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  • 【タブー?】『事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある』橘玲 : マインドマップ的読書感想文

    事実 vs 能 目を背けたいファクトにも理由がある 【の概要】◆今日ご紹介するのは、再び先日の「未読・気になる」の記事でも人気だった1冊。 おなじみ橘玲さんが、炎上しがちなテーマを「これでもか!」とばかりに詰め込んだ問題作です。 アマゾンの内容紹介から。この残酷な知識社会を生き抜くためには、「能」の壁を乗り越えて「事実(ファクト)」に目を向けなければならない。最新知見から明らかになる現代ニッポンの姿とは? 異色の社会評論! 単独でのセールをほとんどしない集英社さんが版元ですから、2割引きのKindle版がオススメです! "Who was the greatest" ~ Mark 9:30-37 / Art4TheGlryOfGod by Sharon 【ポイント】■1.目黒の女児虐待死事件でメディアが絶対にいわないこと この事件について大量の報道があふれましたが、じつは意図的に触

    【タブー?】『事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある』橘玲 : マインドマップ的読書感想文
  • 『会計が動かす世界の歴史』はスゴ本

    シャーロック・ホームズの金銭感覚や、ダーウィンの資産活用から、会計と革命の意外すぎる関係、複式簿記から解き明かす知性の進化など、歴史を縦横に行き交い、ミクロからマクロ経済まで自在にピントを合わせながら、人類の歴史を損得の視点から紐解く。 パッケージから、最初は「簿記の歴史」や「会計の世界史」という印象を持った。だが、書の焦点深度はもっと広い。そして、めちゃめちゃ面白い。これは、お金と人との関わり合いをドラマティックに描くだけでなく、それを通じて「お金とは何か」ひいては「価値とは何か」についても答えようとしているからだ。 「お金」が人を作った? 誤解を恐れずに言うと、「お金」が人を作ったといえる。 逆じゃね? と思うだろう。壱万円札を作ったのは人だし、その紙に「壱万円分の価値がある」(ここ重要)と信じているのは人だから。なぜ壱万円に壱萬円分の価値があるかというと、壱萬円の価値があるとみんな

    『会計が動かす世界の歴史』はスゴ本
  • 最終回感想『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 VS戦隊というメインテーマへの解答と、本当に溶かされたもの - ジゴワットレポート

    『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』こと「ルパパト」、ついにフィナーレ。感無量の最終回でした。 思い返せば約一年前。初のVS戦隊が始まるとのことで、以下のような記事を書いた。依頼を頂戴して『週刊はてなブログ』に寄稿したものである。 blog.hatenablog.com 争い合う彼らの関係は、いつの間にか、『ルパン三世』におけるルパン三世と銭形警部、『名探偵コナン』における怪盗キッドと江戸川コナンのような、奇妙な信頼関係へと変わっていくのだろう。それを思うと、今からワクワクが止まらない。 ・「VS戦隊」の誕生はシリーズにとって必然だった? 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の見どころを語る - 週刊はてなブログ そして当ブログでも、何度か感想記事を書いてきた。いずれも、同作品のキャラクター描写の巧さと、それを主軸に据えた「VSというテーマ」への作り手の

    最終回感想『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 VS戦隊というメインテーマへの解答と、本当に溶かされたもの - ジゴワットレポート
  • あだち充『H2』 あだちラブコメの哀しさについての考察 - 青春ゾンビ

    あだち充のラブコメこそが至高。それこそ小学生の頃から大好きな作家なのだけども、歳を重ねるごとにその想いが強まっている。まさにキングオブラブコメディである。あだち充への考察と言いますと、『EPOCH TV』というシットコムにおける設楽統の台詞に尽きます。 お前、何言ってんの?『タッチ』、ちょーおもしれえじゃん! お前ね、いーい?あだち充先生はね、洋服の皺の描き方が絶品なんだよ、ばか あだち充とは、洋服の皺である。これはもう蓮實重彦の映画評くらい鋭い。 また島和彦は『アオイホノオ』において、あだち充による「ムフ」の発明の偉大さについて熱く語っている。それらの偉大なる論には敵いっこないので、このエントリーにおいては、あだち充の服の皺と「ムフ」についての考察は省略しよう。 あだち充と言うと、一般的には「登場人物の顔、その差異のなさ」が最大のトピックなのだろう。人気バラエティ番組『アメトーーク!』

