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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (177)

  • ディープラーニングの学習で「世界最高速度」実現

    富士通研究所は2016年8月9日、スーパーコンピュータのソフトウェア並列化技術を応用し、複数のGPUを用いてディープラーニングの学習速度を高速化するソフトウェア技術を開発したと発表した。 「世界最高速度を達成」 富士通研究所は2016年8月9日、スーパーコンピュータのソフトウェア並列化技術を応用し、複数のGPUを用いてディープラーニングの学習速度を高速化するソフトウェア技術を開発したと発表した。同技術をオープンソフトウェアの「Caffe」に適用し、画像認識用多層ニューラルネットの1つである「AlexNet」を用いて評価したところ、GPU1台の学習速度に対して16台で14.7倍、64台では27倍を実現。同技術適用前と比べて、GPU16台で46%、64台で71%の学習速度の向上を実現している。 これにより、コンピュータ1台では約1カ月かかる学習処理を、GPUを64台並列動作させることで、1日程

    ディープラーニングの学習で「世界最高速度」実現
  • 小型BLE、SIGFOX対応などの最新無線モジュール

    シリコン・ラボラトリーズは、「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」(2016年11月16~18日/パシフィコ横浜)で、Bluetooth Low Energy(BLE)対応のSiP(システムインパッケージ)モジュールなどを展示した。 「業界最小クラス」の6.5mm角 シリコン・ラボラトリーズ(以下、シリコンラボ)は、2016年11月16~18日にパシフィコ横浜で開催された「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」で、同年11月に発表したBluetooth Low Energy(BLE)対応のSiP(システムインパッケージ)モジュール「BGM12x Blue Gecko」などを展示した。 同製品は名前にもある通り、最大動作周波数40MHzのARM C

    小型BLE、SIGFOX対応などの最新無線モジュール
  • 人工知能は私たちの幸福感を高めてくれるのか

    EE Times Japanに掲載した記事を読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、日立製作所が2016年6月に発表した、人工知能を活用して働く人の幸福感向上に有効なアドバイスを、各個人の行動データから作成する技術を紹介します。 AIで働く人々は幸福になれるのか アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、日立製作所が2016年6月に発表した、人工知能を活用して働く人の幸福感向上に有効なアドバイスを、各個人の行動データから作成する技術を紹介します。 なお、PDFではなく、Webで閲覧する場合は、こちらをクリックしてください。 AIで働く人々は幸福にな

  • 衛星信号だけで誤差cmの測位を実現するデコーダー

    2016年11月16~18日、パシフィコ横浜で「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」が開催される。コアのブースでは、同社のエンベデッド技術を生かしたソリューションを「育む」「研ぎすます」「繋ぐ」のゾーンに分けて展示するという。 2016年11月16~18日、パシフィコ横浜で「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」が開催される。EE Times Japan/MONOistでは、同展示会の開催に先駆けて、出展社企業に展示する製品やサービスの事前取材を進めている。 今回は、エンベデッド技術とIoTソリューションの展示を行うコアに聞いた。同社エンベデッドソリューションカンパニー営業統括部でソリューション担当課長を務める田寿浩氏によると、ブースは「育む」

    衛星信号だけで誤差cmの測位を実現するデコーダー
  • スパコンと気象レーダーで、ゲリラ豪雨を予測

    理化学研究所(理研)らの国際共同研究グループは、「ゲリラ豪雨予測手法」を開発した。スーパーコンピュータ(スパコン)「京」とフェーズドアレイ気象レーダーを用い、実際のゲリラ豪雨の動きを詳細に再現することに成功した。 桁違いのデータ量を生かす、データ同化手法 理化学研究所(理研)計算科学研究機構データ同化研究チームの三好建正チームリーダーと情報通信研究機構、大阪大学らの国際共同研究グループは2016年8月、「ゲリラ豪雨予測手法」を開発したと発表した。スーパーコンピュータ(スパコン)「京」とフェーズドアレイ気象レーダーの両方から得られる膨大なデータを組み合わせ、解像度100mで30秒ごとに新しい観測データを取り込むことで、実際のゲリラ豪雨の動きを詳細に再現することに成功した。 スパコンを使った天気予報シミュレーションは、一般的に解像度が1km以上と粗く、観測データは1時間ごとに取り込んで更新する

