13年前に開発された色の配列で情報を表現する「カメレオンコード」と呼ばれるカラーバーコードが、今になって注目を集めている。 13年前に開発された色の配列で情報を表現する「カメレオンコード」と呼ばれるカラーバーコードが、今になって注目を集めている。スマートフォンの普及やカメラ性能、印刷技術の向上によって、低コストで製造現場やオフィスに導入できるようになったためだ。開発したシフト(東京都千代田区)の辻博文社長は「ここにきて多数の引き合いや受注が舞い込んでおり、ようやく時代とマッチしてきた。工場の動線管理や点検作業など幅広い分野に売り込んでいきたい」と意気込んでいる。 カメレオンコードはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックを基本色、グリーン、レッド、ブルー、オレンジを追加色とした2次元のカラーバーコード。色も情報になっているため、従来のバーコードやQRコードに比べ、多くの情報を盛り込めるほか、長