    あだち充『H2』 あだちラブコメの哀しさについての考察 - 青春ゾンビ
  • 書評「入門 監視」雰囲気で監視をやっているすべての人にオススメ | DevelopersIO

    監視という一種マニアックな領域を真正面から解説した貴重なです。監視で悩む人のみならずシステム開発に携わるすべての人にオススメ。 「全然わからない。俺たちは雰囲気で監視をやっている」 自分はAWS事業コンサルティング部所属ということもあって、いろんなお客様にAWSインフラのコンサルティングしてます。最初のインフラ構成設計時に監視の話をすることも非常に多いんですが、 「どうしましょう。CloudWatchでいけますかね?」 「MackerelとかDatadogとかもありますが、どうしましょ。マネージドとの違いは〜」 「とりあえず、ディスク使用率80%でしきい値設定しておきましょうか。みんなそうしてますよ」 とか言っていた昔の自分に見せつけたい、それが今回紹介する「入門 監視」。 監視設計の原則がよくわかんない メトリクスのしきい値決めるところから監視を考えてしまいがち よく考えずに、い

    書評「入門 監視」雰囲気で監視をやっているすべての人にオススメ | DevelopersIO
  • 『GRIDMAN』を平成オタの葬送として眺めた - シロクマの屑籠

    (※アニメに関心の無い人にはチンプンカンプンな内容なのでご注意ください) 『SSSS.GRIDMAN』Japan 2018 雨宮哲監督 ベジータ問題(罪と罰の応報関係からみる物語構造)-モブをどれだけ殺しても、人がそれを許してしまうのはどうしてなのか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために ブログというメディアには利点が幾つもあるけれども、ひとまとりの意見が読めること、それとリンクを張ることで意見のネットワークみたいなものが作れるところだと思う。 今回、アニメをよく愛好してらっしゃるペトロニウスさんが『GRIDMAN』について面白いことをリンク先で書いていたので、重複をおそれず、自分の『GRIDMAN』観を書きとめたくなった。 つい、文脈を読みたくなってしまうアニメ このアニメは、1990年代の特撮を原作としたアニメであるという。製作元が円谷プロダクションであることも含めて、作

    『GRIDMAN』を平成オタの葬送として眺めた - シロクマの屑籠
  • 『SSSS.GRIDMAN』Japan 2018 雨宮哲監督 ベジータ問題(罪と罰の応報関係からみる物語構造)-モブをどれだけ殺しても、人がそれを許してしまうのはどうしてなのか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★4つ (僕的主観:★★☆2つ半) 海燕さんのおすすめで、視聴終了。出来は、とてもいい。しかも、これは人気あったんじゃないかな、、、支持されるアニメだと思う。もともとのグリッドマンの設定を、ちゃんと強い意志のもとに統合して料理していて、ある特定のシナリオで料理しなおそうとしたこと、それをポップな方向でなし、実際に成功していることで、これは作品としての出来は素晴らしい。なので、★4。けど、僕としては、たぶん二度と見返さないな、と思うこと、それと、やはり究極的なところで脚や主人公たちの動機の構造が主軸ではなく、デザインと雰囲気、空気感がスタイリッシュなことに主軸がある作品で、そういう作品は、あまり好きに離れないので、★2つと主観評価はとても低い。まだ言葉が足りないが、ある意味、アカネと六花がかわいいだけ(ではないんだけど、どうしてもそれが残ってしまう)の物語だよね、というのが視聴

    『SSSS.GRIDMAN』Japan 2018 雨宮哲監督 ベジータ問題(罪と罰の応報関係からみる物語構造)-モブをどれだけ殺しても、人がそれを許してしまうのはどうしてなのか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 【読書感想】発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書) 作者: 田秀夫出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2018/12/06メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち (SB新書) 作者: 田秀夫出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2018/12/05メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 発達障害とは、なんらかの機能や能力が劣っているのではありません。「病気」というよりも、「選好性の偏り」と考えるほうが、ずっと当事者の理解に役立ちます。「選好性」とは「~よりも~を優先する」という心の志向性です。たとえば「対人関係よりもこだわりを優先する」「じっとしていることは苦手だが、思い立ったらすぐに行動に移せる」…そんな視点から発達障