    スパコンと気象レーダーで、ゲリラ豪雨を予測
  • “人も歩けば電波が飛ぶ”、無線タグ開発キット

    モノワイヤレスは、無線タグ用の開発キット「TWE-LITE SWING(トワイライト・スウィング)」を発表した。振動を利用する環境発電(エナジーハーベスト)によって電波を送信できるので、電池を搭載する必要がない。工場や工事現場、病院などにおいて人の位置を検知する用途や、リモコンなどのUI(ユーザーインタフェース)といった用途に向ける。 モノワイヤレスの第1弾 東京コスモス電機のワイヤレス事業部門から分社独立する形で設立された「モノワイヤレス」。2015年10月21日に営業を開始してから、ちょうど1年がたった。モノワイヤレスは、東京コスモス電機ワイヤレス事業部の主力製品だった無線モジュール「TWE-LITE(トワイライト)ファミリー」およびサービスを引き継いでいる*)。 *)関連記事:東京コスモス無線部門が独立、モノワイヤレスに その同社が、モノワイヤレスとしては第1弾となる「TWE-LIT

    “人も歩けば電波が飛ぶ”、無線タグ開発キット
  • “10分でできるIoTの1歩”を、ロームがデモ展示

    ロームは、2016年10月4~7日に幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2016」で、工場内設備のモニタリングデモ機「マシンヘルス」を展示した。マシンヘルスは、機器に取り付けた11種類のセンサーノードで設備に関するデータを常時取得する。取得したデータは、ゲートウェイを通して、クラウド上に送信する仕組みである。クラウドに送られたデータは、どこからでも確認できるため、異常な数値を検出したときはすぐに対応可能だ。 展示では、ポンプ負荷検出と液面水量監視に関するデモが公開されていた。ポンプ負荷検出では、ポンプの振動が変化するとセンサーが変化を検出し、振動データを制御装置に送信。制御装置はアラートを発してポンプを停止し、シグナルタワーを点灯させる。その状態を検知したシグナルタワーセンサーや電流センサーも異常を発信する。 液面水量監視では、配管に取り付けたテラヘルツ液面センサーが、配管内

    “10分でできるIoTの1歩”を、ロームがデモ展示
    ski_ysk
    ski_ysk 2016/10/16
  • “オーダーメイドの肌”を印刷技術で作る

    “オーダーメイドの肌”を印刷技術で作る:ファンデーションは「塗る」から「貼る」時代に?(1/2 ページ) パナソニックは「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日、千葉・幕張メッセ)で、“オーダーメイドの肌シート”を使って化粧するデモを行った。シミなどの隠したい部分を“塗って”隠すのではなく、“貼って”隠すメークを提案。デモには毎回、多くの来場者が殺到していた。 ファンデは“塗る”から“貼る”に? 多くの女性にとって、朝のメークは時間との戦いである。メークの度合いは違えど、1~2分で済ませられるものではない。アイテムだけを取っても、下地、コンシーラー、ファンデーション、パウダー、アイシャドー、アイブロウ、マスカラ、チーク、リップ+α……と、半導体ICも腰を抜かすほどの工程数なのだ。だから、化粧品を作る方も使う方も、「いかに短時間できれいに仕上げられるか」を実現すべく、

    “オーダーメイドの肌”を印刷技術で作る
  • 専門知識がなくても大丈夫、AI設計を自動化

    三菱電機は、ディープラーニングを自動設計できるアルゴリズムを開発した。人工知能AI)の専門知識がなくてもディープラーニングの設計を短期間で行え、AIの導入コストを低減することが可能となる。 システムの導入期間短縮と低コスト化を可能に 三菱電機は2016年10月、ディープラーニングを自動設計できるアルゴリズムを開発したと発表した。人工知能AI)の専門知識がなくてもディープラーニングの設計を短期間で行え、AIの導入コストも低減することが可能になるという。 新たに開発した「ディープラーニングの自動設計アルゴリズム」は、脳の視覚野をベースに考案された画像処理アルゴリズム「ネオコグニトロン」に基づいているという。学習データの中から、最も特徴的なデータのみを重複することなく抽出する。そして、ディープラーニングのネットワーク構造や初期パラメーターなどを自動設計する。これにより、機器の使用環境/目的に

    専門知識がなくても大丈夫、AI設計を自動化
  • 光を自在に操るMEMSレーザー照明が登場

    スタンレー電気は、モーターなどを使わず、自在に照射領域を変更できる新しい照明「MEMSレーザー照明」を2016年10月4日から開催されている展示会「CEATEC JAPAN 2016」(シーテック ジャパン)で公開した。 スタンレー「目標は車のアダプティブ・ヘッドライトでの採用」 スタンレー電気は、「CEATEC JAPAN 2016」(シーテック ジャパン、会期:2016年10月4~7日、会場:千葉市幕張メッセ)で、MEMSミラーデバイスを使ったレーザー照明(MEMSレーザー照明)を公開した。モーターなどのアクチュエーターを使用せず小型サイズで、照らす領域を自在に変えられるアクティブな照明を実現できる。舞台演出などエンターテインメント用照明の他、「将来的には、自動車のアダプティブ・ヘッドライトにも応用可能な照明技術」(同社)とする。 MEMSレーザー照明は、青色レーザーの光を、MEMSス

