過去を変えることはできないけれど、過去の意味を変えることはできます。 単純な例だと、電車に乗り遅れるのは不運なことだけど、乗り遅れたから偶然、昔の知り合いに再会して、その人の紹介で恋人ができたとか。第一志望の大学に落ちて、しかたなく入った大学で生涯の目標を見つけたとか。 その後の展開によって、不運な過去が幸運に変わります。 そういうのはおめでたい考え方だと思っていました。 でも、実際にそう考えることを習慣にしている人がいるみたいです。 たとえば、フィンランド人のヘンリク君。 3年前の夏にホームステイで受け入れ、今年の3月に再来日。「育ちがいいとはこういうことなんだ」と痛感させられることばかりでした。 初めてのホストファミリーでおろおろ心配しているばかりの私は、よく彼から「It's not a big problem.(大した問題じゃないよ)!」と言われたものです。 彼は「日本留学を必ず成功
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