ブックマーク / www.ienotomo.com (21)

  • 【空間】=「求めすぎないこと」で得られる「シンプル」の効果。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    住宅のかたちに左右される生活など、あってはなりません。人間が空間をねじふせながら、いかようにでも使いこなしていく。そんな創造力が住宅と生活の原点です。 Contents. 空間ごとの使用頻度を見極める 最初から空間を間仕切りしない 建築にねじ伏せられない暮らし 空間ごとの使用頻度を見極める わずか20坪でも開放感あふれる住宅があります。 地方などでは、60坪もの広さがあっても、一歩屋内に入るととてつもない閉塞感を感じる住宅もあります。 どんなに広い面積でも家族の人数分の部屋、仮に、その人数分の書斎や趣味室もほしいなあ…と考えていくと、いくら面積があっても足りません。 いわゆる小間割りされた部屋が限られた面積のなかにギュウギュウ詰めにされてしまうと、いかに住みにくい住宅になってしまうか、想像に難くないと思います。 そんな家がいまの日のスタンダードになって、どのくらい経つでしょう。 いくつ部

    【空間】=「求めすぎないこと」で得られる「シンプル」の効果。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/09/27
  • 【撮影】=少しの工夫でプロ並みの「建築写真」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    新築やリフォームの完成時に、記録として写真に残しておきたいという人は少なくありません。ビルダーから撮影の依頼があった際、私は必ずビルダー用のデータとプリントとは別に、施主の記念用にとDVD1枚とフォトブックをセットで納品するようにしています。引越しを終えたばかりの頃は室内が雑然としていますし、数年経ってからでは、どんなに整理整頓しても、入居直前の空間を見ることはできないからです。プロは、一眼レフを三脚に備え、主に広角レンズを使って撮影し、最後は現像ソフトで調整するなどのプロセスを経ます。ここではみなさんお手持ちの(コンパクト)デジカメで撮影することを前提に、手間をかけずに、建築写真を撮れるコツをまとめています。一眼レフのお持ちの方にも参考になる手法です。カメラの機種やレンズの解像度、ノイズの問題などは、大きな問題ではありません。できるだけプロに近い状態、少しでもきれいな状態で記録することが

    【撮影】=少しの工夫でプロ並みの「建築写真」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/08/03
  • 【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    思考があって言葉があって、行動になる。うなづけます。以前も「性格は『顔』ではなく短い『言葉』に――」で自分と照合してみましたが、なるほどと思うところが多々ありました。自分なりの統計や考えと照らしてまとめてみました。 Contents. 1.心の状態は部屋に現れる。 2.寂しさは金遣いに現れる。 3.気品は言葉遣いに現れる。 4.性は別れ際に現れる。 5.哀愁は色気に現れる。 6.我慢は怒りに現れる。 7.感謝は謙虚さに現れる。 8.余裕は優しさに現れる。 9.決断は未来に現れる。 10.偶然は必然的に現れる。 11.運命の人は探すのをやめると現れる。 12.生きざまは顔つきに現れる。 1.心の状態は部屋に現れる。 これは難しいところです。 美人で清潔感があって、おしゃれな人と思っていても、お宅におじゃますると、信じられないくらいのゴミ屋敷だったという経験が何度もあります。 あまり約束は守

    【思考と言葉】=言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/07/06
  • 【断熱・気密】=ストレスから身を守り、一生涯の家計まで直結する「住宅性能」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    クルマを購入する際には、燃費など性能=スペックを確認して、購入します。しかし、人生でいちばん高い買物といわれる住宅建築の際、燃費や耐震性、耐久性、耐火性などのスペックを確認して建築に臨む人は多くありません。残念ながら、日住宅の品質は規格があるようでいまも多くはバラバラですし、年間の光熱費が10万円の住宅もあれば、30万円かかっても暑い寒いの住宅までふつうに存在するのです。この際、住宅の性能の基について、少しだけ覚えておきたいこと。 Contents. 住宅の燃費を確認しない日人 断熱・気密・換気の基性能 日の基準はEU諸国の3分の1 住宅性能の尺度は24時間冷暖房 住宅の燃費を確認しない日人 クルマを買い換えました。 2000ccのSUVから軽自動車にです。 以前のSUVでもリッター14キロは走っていましたが、今度の軽自動車は平均21キロ。 いずれもAWDで街乗りの場合ですが