    光を自在に操るMEMSレーザー照明が登場
  • CEATECの「IoTタウン」、初出展ばかりで面白い

    CPS/IoTの展示会として開催されている「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日/千葉市幕張メッセ)。生まれ変わったCEATECで、主催者が特別企画として展示しているのが「IoTタウン」である。記事では、初出展となる企業を中心に、IoTタウンの様子を画像で紹介する。 特別企画「IoTタウン」 2016年10月4~7日に千葉市幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2016」。“家電の見市”の印象が強い同展示会だが、2016年から「CPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)の展示会」として開催されている。 生まれ変わったCEATECが、特別企画として展示しているのが「IoTタウン」である。IT・エレクトロニクスを利用するさまざまなユーザー企業が、IoTタウンに集まることで、新たなビジネスモデルにつながるアイデアやパートナー

    CEATECの「IoTタウン」、初出展ばかりで面白い
  • 触れるだけでつながる、パナが人体通信を展示

    パナソニックは2016年10月3日、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日/幕張メッセ)のメディア向け先行公開で、同社の最新技術に関する展示を行った。記事では、「銅メッシュタッチセンサー」「人体通信応用デバイス」「フレキシブルリチウムイオン電池」を紹介する。 Unique Interface/Unique Experience パナソニックは2016年10月3日、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日/幕張メッセ)のメディア向け先行公開で、同社の最新技術に関する展示を行った。出展コンセプトは「Unique Interface/Unique Experience」となっており、体感・体験型の展示を通じ、顧客の課題に直結するソリューションを提案するとしている。 記事では、触れるだけで簡単につながることができる「人体通信応用デバイス」と、配

    触れるだけでつながる、パナが人体通信を展示
  • 空飛ぶ折り鶴が“誰でも操縦できる”ように進化

    ロームグループ製品で構成 ロームは2016年10月4~7日に開催される展示会「CEATEC JAPAN 2016」(シーテック ジャパン、会場:千葉市幕張メッセ)で、ロームグループ製品で構成した“空飛ぶ折り鶴”のデモ飛行を公開する。 “空飛ぶ折り鶴”は、鶴同様に羽根を羽ばたかせて空中を飛ぶ折り鶴を模した機体で、920MHz無線通信を介して遠隔操縦できる。ロームは、超小型飛行体研究所の宗像俊龍氏と共同で、この空飛ぶ折り鶴を開発、2015年のCEATECで披露していた*)。 *)関連記事:3グラムのマイコンボードで、折り鶴が舞う! 今回のCEATEC 2016で公開するのは、“進化版・空飛ぶ折り鶴”で、1年前のものと比較し、大きく機能を向上させた。 進化版・空飛ぶ折り鶴の最大の特長は、自己姿勢制御機能を機体に搭載したこと。機体に搭載された加速度センサー、ジャイロセンサー、気圧センサーで、2軸(

    空飛ぶ折り鶴が“誰でも操縦できる”ように進化
  • IIC、産業用IoTのセキュリティフレームワークを発表

    Intelらが設立したIIC(Industrial Internet Consortium)が、産業向けIoT(IIoT)の開発に関するセキュリティフレームワークを発表した。IIoTは民生用IoTとはセキュリティ要件が異なるので、IIoTにフォーカスしたセキュリティフレームワークを作る必要があったと、専門家は述べる。 IIC(Industrial Internet Consortium)が、産業向けIoT(IIoT)の開発に関するセキュリティフレームワークの初期バージョンを発表した。このフレームワークは、IICが2015年に発表した「IIoT Reference Architecture(レファレンスアーキテクチャ)」への追加事項となる。今後、IIoTシステムの安全性の確立方法について、幅広い業界の合意を得られるような手順の開発に着手していくという。 最終的には、ただ単にセキュリティを追加

    IIC、産業用IoTのセキュリティフレームワークを発表
  • 耳の形状で個人認証、ウェアラブルの本命なるか

    NECは2016年10月3日、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日/幕張メッセ)のメディア向け先行公開で、耳穴の形状を音で識別する生体認証技術を展示した。 同技術で使用するのは、市販品のイヤフォンにスピーカーとマイク、モーションセンサーを追加したもの。特徴量の抽出には、同社のバイオメトリクス認証技術がベースとなっている。イヤフォンの音を流したときの耳穴からの反響音をマイクから収集することで、耳の形状で決まる音響特性を1秒以内で認識できるのだ。 同社のリリースによると、外耳道を通って鼓膜で反射して返ってくる信号成分と、鼓膜を通過した後、中耳と内耳で反射し、返ってくる信号成分が重要という。この2種類の信号成分に対応する特徴量を抽出。同特徴量により、少ない計算量で生体認証が可能になり、外的環境の影響も排除できるため、99%以上の認証精度を実現したとしている。 また、多

