米グーグルが、米フェイスブックに対抗する本格的なソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を発表したことが話題になっている。「グーグル+(プラス)」と呼ぶサービスで、現在は少数のユーザーを対象に招待制で運用している。試験段階という位置付けで今のところサービス名には「プロジェクト」の文字が付いている。 同社のSNSを巡っては、過去にプライバシー侵害問題で物議を醸したことがあるが、その苦い経験を踏まえ今度は慎重に事を進めていると米ニューヨーク・タイムズは伝えている。 グーグルの説明によれば、新サービスのコンセプトは「現実世界の人間関係の再現」。家族、大学時代の友人、会社の上司など、普段共有する情報は相手によって変わるのが現実の社会。 従来のSNSのように、すべての知人やウェブ全体に情報を発信するという方法では実社会を反映できず、そのことが様々な問題をもたらすとしている。そこで同社が取った
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