄女子」という造語だ。彼女たちはなぜ公の場でお化粧をするのか?【鈴木美穂】 若者言葉で「盛る」とは、「派手めの化粧」を意味する。車内で化粧をしている女性を「盛り鉄女子」と命名したのは、コラムニストで鉄道ファンの東(あずま)香名子さん(34)。「乗り鉄」の語感を生かした効果もあったのか、インターネット上で広まっている。きっかけは、東さんが東洋経済オンラインに執筆したコラムで、タイトルは「電車内で化粧する女性は許せる? 許せない?」。コラムが3日に配信されると、たちまちネットニュースの上位に躍り出た。「車内化粧が長年、なくならないことに業を煮やしたのが執筆の動機でした」 実情はどうなのか? 記者は今月上
![特集ワイド:電車内化粧、論争再燃 時間がない/仕事忙しい/テスト近い… 「盛り鉄女子」そのココロは | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95dba23de79d094fc63b03c64ed42257f4bf6426/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F07%2F23%2F20180723dde001010001000p%2F9.jpg%3F1)