    【断熱・気密】=ストレスから身を守り、一生涯の家計まで直結する「住宅性能」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/06/07
  • 【整理整頓】=一度に処理するはひとつ、礼をもって捨てるべし。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    収める、整理する、片付ける。わかってはいますが、それができないモノとのつきあい。捨ててしまえば済むのでしょうが、それができないのです。捨てられない、片付けられない気持ちの心理、ガラクタと化していくモノたちが人生に与える影響。 Contents 10年間ふれたことのないモノ 兼好という名のミニマリスト ペン立てからペンを選べない すべてのモノに進路をつける 10年間ふれたことのないモノ 休日、家のなかの整理をすることが多くなりました。 自営業です。 会社員のように、いつも毎週末に休みをとれるかといえばそうではなく、週末の大半は出張。 家にいるときくらい、外には出たくないという気持ちになります。 そして、どうせ家にいるのだったら、片付けでもしようか、という流れです。 以前は掃除や整理など後回しばかりでしたが、いまはチマチマと、衣装箪笥のなか、事務所の棚の整理、デスク周りや引き出しのなかなどを

    【整理整頓】=一度に処理するはひとつ、礼をもって捨てるべし。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/06/02
  • 【家事と手間】=心と時間を使うことでしか得られないこと。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    手間がかかる、手間を要する、手間取る――などには、想定した以上に時間や工数がかかるなどの意味があります。もっと短時間で済ませたいのに、ああ面倒くさい、ということ?  しかし、簡単にはできないからこそ、奇跡に巡り会えることもありそうです。 Contents. 合理的なアメリカ人の文化 ドイツは冷たい事が多い? 手間ばかりかかった昔の生活 掃除は「あとみよそわか」で 手間の中には「時間」の価値 合理的なアメリカ人の文化 以前、我が家にホームステイしていたアメリカ人のジム君が、ある日、 「1日に3度も火の通った熱い料理べるなんて合理的じゃない」 といったことがありました。 料理に合理的とか合理的じゃないとかあるんでしょうかと尋ねましたら、 「そんな時間があるのなら、家族が一緒に過ごせる時間を大事にすべきでしょう」 というのです。 確かに、主婦だけがキッチンに立って調理をし、お父さんと子

    【家事と手間】=心と時間を使うことでしか得られないこと。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/05/26
  • 【ほんとうのシンプル】=「単純であること」と「無駄を削ぐこと」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    芸術は【引き算】から生まれる、といわれます。建築、文章、写真、家づくりにも同じことがいえそうです。毎日の仕事、家事だって、引き算の繰り返し。過剰さで価値を計るのではなく、無駄を省き、主題を浮き彫りにすることは至難の業です。そのあとに【余韻】を醸すことができれば、ほんもの、なのですが。 Contents. 足し算の人と引き算の人 無駄を削いだ日文化 変わらないことのすごみ 単純なものとエネルギー 簡潔・省略・余韻のこと 足し算の人と引き算の人 ポスターやパンフレットのデザインとは異なり、雑誌や書籍のデザインはエディトリアルデザインの分野に入ります。 専門的にいうと、書籍の場合は装幀という専門分野が存在し、雑誌などのデザインとも一線を画します。 限られた誌面に過剰なケイ線、必要以上に大き目の活字、そこまで大きく、増やさなくてもいい写真――など、とにかく多くの情報を詰め込むタイプのデザイナー

    【ほんとうのシンプル】=「単純であること」と「無駄を削ぐこと」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2024/04/23
  • 【願い】=手書きのメモだけで人生が変わる。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    家族みんなでハワイ旅行年収50万円アップ…といった願いから、読まないを10冊捨てる、観葉植物を2鉢増やす、使わない器を2セット処分する、といった身近なことまで、私たちの頭の中は、いつも気になることでいっぱい。それらをいったん文字にして可視化することで無意識に刻み込み、願いや課題をクリアしていくことは、心地よい毎日を送るための、いちばん簡単な作業です。難しい理屈は後回し。必要なのは紙とペンだけ! Contents. 「100のメモ」の書き方 モヤモヤを文字で可視化 書くことで脳に刻まれる 「今週のメモ」をプラス 「100のメモ」の書き方 やネットの世界には、引き寄せや夢を叶える方法が星の数ほどあふれていますが、科学的な裏付けのあるものはありません。でも、何もしないよりは、何かをすることで、生きる力が湧いてくるのは確か。「100%は叶わないが、0%ではない」だけでも価値があります。「え

