実写映画『脳漿炸裂ガール』が2015年7月25日から公開になりました。あらすじはのちほど紹介しますが、この作品は、ヤマハが開発した音声合成技術「ボーカロイド」(代表的なソフトウェアに初音ミクなどがある)を使ってつくられた楽曲を原案とした小説(いわゆる「ボカロ小説」)を原作としています。 この「ボカロ小説」は女子小中高生を中心に一定の人気を誇るジャンルになっています。 ここでは「ボカロ小説ってなんぞや」ということを、「なんか娘がミクとか好きみたいだけどよくわかんねえ」と思っているお父様方向けに紹介してみようと思います。 初めて聞いたひとにとっては「『ボカロ曲を原案にした小説を映画化した』とか言われても、なんのこっちゃ」と思うようなややこしい話でしょうが、簡単に言えば 「曲を元にして小説が作られ、それが実写映画化された」ということです。 で、その曲は「ボーカロイドを使っている」。 「ということ