    【読書感想】発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 雑感・『ゾンビランドサガ』 - シロクマの屑籠

    今年もいろいろなアニメを味わい、楽しんだけれども、10月からのアニメで生活の質を一番良くしてくれたのは『ゾンビランドサガ』で、ゾンビ、アイドル、佐賀県がこれ以上ないぐらいに噛み合っているさまを楽しんだ。年末、思い出してスマホで書き殴りたくなったので書き残しておく。 ・深夜アニメなので子ども向けの作品ではないだろうが、『ゾンビランドサガ』はうちの子どもには好評だった。特にガタリンピック、【たえの四肢がバラバラになって残りのメンバーが有明海を這い回る→ドライブイン鳥のTシャツが現れる】までのシーンのウケが良かった。「首がもげて、四肢がバラバラになって、ガブガブかみつくゾンビをコミカルに描こう」という強い意志の賜物だと思う。 ・ガタリンピックの回はほかにも見所いっぱい。泥だらけになったさくらの髪がなぜか風にたなびくという、意図的に描いたとしか思えない、いかにもアニメ的な不自然さを描いていて、それ

    雑感・『ゾンビランドサガ』 - シロクマの屑籠
  • 最強の実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF ~『最後にして最初のアイドル』のレビュー~ - 本で死ぬ ver2.0

    星雲賞というのは、1970年に始まった日最古のSFの賞だ。 もくじ もともとはラブライブ!の同人小説 たぶん著者は天才 アイドルは弱肉強だ(物理的な意味で) いろいろな要素をコンパクトに詰め込んだ濃縮さ ほかの2作品もわりと傑作 今日の一首 後記 芥川賞や直木賞のように数名の審査員が選ぶのではなく、日SFファングループ連合会議という協議機構が毎年開催している日SF大会の参加者による投票によって決定される。 で、その48回目の星雲賞に選出された作品の一つが、こちらだ。 最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA) 作者: 草野原々,TNSK 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/01/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る ポップでキュートなアニメ調のイラストが特徴的だが、さすが日全国のSFファンが認めるだけあり、内容はけっこう骨太で超壮大なサ

    最強の実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF ~『最後にして最初のアイドル』のレビュー~ - 本で死ぬ ver2.0
  • 【読書感想】僕たちのゲーム史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    僕たちのゲーム史 (星海社新書) 作者: さやわか出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/26メディア: 新書購入: 16人 クリック: 271回この商品を含むブログ (36件) を見る 内容説明 書は、ゲームと共に生きてきた「僕たち」のためのです 僕たちの暮らしの中にゲームが登場して、30年ほどの時が流れました。書ではその歩みを辿ってゆきますが、ソフトの売り上げ、あるいはハード戦争といった事柄に重心を置いた記述はしていません。なぜなら、日ゲームは、「ボタンを押すと反応する」という基を巧みにアレンジしつつ、一方で「物語」との向き合い方を試行錯誤してきた歴史を持っているからです。このような視点でゲーム史を編むことで、「スーパーマリオのようなゲームはもう生まれないのか?」「最近のゲームはつまらなくなったのでは?」といったあなたの疑問にもお答えできるようになりました。さあ

    【読書感想】僕たちのゲーム史 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「〈身売り〉の日本史: 人身売買から年季奉公へ」下重 清 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    中世・近世を中心に日において人身売買がいかにして無くならず生き残り続けたか、を通史として浮き彫りにした文字通り「身売り」の日史の概説。 古代から中世にかけて、人はものとして売り買いの対象だった。鎌倉・室町時代を通して時の政権も例えば無理やり誘拐や騙して売り飛ばしたりといったものは不正とされたが人身売買そのものは禁止されなかったし、戦国時代は文字通り「人取り」という奴隷売買が国内のみならず海外向けにも行われていた。江戸幕府になっても禁止されたのは人商い業と人をかどわかして売る行為であって人身売買そのものは禁止されなかった。ただ、譜代下人から年季奉公へと雇用形態が変化したことによって人身売買の対象は大きく縮小したが、男性の人身売買はほぼ無くなったものの、いわゆる遊女・売女など苦界に沈めるという行為を通しての女性の人身売買は残り続けることになった。 何故江戸時代に女性の身売りは無くならなか

