人体には無限の可能性がある。そこからエネルギーを抽出することができれば、さぞや便利に違いない。 アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校のナノテク研究者は、人体から発する汗と腕を振ったときの動きからエネルギーを抽出して電子機器に電力を供給する「ウェアラブル・マイクログリッド(小型発電網)」を開発している。 そのデバイスをシャツに取りつければ、発電マンの出来上がりだ。スマホのバッテリーが不足した時に自ら発電した電力で補うことが可能になる。
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人体には無限の可能性がある。そこからエネルギーを抽出することができれば、さぞや便利に違いない。 アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校のナノテク研究者は、人体から発する汗と腕を振ったときの動きからエネルギーを抽出して電子機器に電力を供給する「ウェアラブル・マイクログリッド(小型発電網)」を開発している。 そのデバイスをシャツに取りつければ、発電マンの出来上がりだ。スマホのバッテリーが不足した時に自ら発電した電力で補うことが可能になる。
心の中で何を思おうがその人の自由だ。公に発言すると問題になるようなことでも秘めたる思いは自分だけのものだ。 だが今や、自分の考えが公然と文章化できる時代がやってきたようだ。新たに開発されたAIは、脳の活動を読み取って、それを文字に変換することができるのだという。 利用方法によっては大変有意義なものとなるだろう。例えば言葉を話せない人や体の自由がきかない人にとっては画期的なツールとなるのだ。
新型コロナウイルス感染防止のため、世界的にマスクの着用が推奨されはじめている。マスクの有効性については依然議論がわかれているが、人に感染させないためには有用だというのが一般的な見方である。 だが、マスクをつけることで弊害が出てしまう人たちもいる。聴覚障碍者や難聴者たちだ。彼らは手話でコミュニケーションをとっているが、手だけでなく口の形でも言葉を判断している。その口元が隠されてしまっては手話が成立しなくなってしまうのだ。 そこで、アメリカに住む21歳の女子大生は、耳の不自由な人たちのために口元が透明のプラスチックになった特殊なマスクを開発したそうだ。現在、無料でそれを必要としている人々に送っているという。
2020年3月11日、WHO(世界保健機構)のテドロス事務局長は、ジュネーブで記者会見を行い、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的流行)とみなせる」と表明し、世界各国に全力で感染拡大を抑え込むよう訴えた。 WHOがパンデミックの呼称を使うのは、2009年の新型インフルエンザ以来11年ぶりとなる。 ところで、最近ニュースでよく耳にする、「パンデミック」、「エピデミック」、「アウトブレイク」という言葉だが、どんな違いがあるのか? どれも外国からきた言葉だし、「大流行」を意味しているくらいはわかるが、それぞれにちゃんとした違いがあるという。 ここでは海外サイトで説明されていた「パンデミック」「エピデミック」「アウトブレイク」の正確な意味を確認していくことにしよう。
生物多様性ヘリテージライブラリ(Biodiversity Heritage Library)は、世界で刊行された数十万冊の雑誌や図書館に収められている研究図書から動物のスケッチや歴史的な図表、植物学のイラストなどを収集しているサイトだ。 地球の生物に特化した世界最大のオープンアクセスデジタルアーカイブと称されるこのライブラリで、なんと15万点以上ものイラストが無料ダウンロードできる。 サイトには日常ではなかなか見られないイラストが盛りだくさん。19世紀に描かれた貴重なスケッチや、興味深い学術書に添えられた精密な図など、生物好きな我々を夢とロマンの世界にいざなってくれる作品がたっぷり用意されている。
物事をあまり考えない人のことを「この単細胞!」なんて言ったりするが、それはもしかしたら単細胞生物に失礼なのかもしれない。 新たなる説によると、彼らは私たちが思っているよりも案外いろいろ考えているのだという。 これまで科学者は単細胞生物の行動はプログラムされたもので、刺激に反応しているだけだと考えていた。だが『Current Biology』(12月5日付)に掲載された研究では、その概念をくつがえすかもしれない発見が報告されている。
