ブックマーク / guru2-neko-otoko.hatenablog.com (14)

  • 「書に耽る猿」になる - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    僕は「新聞を買って読む派」の人間です。そして朝日新聞の「ひと」というコラムをいつも楽しみに読んでいます。つい先日の「ひと」に、帝京大学ラグビー部を大学選手権2連覇に導いた、相馬朋和監督についてのコラムが掲載されていました。その相馬監督ですが、高校時代は文系の選抜クラスに入っていて、村上春樹や司馬遼太郎の作品を好んで読んでいたとのことです。 僕は村上春樹作品は言うまでもなく大好きなのですが、司馬遼太郎の作品もかなり好きです。僕がまだ中学生の頃、仲の良い友達の間で歴史小説が流行っていました。シュミレーションゲームが流行すれば、吉川英治の『三国志』を読み、大河ドラマで「独眼竜政宗」が始まれば、山岡荘八の『伊達政宗』を読むといった感じで、「あの小説が面白いぞ」とか「この小説は絶対読むべきだ」などといった議論(と言うよりは雑談)を毎日のようにしていました。 そんな中、普段はあまりみんなの前で喋らない

    「書に耽る猿」になる - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 田舎道でベントレー(超高級車)に遭遇した朝の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    休日の朝、久しぶりに家の外でモーニングをべたくなったので、車で30分くらい走った山の中腹にポツンとたたずんでいるお気に入りのカフェに出かけました。そのカフェのモーニングはすごく人気があります。安くて量が多いというモーニングではありませんが、結構きちんとしたコーヒーが飲めるため、コーヒーにこだわりのあるお客さんの中では根強い人気があります。 ところで「きちんとしていないコーヒー」ってどんなコーヒーなの?って聞かれると困ってしまいますが、そのカフェのように自分のお店できちんと豆を焙煎して、お客さんの注文が入ってから豆を挽いてコーヒーを入れてくれるのが「きちんとしたコーヒー」ってやつです。なのでそれ以外が「きちんとしていないコーヒー」だと思ってください。 そのカフェに向かう道中、僕の住んでいる田舎町では相当珍しい一台の外車に遭遇しました。それはベントレーです。ベントレーと言えば知る人ぞ知る、イ

    田舎道でベントレー(超高級車)に遭遇した朝の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 我が家の総資産【2023年1月】 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    投資を始めてから、いよいよ3年目に突入しました。”投資”というものを知るまでは、大切なお金を(当に)湯水のように無駄遣いしていましたが、今では毎月の収入と支出をきちんと記録し、常日頃から節約を心がけています。我が家のお金の流れをきちんと把握するようになったおかげで、少しずつですが以前よりもお金が増えていることを実感できるようになりました。 毎月10日前後に我が家の総資産を計算し、一枚のレポートを奥さんに送る習慣にしています。レポートのタイトルは『父からの手紙』です。有名投資家のウォーレン・バフェットさんの『バフェットからの手紙』からタイトルをパクりました。投資資金として、毎月の給料から20万円をSBI証券口座に入金しています。個人年金やiDeCoを合わせると、給料の50%近くを投資に使っている計算になります。それでは今現在の投資先をまとめてみます。 ========== ✅ 日株 ・J

    我が家の総資産【2023年1月】 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 「あの人は、そういう人だ」と思われた方が勝ち - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    ずっと以前に読んだ『ウェブはバカと暇人のもの』という新書に、次のような文章が書かれてありました。 知らない人間が何を頑張ろうが知ったことではないし、そもそも自分の頑張りを赤の他人に披露する意味がわからない。 結局、ブログやSNSの書き込みは、そのかなりが「自分とは関係のない一般人のどうでもいい日常」なのである。 ー『ウェブはバカと暇人のもの』より 「うん、確かにその通りかもしれない」って、ブログを書いていなかった当時は笑って読んでいました。でもこのブログを書くようになってからは、「バカで暇人」な僕でもブログすら書いていない人よりは全然マシだと思うようになりました。僕自身の「どうでもいい日常」が、世の中の誰か一人でもいいので、少しでも役に立ってくれたらいいなあって思いながら、僕の「どうでもいい日常」を書き続けています。 さて、僕が日常的に必ず行なっていることがあります。それは毎日の散歩です。

    「あの人は、そういう人だ」と思われた方が勝ち - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • ブログ収益化のヒント - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    この三連休を利用して、子供部屋の片付けをしています。過去のプリントを整理していると、小学4年生の時に書いた作文が出てきました。それは低学年の子供たちに「自分のおすすめの」を紹介するために書いた作文でした。”超”がつくほど国語が苦手なうちの子なのですが、小学校の先生に作文の書き方を習って頑張って書いたようです。しかしその作文にはブログ収益化のヒントが隠されていました。自称ブロガーの僕にとっては”学びの多い作文”だったので原文のまま紹介しようと思います。 ぼくの、すいせんするは、「ファーブル昆虫記」をすいせんします。ファーブルは小さいころから昆虫がすきな人でした。そんなファーブルさんが書いた昆虫記はとてもおもしろいです。 すいせんする理由の一つ目は、昆虫についてくわしく学べることが出来るということです。このを見てください。このはファーブルさんが調べた昆虫の成長や行動を日記にしたです。