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    sixleaves 2024/01/06
  • 【障子】=はかなさを慈しむ気持ちがはぐくんだ美学。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    かつては紙や木、土だけでできていた日の家も、いまや化学製品が主流を占め、使われる自然素材は数えるほど。ビニールやプラスチックのように、いつまでも丈夫で頑丈なことはいいことですが、身近に「生命」の息遣いが感じられなくなったことは少しさびしい気がします。 Contents. 光と影が自在に躍る建具 はかなさゆえの魅力とは 生命に秘められた美しさ 光と影が自在に躍る建具 遠い昔のこと。 家の庭の花々が一斉に咲き始める季節になると、母と一緒に障子の張り替えをするのが恒例行事でした。 建て付けの悪くなった障子の建具を外して外に持ち出し、張り替えの前の障子紙をグウのパンチでボスッボスッと破っていくのは、このときにだけ、子どもたちに許されることだったのです。 紙に穴が開いたら枠に水をかけてしばらく置いておく。 そのあと、タワシでこすって、古い障子紙と糊を落としていきます。 それが乾いたら、いよいよ障子

    【障子】=はかなさを慈しむ気持ちがはぐくんだ美学。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/12/03
  • 食事も暮らしも「腹七分目」で起きる素敵な奇跡。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    には古くから「腹八分目」という言葉があります。何事も、ほどほどのほうがいい結果を招く、少が健康を保つなど、短いその一言に哲学さえ感じます。最近は「腹七分目」が健康だけでなく、長寿のもとになるとの説が相次いで発表されています。 Contents. 長寿遺伝子を発動する行動 事もエネルギーも3割減 少し肉を減らすだけの効果 100%と150%の七分目とは 日常は世界と直結している 長寿遺伝子を発動する行動 満腹よりも八分目程度に抑えていた方が健康によく、医者いらず、といった意味で使われてきた「腹八分目」。 べ物がいまほどゆたかでなかった時代は、べたくても満足にべられず、八分どころか三分、四分で我慢することもあったでしょう。 そんな時代を知る人も少なくなり、日中、世界中の先進国がダイエットできずに苦しんいるのが現状です。 しかし、最近になって、「腹八分目」どころか「一日一」ある

    食事も暮らしも「腹七分目」で起きる素敵な奇跡。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/11/26
  • 【寝室】=介助する側の「──しやすさ」を考えることで見えてくる理想の空間。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    ベッド派か布団派か問われると、いまやベッドと答える人のほうが圧倒的に増えています。しかし、ベッドを選択するとおのずと寝室の面積は広さが求められ、そこでの介護を視野に入れると、ベッドプラスαの面積と機能が必要になります。新築、リフォームの際に覚えておくと便利な豆知識。 Contents. 高齢世帯ではベッド一択のみ ベッドを想定し寝室を広めに 尺貫法でベッドを考えると? 4畳半ど既存サイズから脱却 公営住宅で在宅介護を可能に 高齢世帯ではベッド一択のみ 布団派の人のなかでも、 好きで布団に寝ているわけではなく、 ベッドを設置する部屋が 我が家にはないという理由の人も少なくありません。 ベッドは何かと便利ではあります。 いまは布団派の自分も 旅先のホテルでは、ベッドの上でを読んだり、 テレビを観たり、 そのまま寝てしまったりと、 とても自由な過ごし方をします。 ただ、シングルでは部屋にもベッ

    【寝室】=介助する側の「──しやすさ」を考えることで見えてくる理想の空間。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/11/18
  • 【自然素材・伝統工法】=人にも地球にもやさしい家って何だろう。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    外断熱と内断熱。どちらが優れているか。かつて、こういう議論がありました。正確にいうと、住宅建築の場合、外断熱、内断熱という言葉は使いません。マンションやビルなどコンクリートの建物に使用されるのが一般的で、住宅の場合は外張り断熱・充填断熱といって区別します。高断熱・高気密にするということは、住宅性能を高めること。そんな人工的な住宅より、昔のように自然素材だけで健康的な住宅がいい、という人も少なくありません。結論からいえば、自然素材=健康という図式がとても難しくなっている、というのが現代の家づくりなのです。 Contents. 高断熱・高気密の潮流 素材が先か性能が先か 化学製品だらけの生活 気密性が低いと不健康 太陽光・風力は不安定 薪はバイオマスの原点 性能+素材のバランス 高断熱・高気密の潮流 これまで日における住宅ではほとんど 充填断熱工法が採用され、断熱材はグラスウールが多くを占め

