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ブックマーク / www.aist.go.jp (153)

  • 産総研:省エネ技術を結集した次世代モジュール型グリーンデータセンターを構築

    発表・掲載日:2012/09/26 省エネ技術を結集した次世代モジュール型グリーンデータセンターを構築 -従来のデータセンターに比べ消費電力を30%削減可能に- 概要 NEDOは、2008年度に開始したグリーンITプロジェクトにおける成果の一つとして、省エネ技術を結集した次世代モジュール型データセンターを構築しました。これまで開発してきた省エネ基盤技術である、高電圧直流電源技術、サーバー液冷技術、グリーンクラウド運用技術、データセンターモデリング・評価技術に、今回新たに開発した外気導入技術(特許出願中)を組み合わせ、エネルギー利用効率を最適化し、事業の目標とした総消費電力を従来に比べ30%削減(比較のために構築した従来モジュール型データセンターの総消費電力28kWが次世代型で19.6kW以下に)できることを検証します。また、商用電力の供給量が制限された際に、制限内で効率良くデータセンター

  • 産総研:ポリマー上でシリコンの性能を超えるトランジスタを作製

    シリコン基板上に安価な耐熱性ポリマーを用いて高性能化合物半導体層を転写 ポリマーに接合した化合物半導体層を使って400℃以下の低温でシリコンの性能を超えるトランジスタを作製 ポストシリコン材料とシリコン大規模集積回路を融合した高性能・多機能デバイスの開発を期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門【研究部門長 金丸 正剛】新材料・機能インテグレーショングループ 前田 辰郎 主任研究員、板谷 太郎 主任研究員らは、住友化学株式会社【代表取締役社長 十倉 雅和】 (以下、「住友化学」という)と共同で、ポリマーを利用した化合物半導体の転写とポリマー上の高性能トランジスタ作製技術を開発した。 今回、産総研の基板貼り合わせ技術とデバイス作製技術、住友化学の化合物結晶成長技術というそれぞれの強みを生かし、ポストシリコン材料デバイスと

  • 産総研:グラフェンの新しい伝導制御技術を開発

    発表・掲載日:2012/09/25 グラフェンの新しい伝導制御技術を開発 -ヘリウムイオン照射で室温動作スイッチングトランジスタを実現- ポイント グラフェンに低密度の人工結晶欠陥を導入し電気伝導の変調を実現 欠陥導入されたグラフェントランジスタで初めて室温での電流のオン・オフ動作に成功 将来の超低電圧動作CMOSのチャネル材料として期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門【研究部門長 金丸 正剛】連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンター【連携研究体長 横山 直樹】(以下「GNC」という)中払 周 特定集中研究専門員ら、ナノエレクトロニクス研究部門 小川 真一 招聘研究員、ナノデバイスセンター【センター長 秋永 広幸】らは、独立行政法人 物質・材料研究機構【理事長 潮田 資勝】(以下「物材機構」という)国際ナノ

  • 産総研:トンネル電界効果トランジスタの素子動作モデルを開発

    主要な既存回路シミュレーターへの組み込みが可能 電界分布を正確に予測する新手法により、トンネル電流を高精度に計算 これまでの限界を打ち破る、低消費電力回路の実現に貢献 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門【研究部門長 金丸 正剛】連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンター【連携研究体長 横山 直樹】福田 浩一 研究員らは、トンネル電界効果トランジスタ(トンネルFET)の回路動作を予測する回路シミュレーションのための素子動作モデルを開発した。 この素子動作モデルはトンネルFET内部の電界分布を予測し、トンネル電流を見積もることで、電流電圧特性をシミュレーションする。このモデルはVerilog-A言語で記述できるので既存の主要回路シミュレーターに組み込むことが可能である。超低消費電力回路の実現を目指しているトンネルFE