    耳の形状で個人認証、ウェアラブルの本命なるか
  • におい成分を複数のガスセンサー素子で測定

    太陽誘電は、「CEATEC JAPAN 2016」で、さまざまなガス成分を選択的に検出し、においを識別することができる「においセンサー」などの最新技術を展示した。 可変容量素子や可視光通信の最新技術も 太陽誘電は、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4~7日、千葉・幕張メッセ)で、さまざまなガス成分を選択的に検出し、そのパターンでにおいを識別することができる「においセンサー」などの最新技術を展示した。 同社は、「Reliable the Next~信頼で応える、太陽誘電のIoTソリューション~」をテーマに、開発中の試作品などを数多く展示した。その1つがにおいセンサーである。においセンサーは、アロマビットと共同開発した。水晶基板上に、におい分子を選択して吸着させる感応膜を成膜している。感応膜は、アンモニアやトルエン、アセトン、エタノールなど、それぞれのにおい分子に反応し、

    におい成分を複数のガスセンサー素子で測定
  • IoTの裾野を広げる無線センサー開発キット

    Silicon Laboratories(シリコン・ラボラトリーズ)は2016年7月、無線センサー端末などIoT(モノのインターネット)端末のプロトタイプを短期間、低コストで実現できる開発キットを発売した。IoTシステムのプロトタイプ構築用途やホビーユーザーなど幅広く展開していく。 シリコンラボ、IoT事業強化の一環として Silicon Laboratories(シリコン・ラボラトリーズ/以下、シリコンラボ)は、無線センサー端末などIoT(モノのインターネット)端末のプロトタイプを短期間、低コストで実現できる開発キット「Thunderboard React」(サンダーボード・リアクト)を発売した。無線/マイコンモジュールに、各種センサー、アンテナ、電源を備えたボード、ソフトウェアや連動スマートフォンアプリ、クラウド環境も無償提供され、購入直後から無線センサー端末として動作する。「IoTシ

    IoTの裾野を広げる無線センサー開発キット
  • 理研、半永久的に駆動するアクチュエータ―を開発

    理化学研究所は、環境に存在する湿度の揺らぎをエネルギー源として半永久的に駆動する薄膜アクチュエーターを開発したと発表した。身の回りに存在する非常に小さな湿度の揺らぎから、運動エネルギーを取り出せることを意味する。人工筋肉などの分野に応用できる可能性があるという。 構造の一部だけ水を吸着する材料を採用 理化学研究所(理研)の相田卓三氏と宮島大吾氏、東京大学大学院工学系研究科の荒添弘樹氏らによる研究グループは2016年7月、環境に存在する湿度の揺らぎをエネルギー源として、半永久的に駆動する薄膜アクチュエーターを開発したと発表した。 同研究グループが開発した薄膜は、少ない水分量で、大きく、高速に屈伸運動を行う。従来も湿度に応答して屈伸する材料は報告されていたが、その応答は遅く、高い湿度条件を必要とするため、通常の環境からエネルギーを取り出すことができなかった。 従来の薄膜は、水を吸収しやすい高分

    理研、半永久的に駆動するアクチュエータ―を開発
  • 熱を流すだけで金属が磁石になる現象を発見

    東北大学金属材料研究所のダジ ホウ氏、齊藤英治氏らは2016年7月、通常の状態で磁化を持たない金属が、熱を流すだけで磁石の性質を示す現象を発見したと発表した。 スピンエレクトロニクス研究に貢献へ 東北大学金属材料研究所のダジ ホウ氏、齊藤英治氏らは2016年7月、通常の状態で磁化を持たない金属が、熱を流すだけで磁石の性質を示す現象を発見したと発表した。 この現象は、単位面積当たり100万分の1電磁単位という微弱な磁化を電気信号として観測できることから、熱平衡状態での新しい磁化測定法として利用できるという。また、熱と磁化との関係の理解が深まり、熱を利用したスピンエレクトロニクスの研究が進み、日常生活で捨てられている熱を削減、利用することが期待される。 注目を集める電子スピンの役割 磁化を持つ物質「磁石」の発現は従来、電子が持つ「スピン」と呼ばれるミクロな自転運動の軸がそろうことにより、マクロ

    熱を流すだけで金属が磁石になる現象を発見
  • すでに夢の推定も、次世代AIとして研究進む“脳”

    EE Times Japanに掲載した記事を読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、情報通信研究機構(NICT)が「脳をリバースエンジニアリングする」と題して行った講演から、脳に関する研究成果について紹介します。 すでに夢の推定も、次世代AIとして研究進む“脳” アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、NICTが「脳をリバースエンジニアリングする」と題して行った講演から、脳に関する研究成果について紹介します。 なお、PDFではなく、Webで閲覧する場合は、こちらをクリックしてください。 すでに夢の推定も、次世代AIとして研究進む“脳” 情報通信研