バイクの事故や脳梗塞など、脳にほんの少しのダメージを負っただけで、人体の機能は大きく損なわれることがある。 その一方で、手術で脳の半分を失ってしまっているというのに、どう言うわけか普通に生きている人たちがいる。 実に理解しがたい現象だが、条件がそろえば、脳には欠けた部分を補う力が備わっているようだ。 『Cell Reports』(11月19日付)に掲載された新しい研究では、この驚異的で、しかも不思議な現象がなぜ可能になるのかヒントを与えてくれている。 その秘密は、脳が欠損した部分を補おうとネットワーク結合を強化し、マルチタスク機能を実現させていることにあるという。
海の中で自然光で水中写真を撮影すると、まるでフィルターを通したかのように青緑色を帯びてしまうことが多い。 海の浅いところであっても、そこに差し込む光は吸収・散乱してしまい、赤や黄色といったサンゴならではの色合いはほとんど消えてしまう。 青みを帯びた水中写真は、フォトショップなどの画像処理ツールで修正することは可能だが、それだと人工的な色合いになってしまい、実際の色とは違ったものとなってしまう。 そこで海洋学者は、、海底を彩る本当の色を再現できるアルゴリズムを開発した。
夜空に広がる宇宙は、本当は私たちの目に見えているものとはまるで違った姿をしているのかもしれない。なぜって、人間の目で見ることができる光は限られた範囲のものでしかないからだ。 でももしかしたら、近い将来、裸眼であっても赤外線をとらえて、これまではわからなかった宇宙の表情を観察したり、かさばる暗視ゴーグルなしでも暗闇を見通せたりできるようになるかもしれない。 アメリカ化学会の秋季学会で米マサチューセッツ大学医学部のハン・ガン氏らが、研究を続けているアップコンバージョン・ナノ粒子(UCNP)に関する進捗状況を発表した。 普通は見えない近赤外線が見えるようになるという技術らしく、医療やさまざまな分野での活用に期待が寄せられているようだ。
脳の不思議な現象を現す言葉はなぜかフランス語が語源となることが多い。例えば一度も体験したことがないのに、既にどこかで体験したことのように感じることをデジャヴュ(Deja vu)、逆に既に体験していることなのに、一度も体験したことがないと感じることをジャメヴュ(Jamais vu)と言う。 そして今回説明するのは「プレスクヴュ(presque vu)」である。この言葉は、思い出そうとすることが喉まで出かかっているのに思い出せない、ほとんど分かりかけているのにはっきりとしない現象のことを意味する。 絶対に知っているはずなのに出てこないあのもどかしい感覚のことだ。
最新の流行を採り入れながら、低価格に抑えた衣料品を短いサイクルで世界的に大量生産・販売するファストファッションの業態は、環境や社会、行動的要因において世界的な影響を与えてきた。 安価な衣類は、予想される寿命に達するよりもずっと前に廃棄されることが一般的になってしまったのだ。衣類が廃棄されるということは、それだけ繊維廃棄物の量が増え、環境への影響が大きくなる。 そして現在、ファッション消費の急激な増加に対処し、環境汚染の原因となる合成繊維(マイクロファイバー)に代わる地球にやさしい素材の開発が世界的急務となっている。 そこで、カナダの2大学の共同研究により、植物のように光合成ができるという画期的な素材の衣服の開発が行われた。
お腹の左側、肋骨の下あたりにある臓器。肋骨のすぐ近くにあるために、お腹を怪我するとその影響を受けやすい。脾臓が摘出される理由もこれが一番だ。 それを包むティッシュのようなカプセルは簡単に破れてしまうため、脾臓が損傷すると出血を止めることはない。放置しておけば死にいたる。 脾臓を覗き込めば、暗赤色の部分と白い部分の2色が見えるだろう。 それぞれの色は機能と関係しており、赤い部分は赤血球を溜めてはリサイクル、白い部分は白血球と血小板を処理している。 脾臓がなくても生きていくことはできる。が、脾臓の機能が失われて感染症への免疫力が低下するため、肺炎球菌のワクチンの接種など予防につとめる必要がある。 6. 胃 胃には収縮して食べ物を潰すことによる機械的消化、胃酸による化学的消化、吸収、分泌という4つの機能がある。 摘出される理由はがんや外傷などだ。2012年の英国には、キンキンに冷えた液体窒素入り
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