    【自然素材・伝統工法】=人にも地球にもやさしい家って何だろう。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/09/24
  • 【洗濯・乾燥】=室内で洗う、干す───文化と効能。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    梅雨の時期から猛暑の夏、寒い冬の間、共働きの家族の場合など、外干しが難しい状況に置かれることは少なくありません。部屋干しするにはそれなりのスペースも必要です。でも、エアコンや扇風機などを上手に使えば、快適な洗濯&室内干しができるかもしれません。 Contents. 美しい外観と洗濯物のある風景 世界各国で異なる外干しの事情 先進国は室内干しに徹する文化 室内干しにも意外なメリットが 梅雨の時期と冬のエアコン活用 美しい外観と洗濯物のある風景 いつも通る道路沿いに新しく家が建つことになり、 完成まで毎日、建築工程を眺めていました。 ちょうど信号があり、よく止まる場所でもあります。 基礎は、構造は、断熱材は、窓は、 ドアは、外壁は…と現場の前を通るたび 変わっていく様子を見るのは、ちょっとした楽しみ。 完成後はこんなふうになっているといいなあと、 ある日から 自分のなかで賭けをすることにしまし

    【洗濯・乾燥】=室内で洗う、干す───文化と効能。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/06/28
  • 【音のデジャビュ=】=家と家族の記憶に刻まれる「音」の物語。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    風景にデジャビュ=既視感を感じることがあるように、ある音から、突然、遠い記憶が呼び覚まされることがあります。しかし、現代の家のなかで響く音は機械音が増え、人が手間をかけてつくる「音」が少なくなってきました。 Contents. 目を覚ましてくれる音 手間から生まれるもの 「おもんばかる」とは 断熱が空間をひろげる 目を覚ましてくれる音 向田邦子のエッセイ集「夜中の薔薇」(講談社文庫)のなかに「刻む音」という短い一文があります。 朝、目を覚ますと台所の方から必ず音が聞こえてきた。 母が朝のおみおつけの実を刻んでいる音である。 実は大根の千六であったり、葱のみじんであったりしたが、包丁の響きはいつもリズミカルであった。 目を覚ますと音が聞こえたと書いたが、この音で目が覚めたのかもしれなかった…。 昭和初期の頃の話ですが、おおよその日人は、こうした朝の音の記憶を持っているに違いありません。

    【音のデジャビュ=】=家と家族の記憶に刻まれる「音」の物語。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/06/26
  • 【部屋の数と空間の数】=家は「LDK」で考えない。「Room=居室」より「Space=空間」という発想。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    の家はこれまで「LDK」に代表されるように居室=Roomを基に家づくりを考え、Roomの数で家のステイタスを主張してきました。しかし、小間割りにされた居室の数ではなく、大きめの空間=Spaceで家の有り様を想像してみると、縦にも横にもひろがりが生まれ、新しい光や風、家族の暮らしが見えてきます。 Contents. 大きな家とおおらかな家 空間をあとで仕切る発想 回遊型デザインは楽しい 空間をSpaceで考えよう その壁を取り払う勇気を 名ばかりの書斎など不要 大きな家とおおらかな家 家は不思議です。 30坪でも開放感にあふれた家もありますし、 60坪の広さがあっても、閉塞感を感じる家もあります。 家族の人数分の居室、人数分の書斎や趣味室。 あれをする部屋、これをする部屋。 ほしい空間、機能を居室に 置き換えて考えていくと、 いくら面積があっても足りません。 予算も足りなくなります。

    【部屋の数と空間の数】=家は「LDK」で考えない。「Room=居室」より「Space=空間」という発想。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/06/15
  • 【ゲド戦記】=私自身の「影」と向き合うことで「創造」される私。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    影はしばしば、私たちが願う方向とは逆に作用し、自我との対決を迫ります。その対決は、生死をかけた過酷な戦いとなることもありますが、それが導きとなり得ることは少なくありません。影のないところに光はなく、光のあるところには必ず影があります。その影にこそ、美しさの質が隠れているかもしれません。 Contents. 陰翳の中にある美と安寧 仄暗さの中に秘めた美学 光より強い力を宿すもの 自分の中の影を凝視する もう一人の「私」の発見 自我との対決を迫られる 陰翳の中にある美と安寧 以前、ここに「1/f ゆらぎ」 について書きました。 単調でなければランダムでもない、 自然界に多く存在する 特別な振動のことをいいます。 小川のせせらぎやそよ風、星の瞬き、 蛍の光なども「1/f ゆらぎ」。 定規で引いた線より、 手描きの線のほうがしっくりくるように、 不規則でも規則的でもない振動が、 心地よさを与えて

