バイクの事故や脳梗塞など、脳にほんの少しのダメージを負っただけで、人体の機能は大きく損なわれることがある。 その一方で、手術で脳の半分を失ってしまっているというのに、どう言うわけか普通に生きている人たちがいる。 実に理解しがたい現象だが、条件がそろえば、脳には欠けた部分を補う力が備わっているようだ。 『Cell Reports』(11月19日付)に掲載された新しい研究では、この驚異的で、しかも不思議な現象がなぜ可能になるのかヒントを与えてくれている。 その秘密は、脳が欠損した部分を補おうとネットワーク結合を強化し、マルチタスク機能を実現させていることにあるという。
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