    「〈身売り〉の日本史: 人身売買から年季奉公へ」下重 清 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 『Angel Beats!』に、麻枝准という“ひと”は宿っていたか - シロクマの屑籠

    ねんどろいどぷち Angel Beats!セット01 (ABS&PVC塗装済み可動フィギュア) 出版社/メーカー: グッドスマイルカンパニー発売日: 2010/10/14メディア: おもちゃ&ホビー購入: 9人 クリック: 86回この商品を含むブログ (16件) を見る 話題作『Angel Beats!』が完結した。 あの『Air』や『CLANNAD』で有名な麻枝准さん(以下敬称略)が手がけたということで、オタク界隈では放送前から注目されていた作。その注目度に相応しい良好なセールスを記録しているようだ。『天使ちゃんマジ天使』という身も蓋もないフレーズも、関連商品の売り上げに貢献していることだろう。 以下は、その『Angel Beats!』についての一個人の感想だ。 どうにも書かずにはいられなかったので、書き残しておく。 twitter2ch系まとめサイトを眺める限り、『Angel Be

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  • 頭がいい、賢い人だからこそ踏んでしまいやすい地雷が、いまの世の中には、たくさん埋められている。 - いつか電池がきれるまで

    約束された場所で (underground2) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/07/01メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 73回この商品を含むブログ (131件) を見る 内容紹介 癒しを求めた彼らはなぜ無差別殺人に行着いたのか?オウム信者へのインタビューと河合隼雄氏との対話によって現代の闇に迫る 村上春樹さんの『約束された場所で』を10年ぶりくらいに再読しました。 これは、村上春樹さんが1995年に起きた地下鉄サリン事件の被害者たちへの膨大なインタビューを記録した『アンダーグラウンド』の対になる作品で、村上さんがオウム信者たち(とはいっても、このインタビューに応じている時点では、それなりに教団とは距離を置いているのだが)に直接インタビューし、その成育歴からオウム真理教との出会い、信者としての生活、さまざまな事件を通して、いま、彼ら、彼女らが考え

    頭がいい、賢い人だからこそ踏んでしまいやすい地雷が、いまの世の中には、たくさん埋められている。 - いつか電池がきれるまで
  • 【読書感想】麻原彰晃の誕生 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    麻原彰晃の誕生 (新潮文庫) 作者: ?山文彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/10/27メディア: 文庫この商品を含むブログを見る Kindle版もあります(以前に出た新書版をKindle化したものです) 麻原彰晃の誕生 (文春新書) 作者: 高山文彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/07/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 少年は熊の寒村に生まれた。目に障害を抱え盲学校に進んだ彼は、毛沢東や田中角栄に心酔。数々の挫折を経て上京し、鍼灸や漢方薬で詐欺まがいの商売を行った後に出会ったのが宗教だった。やがて超能力を増幅させるという金属を手に入れて、“尊師”として多くの孤独な若者たちを吸引。狂気の道へと転落していく──「怪物」として処刑された男の等身大の姿を丹念な取材で描き出した「伝記」。 麻原彰晃こと松智津夫という人間は「怪物」だ

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  • 【読書感想】江戸川乱歩と横溝正史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    江戸川乱歩と横溝正史 作者: 中川右介出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/10/26メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る Kindle版もあります。 江戸川乱歩と横溝正史 (集英社学芸単行) 作者: 中川右介出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/12/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 日の探偵小説を牽引した二大巨頭、江戸川乱歩と横溝正史。盟友として、ライバルとして、お互い認め合い、時に対立しつつ、一方が作家として執筆するとき、もう一方は編集者として支えた。太陽と月にも喩えられる日文学史上稀な関係はどのように生まれ、育まれたのか。二人の大作家の歩みを辿りながら日の出版史をも描き出す、空前の対比評伝。 僕にとっての江戸川乱歩さんは、小学校の図書館で大人気だった『少年探偵団』を書いた人で、