  • 産総研:調光ミラーの鏡状態と透明状態の切り替えに対する耐久性を飛躍的に向上

    発表・掲載日:2012/09/20 調光ミラーの鏡状態と透明状態の切り替えに対する耐久性を飛躍的に向上 -オフィスビルなどの冷房負荷の大幅な低減に期待- NEDOの産業技術研究助成事業(若手研究グラント)の一環として、産業技術総合研究所(以下、産総研)は、鏡状態から透明状態、透明状態から鏡状態に戻すことを1サイクルとした切り替えにおいて10,000サイクル以上(1日に朝と夕方で2回の鏡状態と透明状態の切り替えをしたとき、約30年に相当するサイクル数)の耐久性をもつ調光ミラー(※)をマグネシウム・イットリウム系合金の薄膜材料を用いて実現しました(図1)。 この調光ミラーを活用することにより、オフィスビルなどの冷房負荷を大幅に低減する窓ガラスの実用化が期待されます。 この技術の詳細は、平成24年9月27日(木)から東京国際フォーラムで開催されるイノベーション・ジャパン2012において発表し、試

  • 産総研:電子機器の長期信頼性に貢献するエポキシ樹脂の製造技術

    発表・掲載日:2012/09/18 電子機器の長期信頼性に貢献するエポキシ樹脂の製造技術 -過酸化水素を用いた酸化技術によるクリーンな合成法- ポイント 高性能触媒により、高効率で高純度なエポキシ樹脂原料の合成法を開発 塩素を使わないため、半導体封止材用途に有利なエポキシ樹脂製造を実現 長期信頼性の高い半導体基板の開発に寄与 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)環境化学技術研究部門【研究部門長 柳下 宏】精密有機反応制御第3グループ 今 喜裕 研究員、精密有機反応制御グループ 清水 政男 主任研究員、企画部 佐藤 一彦 総括企画主幹らは、昭和電工株式会社【代表取締役 市川 秀夫】(以下「昭和電工」という)と共同で、過酸化水素を利用した酸化技術によって、封止材用途に有利な、塩素を使わないエポキシ樹脂原料の高効率な合成法を開発した。過酸化水素は酸化反

  • 産総研:微細シリコンデバイスのための3次元応力解析シミュレーター

    先端半導体デバイスでは、電子や正孔などのキャリアが流れるチャンネル領域に応力を積極的に加えて、キャリアをより流れやすくし、高速化・高性能化が行われている。しかし、応力にばらつきがあるとトランジスタの性能にばらつきが生じるため動作電圧を十分に下げることができず、消費電力を抑えられない。そのため、デバイスの低消費電力化を実現するには、応力のばらつきを抑える必要がある。このような背景から、応力がデバイス性能に与える影響を評価し、さらに、デバイス構造と応力の関係を明らかにし、それらをデバイス構造の設計や製造プロセスに反映するために、デバイス内部の応力分布を高い空間分解能で評価できる手法が求められている。 産総研は、半導体MIRAIプロジェクトにおいて、顕微ラマン分光法を用いたSiデバイス中の局所応力分布計測技術の研究開発を行い、光の波長よりも短い100 nm以下の空間分解能で局所応力分布を評価でき

  • 産総研:RNAが細胞内構造体を構築するメカニズムを解明

    発表・掲載日:2012/09/10 RNAが細胞内構造体を構築するメカニズムを解明 -ノンコーディングRNA自身の生合成過程と一体化して構築- ポイント RNAを中心に形成される核内構造体を構成するタンパク質を新たに多数同定した。 RNAと複数のタンパク質の協調した働きによって核内構造体が形成される。 この核内構造体が疾患関連タンパク質の機能制御に関わる可能性もある。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)バイオメディシナル情報研究センター【研究センター長 嶋田 一夫】機能性RNA工学チーム 廣瀬 哲郎 研究チーム長、細胞システム制御解析チーム 五島 直樹 主任研究員らは、ヒト細胞核中のNEAT1と呼ばれる、タンパク質をコードしない長鎖ノンコーディングRNA(ncRNA)が、多数のタンパク質とともに細胞内構造体を構築する過程を明らかにした。 これまで

