家計の消費支出に占める飲食費の割合を“エンゲル係数”と呼びますが、月収に対する住居費(家賃)の占める割合のことは“住宅係数”と言うそうです。 不動産総合情報サービスのアットホームは、賃貸住宅に住む独身の男女に住宅係数に関するモバイルリサーチを実施。その結果によると、現在の住宅係数は高すぎると感じている人が多く、理想の家賃は「月収の29.4%」とのこと。たしかに、家賃が月収の3割以下ならおひとりさま経済もかなりラクですよね。 調査対象の月額収入(手取り)は、全体の平均が21万1722円。地域別では、首都圏が21万8775円、中京圏は18万8033円、京阪神圏は20万2851円とばらつきがあるようです。また、家賃(管理費込み)の方は、全体の平均が6万6434円、首都圏が7万391円、中京圏は5万4579円、京阪神圏は6万867円。このデータから住宅係数(※)を算出すると、全体では34.7%、地