    ブログ収益化のヒント - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 「ウィンドウズ2000」と呼ばれる医者の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    僕の勤務先の病院には「ウィンドウズ2000」とみんなに(陰で)呼ばれている先生がいます。元々の「ウィンドウズ2000」は、マイクロソフトが2000年に発売したOSですが、今の時代にこの古いOSを使っているパソコンは皆無と言っていいほどの骨董品レベルのOSです。 さて、その「ウィンドウズ2000」と(陰で)呼ばれている先生ですが、午前8時に出勤したら、窓際に位置する自分の席に座ってコーヒーを飲みながら医局の秘書さんと1時間ほど談笑します。秘書さんも自分の仕事があるので片手間で相手をしているようですが、忙しい時は険しい表情を垣間見ることがあります。 僕も含めた他の医師は、午前9時には各々の仕事を始めていますが、その「ウィンドウズ2000」は病院の関連施設の施設長という”名義貸し”が主な仕事なので、何もすることがありません。誰もいなくなった医局で時々スマホを弄りながら、ランチタイムまで椅子の上で

    「ウィンドウズ2000」と呼ばれる医者の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 工事現場から医学部を目指した人の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    医学部の同級生にはいろんな人がいました。中でも一番目立っていた人が、東京の工事現場で働いていて、一念発起して医学部を受験してきた32歳の同級生でした。僕と年齢が(現役で医学部合格した同級生よりも)比較的近かったということもあり、入学した時からよく話しかけられてすぐに仲良くなりました。その同級生(以降、Nさん)の人生論を聞いていると、人生は何歳からでもチャレンジできるんだってことを改めて感じさせられました。 Nさんは1964年の東京オリンピックの時代に、超田舎の港町に生まれました。理由は詳しく聞けなかったのですが、母親一人に育てられてすごく貧乏な生活を送っていたとのことです。地元の高校になんとか進学しましたが、大学に進学する学力とお金がなかったので、高校を卒業したと同時に母を田舎に残し、ひとりで東京に進出して働き始めたそうです。 *** Nさんは東京で居酒屋やカラオケ屋の店員、そしてラブホテ

    工事現場から医学部を目指した人の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 2年前に投資を始めた時の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    それまでの人生で「株式投資」というものに全く興味がなかった僕ですが、ちょうど2年前の9月にプールで泳いでいた時に「そうだ!投資家になって増やしたお金を地球の環境問題のために使おう!」という考えが急に浮かんできました。かなりハードに泳いでいたので脳が酸欠になっていて、もしかしたら自分が自分ではなかったのかもしれません。しかしこの思いつきが、チャンスの神様「カイロスの前髪」だったのかもしれません。 それまでは株式投資というものに対して「怪しいもの」「危険なもの」「単なるギャンブル」といったイメージしかありませんでしたが、2年前に投資を始めて当に良かったと思います。僕は投資を始めてから今に至るまで、証券口座の開設や、どんな銘柄に投資してきたかなどを細かく記録しています。当時は意味がわからずやっていたことでも、きちんと記録しておけば後から振り返って反省や研究の材料になります。これは手術記録を残す

    2年前に投資を始めた時の話 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 兵庫県・城崎温泉の「西村屋 本館」へふらり旅 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    早ければ9月の連休明けから始まるのではないか?と噂されている”全国旅行支援”を利用して、ちょっと贅沢な温泉旅行を考えている方におすすめの温泉宿を紹介します。昨日の出雲市「湯宿・草庵」に続き、日は兵庫県・城崎温泉の老舗旅館「西村屋 館」を紹介しようと思います。 2年前の10月にGo To トラベルを利用して平日に宿泊しました。西村屋館は、情緒のある城崎温泉街のちょうど真ん中くらいに位置しています。建物の中に一歩入った瞬間から創業160年の歴史と伝統を感じずにはいられませんでした。 丹精された日庭園を少し歩いてみましたが、ちょうど紅葉が色づき始める季節でとても素敵な庭園でした。立派な錦鯉が何匹も優雅に(そして上品に)泳いでいました。 部屋は露天風呂付客室の「飛鳥の間」を選びました。伝統的な数奇屋造りの落ち着いた和室です。 お風呂は重厚感にあふれた石造りの露天風呂です。落ち着きのある庭を