    【ゲド戦記】=私自身の「影」と向き合うことで「創造」される私。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/06/13
  • 南側の窓より北側の窓からの光に注目。 - Where we belong.【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    の家づくりは、古くから日射や通風など、自然界の Contents. 窓から熱を得るのは昼間だけ 窓を壁にすると大地震では? 掃き出し窓でゴミは掃けない 日射をコントロールする方法 住宅性能は窓の性能で決まる 終日安定した光は北側にある トップライトで北の光を得る 窓から熱を得るのは昼間だけ 日の家は伝統的に南面の開口部を大きくとるのが特徴です。 南面の壁全体が開口部のような家が、いまもたくさん建てられています。 都市部でも、建売住宅マンションの広告を見ると「南面リビング」をPRする物件が根強い人気。 アパートも「日当良」は基の基というのはしかし、日ならではのものかもしれません。 日より緯度の高い欧州では、東向き、北向き、西向きとバラバラであることに気付きます。 道路に向いて建っているのが特色かもしれませんが、日の家ほど南向きにこだわっていないことだけは確かです。 しかし、

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    sixleaves 2023/06/11
  • 【微気候】=庭から屋内に「涼」を導く「パッシブデザイン」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    気候には、大・中・小、そして微気候があります。微気候というと難しく聞こえますが、わかりやすくいうと、庭や樹木、植物などがある地面近くで発生する気候のこと。私たちのごく身近にある小さいけれども確かな気象でもあり、これを利用すると自然で心地よい「涼」を家に導くことができます。 Contents. 気候にも大・中・小がある 微気候で涼を得た日家屋 縁側と庭は家の続きだった 気候にも大・中・小がある 気候風土の「風土」とは地形、水、土壌、植生、さらに歴史的な建造物なども含まれます。 「気候」は、その土地における気象の平均的な姿をいいます。 この気候にも、200〜4万キロ、高さ120キロくらいの広い範囲を扱う「大気候」、水平的広がりが200キロ以下の「中気候」、数キロ以下の気候をいう「小気候」があります。 もう一つ。 畑のあぜ,水田,林の前後,丘の斜面,あるいは家や室内など、狭い範囲の気候が「微気

    【微気候】=庭から屋内に「涼」を導く「パッシブデザイン」。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/06/11
  • 【ドアか引き戸か】=家にドアは1つだけでいい。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    引き戸は日で生まれた建具。海外の伝統家屋ではほとんど見かけません。ドアの開閉には一定の力と面積が必要になりますが、指1でも開けることができるのは引き戸ならでは。設置にも少しの幅があればOK。デッドスペースがありません。車椅子の人でも開閉がスムーズなバリアフリー建具でもあるのです。 Contents. 世界に誇るべき日発祥の建具 空間を大きくも小さくもできる 指1で開閉できるバリアフリー 暮らしの場面ごとに使い分ける 世界に誇るべき日発祥の建具 平安時代には、衝立、屏風など間仕切りするものはまとめて「障子」と呼ばれていました。 それが開閉できる機能を備え、外部と仕切る建具として引き戸が生まれ、屋内でも柱と柱の間に襖ができ、それらも引き戸となったのです。 開ければ大空間、閉めれば狭い空間になる引き戸は融通性に富んで、現代でも日を代表する建具として根付いています。 石造りの壁に穴を開

    【ドアか引き戸か】=家にドアは1つだけでいい。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/06/02
  • 【遺伝子/オキシトシン】=遺伝子がONになる、感謝と祈りと。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    いやなことがあると落ち込みます。いいことがあるとうれしい。よくても、悪くても、私たちは、その折々で置かれている状況だけを見つめて、揺れています。意地をはったり、嫉妬をしたり、恨んだり、怒ったり。分かっていても、やめられない。この問題、苦しみから逃れる方法はあるのでしょうか。 Contents. 怒りや恨みの感情の行き先 遺伝子をオンにするために 元気になれるオキシトシン 子どもより奥さんに労りを いいことが起きますように 正しい言葉は人に届かない 怒りや恨みの感情の行き先 この20年来、おつきあいのあるA先生(医学・生理学博士)に こんな話を聞いたことがあります。 人が病気になるには 衣・・住、生活スタイルなど さまざまな要因があるのですが、免疫力の低下に もっとも影響を及ぼすのが、マイナス思考とストレス。 そのストレスにも、いろんな種類があります。 大量の仕事をこなさなければならないス

    【遺伝子/オキシトシン】=遺伝子がONになる、感謝と祈りと。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
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    sixleaves 2023/05/31