  • 産総研:主な研究成果 水中の低濃度の溶存態放射性セシウムを簡易・迅速に測定

    水1Lあたり0.01ベクレル(Bq)という低濃度の放射性セシウムを約30分で分析可能 プルシアンブルー担持不織布による環境水中の放射性セシウムの濃縮技術を開発 福島県内の農業用水や河川水などのモニタリングや農作物への影響評価への貢献に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)地圏資源環境研究部門【研究部門長 駒井 武】地圏環境リスク研究グループ 保高 徹生 研究員、川辺 能成 主任研究員、ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】グリーンテクノロジー研究グループ 川 徹 研究グループ長は、日環境科学株式会社【代表取締役 稲毛 重之】と連携し、農業用水や河川水(環境水)中の低濃度の溶存態(水に溶けている状態)放射性セシウムをプルシアンブルー担持不織布によって濃縮し、従来よりも迅速に分析できる技術を開発した。 環境水中の放射性セシウムは主に溶存

  • 産総研:主な研究成果 盗聴やフィッシング詐欺などを防御する認証技術の開発と国際標準化

  • 産総研:高線量放射線被ばくによる障害の予防・治療に向けた新規細胞増殖因子

    安定性の高い新たな細胞増殖因子FGFCを創製 FGFCはさまざまな標的細胞に作用し、重篤な放射線障害の生体影響を緩和 FGFCを投与したマウスは、高線量放射線被ばくの前・後どちらの投与でも、生存日数が増加 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】 シグナル分子研究グループ 浅田 眞弘 主任研究員、今村 亨 研究グループ長らは、独立行政法人 放射線医学総合研究所【理事長 米倉 義晴】明石 真言 理事、重粒子医科学センター・先端粒子線生物研究プログラム【プログラムリーダー 今井 高志】中山 文明 主任研究員らと共に、高線量の放射線被ばくによる障害の予防・治療に効果があるとみられる新たな細胞増殖因子FGFCを創製した。 これまで放射線被ばくによる個体死の抑制に有効な薬剤はあまりなかった。産総研では安定性の高

  • 産総研 TODAY 2012.09 VOL.12-09 有機トランジスタ内の微結晶粒界を評価する

  • 成形プロセスによるMEMSデバイスの製造

  • マイルドなプラズマを用いた低侵襲止血機器

  • 産総研:強磁性ナノコンタクト素子によるミリ波発振

    産総研開発のシミュレーターを用いて強磁性ナノコンタクトの理論解析を実施 直流電流の値を変化させて5~140 GHzの範囲で発振周波数を制御可能 次世代無線通信技術やセンサー技術に用いられるマイクロ波、ミリ波の発信素子の実現に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノスピントロニクス研究センター【研究センター長 湯浅 新治】理論チーム 今村 裕志 研究チーム長、荒井 礼子 産総研特別研究員は、強磁性ナノコンタクト素子に直流電流を流すことにより5~140 ギガヘルツ(GHz)の発振が可能であることを理論的に示した。 従来の巨大磁気抵抗素子や強磁性トンネル接合素子を利用した発振では発振周波数が低く、ミリ波(30 GHz~300 GHz)の発振が必要なレーダーなどへの応用は難しいとされていた。しかし、強磁性ナノコンタクト素子に電流を流すことで誘起される

    ski_ysk
    ski_ysk 2012/09/03
    無線通信技術、センサー技術に応用が期待。
  • 産総研:ダイヤモンド半導体による接合型電界効果トランジスターの動作に成功

    究極の半導体物性を持つダイヤモンドで新たなスイッチング素子開発に成功 高いオン・オフ比と鋭い立ち上がりを持つことを確認 家電、自然エネルギー、自動車技術に不可欠なパワートランジスターの実現に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京工業大学の波多野 睦子 教授と産業技術総合研究所の山崎 聡 主幹研究員らのグループは、ダイヤモンド半導体注1)を用いた接合型電界効果トランジスター注2)を作製し、動作させることに世界で初めて成功しました。 グリーンイノベーションの一環として、スマートグリッドの開発が進められていますが、そのキーテクノロジーとして1.0kVを超える高い電圧に耐え、低損失でオン・オフできる小型の半導体パワーデバイス注3)の開発が求められています。ダイヤモンド半導体は、半導体の中で最も高い絶縁耐圧と最も高い熱伝導率という優れた特性を持つため、候補材料として大いに期待されています

