気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ジャパンブランドが危ない。 ジャパンブランドの製品の特徴といえば、高機能・壊れにくい・安心安全・高付加価値などで、世界中を席巻してきた。ところが、このところその地位がだいぶ怪しくなってきている。 例えば、シンガポールの家電量販店では冷蔵庫や洗濯機などの白物家電は韓国や中国ブランドのほうが多く並んでいる。日本製品といえば、隅っこの方にほんの少しだけ置かれている状態だ。 どうやら、ただ単に中国や韓国メーカーの製品が「安いから」という理由だけで売り場を席巻しているわけではなさそうだ。そこには、技術大国ニッポンがこれまでの成功体験から脱することができないジレンマがあるような気がしてならない。 20年前ならば1回のヒットで10年は食っていけたジャパンブ