    【読書感想】江戸川乱歩と横溝正史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ビル・クリントン - 停滞するアメリカをいかに建て直したか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ビル・クリントン - 停滞するアメリカをいかに建て直したか (中公新書) 作者: 西川賢出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/07/20メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 ビル・クリントン - 停滞するアメリカをいかに建て直したか (中公新書) 作者: 西川賢出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/07/20メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る 内容紹介 1993年、45歳の若さで戦後生まれ初のアメリカ大統領に就任したビル・クリントン。 2期8年の任期中、民主党政権ながら福祉関連の切り捨てを厭わず中道主義を追求。 財政と貿易の「双子の赤字」を解決し好況に導く。 また国際紛争解決に積極的に関与し、冷戦後の新たな国家関係を模索、米国を繁栄に導いた。 書は、カネとセックスをめぐるスキャンダルに次々と

    【読書感想】ビル・クリントン - 停滞するアメリカをいかに建て直したか ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ハルヒ革命と保守・新自由主義化するハルヒ世代 - 美少女と僕らのセカイ

    yanBです。 記事では、「涼宮ハルヒの憂」以降でアニメ・マンガ等のオタク作品の主流スタイルが一変した、ハルヒ革命というべき転換点の分析、また保守・新自由主義化するハルヒ世代の思想とそれとの関係について論じてみようと思います。 まずは、「涼宮ハルヒの憂」という作品についての軽いおさらいから。 ・角川スニーカー文庫より、2003年6月に刊行されたライトノベル ・憂を始めとした一連の涼宮ハルヒシリーズを原作とするテレビアニメ。2006年4月~7月に1期、2009年4月~10月に2期が放送された。 ・ライトノベル1巻は、1年で10万部という当時としては巨額の売上を出した。またアニメ1期放送前に130万部だった売上は放送後9月には280万部にまで跳ね上がるという異例のヒットを出した。(by wiki) ・どこにでもいる普通の男子高校生キョンと、破天荒な美少女涼宮ハルヒを中心に結成された学校

    ハルヒ革命と保守・新自由主義化するハルヒ世代 - 美少女と僕らのセカイ
  • 『スターオーシャン セカンドストーリー』発売から20年。今よみがえるエターナルな想い出たち【周年連載】

    『スターオーシャン セカンドストーリー』発売から20年。今よみがえるエターナルな想い出たち【周年連載】 あの名作の発売から、5年、10年、20年……。そんな名作への感謝を込めた電撃オンライン独自のお祝い企画として、“周年連載”を展開中です。 第84回でお祝いするのは、7月30日に20周年を迎えたスクウェア・エニックスのアクションRPG『スターオーシャン セカンドストーリー(以下、SO2)』です。2018年現在、最新作であるiOS/Androidゲーム『スターオーシャン:アナムネシス』にその血脈が受け継がれている人気の『スターオーシャン』シリーズ。その人気を不動のものとした作品が、この『SO2』でした。 今回はそんな作の魅力を、シリーズの担当ライターであるタダツグが個人的な思い出を軸に据えながら語っていこうと思います。 物語がプレイヤーの意思で変化していく? “ダブルヒーローシステム”と

    『スターオーシャン セカンドストーリー』発売から20年。今よみがえるエターナルな想い出たち【周年連載】
  • アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】

    ちょっと長文になりますが、海外SF小説の話をさせてください。 しんざきは数ある小説ジャンルの中でもSFを偏愛しておりまして、特にちょっと昔の海外SF小説が好きです。 作家で言うと、大好きなのがレイ・ブラッドベリ、オースン・スコット・カード、R・A・ラファティの3人でして、この3人の作品については(少なくとも邦訳されているものは)あらかた読んでいる筈です。いわゆる作家読みです。 ただ、そういう「大好きな作家」という枠組みとは別に、純粋に自分が面白いと思うSF小説を5作選べと言われれば、最低2冊が割込みで入ってきます。 一冊は、J・P・ホーガンの「星を継ぐもの」。私はこの作品を、およそ「古典SF小説」という枠組みの中では一、二を争う大傑作だと思っていまして、ちょうど去年の今ごろ、「星を継ぐもの」の紹介を書かせていただきました。この記事です。 SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作であ

    アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」が死ぬほど面白いという話【GW推薦図書】