みなさん、こんにちは。 しばらく更新できませんでした(秋冬は入学センターは忙しいんですよ)。 ようやくセンター入試も終わったところに、少し前に図書館のニューズレターに寄稿した「ヴォーリズ建築」についてのエッセイが印刷されて戻されてきました。それを再録します。 その前に、どうしてこんなエッセイを書いたのか、その趣旨説明をひとこと。 この学校を志望している高校生のみなさんも、してないみなさんも、「校舎」とは何かについて考えたことって、あまりないと思います。 でもね、校舎って、すごくだいじですよ。 例えば、「大きな声を張り上げないと隣の人とも話ができないような騒音の中」ではもちろん授業なんかできません。 けれども、そこまでひどくなくても、「声が気持ち悪く残響する教室」にいると、授業しているときにどんどんテンションが下がってくるのがわかります。 自分のしゃべった声が少し遅れてリバーブすると、自分が