米新興ニュースメディアのバズフィードは人員を15%削減する。報道部門「バズフィード・ニュース」は閉鎖する計画だ。ジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)が20日、従業員向けのメモで明らかにした。 バズフィードは全体の従業員1200人のうち、約180人を削減する。幹部では、エドガー・ヘルナンデス最高レベニュー責任者(CRO)とクリスチャン・ベイズラー最高執行責任者(COO)が退社する。 ペレッティ氏は報道関連の取り組みについて、バズフィード・ニュースへの投資は終了し、もう一つのニュース部門「ハフポスト」に集中する方針を示した。これまではバズフィード・ニュースの「仕事や使命に強い愛着を感じていた」ために、過剰に投資する結果になったという。 ペレッティ氏は、バズフィードが直面する問題の一部は経営陣に責任があるとの認識を示し、「CEOとしてもっとうまく対処することもできたかもしれない」と述べた。