    兵庫県・城崎温泉の「西村屋 本館」へふらり旅 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 島根県出雲市の「湯宿・草庵」へふらり旅 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    今月中にも”全国旅行支援”が始まるかもしれない!?ということで、この季節に旅行した思い出に残る温泉宿を紹介しようと思います。今回の記事で紹介するのは”日三大美人の湯”の一つで、島根県出雲市の「湯の川温泉」を源泉とする「湯宿・草庵(そうあん)」です。 日の伝統建築である古民家の再生と、洗練されたヨーロッパのアンティーク家具の融合をコンセプトに2004年に開業した素敵な温泉宿です。東洋と西洋の文化を再構築して、古いものに新しい価値を見出そうということですね。2年前のコロナ禍の平日に当時の”Go To トラベル”を利用して半露天風呂付きの客室「仙」を予約しました。 築120年の古民家を移築した「紫雲閣」という宿泊棟の一階にある部屋です。日の伝統建築とヨーロッパのアンティーク家具が見事に融合したお部屋でした。隅々まで掃除が行き届いていて、当にチリ一つない綺麗な部屋でした。 部屋に付いている

    島根県出雲市の「湯宿・草庵」へふらり旅 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • チャンスの神様「カイロス」の前髪 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    僕がまだ中学生の頃に、担任の先生から言われた言葉が今でも鮮烈に記憶に残っています。それは「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉です。この”チャンスの神様”とはギリシャ神話に出てくるカイロスのことで、前髪が長くて後頭部が禿げているという変わったヘアスタイルをした神様です。 ”カイロス”とはギリシャ語で「チャンス」を意味しています。自分の目の前を通り過ぎてしまったカイロスは(禿げているため)後ろ髪を掴むことができません。すなわちチャンスが来たと思ったら、すぐに(前髪を)掴まなければならないという意味で使われています。しかし、この言葉を先生に教えていただいていたおかげで、僕は今までに大きなチャンスを掴むことができました。 まず最初のチャンスは「医学部再受験」です。僕は、ある国立大学の理系学部に通っていたのですが、通学電車の中で手塚治虫の『火の鳥・鳳凰編』を読んでいた時に突然「やっぱり医学部に

    チャンスの神様「カイロス」の前髪 - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • シンプルに生きる - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    僕はミニマリストを目指している訳ではありませんが、できるだけシンプルに生きていこうと思っています。数年前に急性期医療の最前線から退いたことをきっかけに、僕の考え方は大きく変わりました。今の自分の置かれた状況で、必要最低限のものだけを残し、無駄なものにエネルギーを分散させないように心がけています。 まずは所属していた3つの「学会」を退会しました。それに伴って専門医の資格を失うことになりましたが、実際は肩書きが無くなっただけで困ることは全くありませんでした。もちろん患者さんにも迷惑をかけていません。単なる肩書きを維持するためだけに、年間数十万円も失うよりは、そのお金旅行に行ってかけがえのない経験をする方が、今の僕にとって価値があります。 次は「大学の医局」との縁を切りました。僕の時代は大学を卒業すると、まず医局という組織に強制的に所属させられました。医局に属していると、就職先の病院を斡旋して

    シンプルに生きる - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 「読める本の数」と「蔵書の数」について - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    を読めば読むほど蔵書の数は増えていきます。知の巨人と形容される立花隆さん(故人)は蔵書数が10万冊とも言われています。僕も中学生の頃から友人の影響を受けてを読むようになりました。当時、僕たちの間で流行っていたのは田中芳樹が書いた『銀河英雄伝説』や『アルスラーン戦記』などのファンタジー小説、そして吉川英治の『三国志』や司馬遼太郎の『龍馬がゆく』といった歴史小説でした。そして高校、大学と進学するにつれて蔵書の数はどんどん増え、社会人になると蔵書の増えるスピードは更に加速度的になってきたのです。 引っ越し(医師は転勤が多い仕事です)の度に蔵書だけでものすごい数の段ボール箱が必要でした。を段ボールに詰めては運び、そして開封して棚に並べる…まあでもこの作業も好きの僕にとっては結構楽しいのですが、はたから見ている家族からしてみれば、かなり無駄の多い作業に見えたかもしれません。 そして40歳

    「読める本の数」と「蔵書の数」について - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 7,000万円の住宅ローン - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

    今月は僕にとって嬉しいことがありました。それは住宅ローンの返済(繰上げ)が終わったことです。7,000万円くらいのローンでしたが、湯水のように散財しまくっていたので返済に12年もかかってしまいました。昨年から株式投資を始めたのですが、これでやっと全力で投資お金を使うことができそうです。今更ながらですが、社会人になってからのお金の使い方が圧倒的に間違っていたと反省しています。もし今の世の中の制度のまま、もう一度最初から社会人をやり直せるとしたら(したくないけど) ① iDeCo 毎月23,000円 ② 積立NISA 毎年40万円 ③ ふるさと納税 は必須として、無駄な飲み会、友達付き合い(特に異性)、外車、過剰な生命保険などには一切お金を使わないようにしたいものです。そしてその上で ④ 米ドル預金(これだけはしてました) ⑤ 米国インデックス投資信託 を全力でしておきたかったです。もしタイ

    7,000万円の住宅ローン - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
  • 1