  • 産総研:発光している有機EL素子内部の状態を計測・評価

    有機EL素子を発光させながら素子内部の特定の有機層界面の情報を選択的に非破壊で測定 先端計測技術であるレーザー分光測定法と有機EL素子の作製・評価技術を融合 有機エレクトロニクスデバイスの特性向上や劣化解析のための非破壊分析にも応用 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】ナノシステム計測グループ 宮前 孝行 主任研究員、フレキシブルエレクトロニクス研究センター【研究センター長 鎌田 俊英】印刷エレクトロニクスデバイスチーム 高田 徳幸 研究チーム長は、次世代化学材料評価技術研究組合【理事長 冨澤 龍一】(以下「CEREBA」という)と共同で、発光中の多層積層有機EL素子内部の有機層界面にある特定の分子の振る舞いを選択的に測定する手法を開発し、素子内の電荷の振る舞いを分子レベルで計測することに初めて成功した

    ski_ysk
    ski_ysk 2012/08/19
    発光中の多層積層有機EL素子内部の有機層界面にある特定の分子の振る舞いを選択的に非破壊的に測定する手法の開発。
  • 産総研:主な研究成果 ウイルスRNA合成酵素によるRNA合成終結の分子機構を解明

    ウイルスゲノムRNA複製に必須なRNA末端にアデノシンを付加する分子機構 RNA合成酵素と合成されたRNA—鋳型RNAの末端で共同的に特異的なATP結合ポケットを形成 ウイルスゲノムRNAの複製を阻害する新しい医薬品開発に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】RNAプロセシング研究グループ 富田 耕造 研究グループ長らは、ウイルスのRNA合成酵素がゲノムRNAの複製に必須な、RNA合成終結時にRNA末端へアデノシン(A)を付加するメカニズムを明らかにした。 QβウイルスのRNA合成酵素(Qβレプリケース)によるRNA合成の終結過程であるRNA末端への鋳型非依存的アデノシン(A)付加反応段階を表したQβレプリケース-RNA複合体についてX線結晶構造解析と、得られた構造をもとにした生化学的解析を行

    ski_ysk
    ski_ysk 2012/08/13
    ウイルス増殖におけるRNA合成の終結メカニズムの解明。ウイルスのRNA合成において、鋳型を元にしたRNA合成後、鋳型非依存的アデノシン付加反応が進行する。
  • 産総研:動いている物体の形を高速・精密に計測する技術を開発

    発表・掲載日:2012/08/02 動いている物体の形を高速・精密に計測する技術を開発 -表面形状を30~2000コマ/秒で3次元計測- ポイント 格子状のパターン光を投影した物体をカメラ撮影し、撮像された瞬間の物体表面形状を計測 非接触で計測するので、さまざまな対象物の表面形状の計測が可能 人間の運動解析・医療応用、衣服のモデリング、衝突による変形のような材料・構造物の解析などへの利用を期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)知能システム研究部門【研究部門長 比留川 博久】サービスロボティクス研究グループ 佐川 立昌 研究員は、国立大学法人 鹿児島大学【学長 吉田 浩己】大学院理工学研究科(工学系) 情報生体システム工学専攻 川崎 洋 教授、公立大学法人 広島市立大学【理事長(学長) 浅田 尚紀】大学院情報科学研究科 知能工学専攻 古川 亮 准

    ski_ysk
    ski_ysk 2012/08/04
    動体を対象とした高速、高精度の3Dスキャナー。モーションキャプチャ。Kinect。
  • 電子回路部品の偽造品を検出

    ski_ysk
    ski_ysk 2012/08/02
    電子回路部品の偽造防止技術(個体判別技術:PUF)。