仮想通貨「モナコイン」を不正入手するためのコンピューターウイルスを作成するなどしたとして、愛知県警は30日、不正指令電磁的記録作成・同供用の疑いで、大阪府貝塚市の高校3年の男子生徒(17)を逮捕した。 県警によると、昨年10月中旬にウイルスをダウンロードした東京都江戸川区の男性会社員(31)の口座から、当時のレートで約1万5千円相当のモナコインが勝手に引き出されており、県警が関連を調べている。 逮捕容疑は昨年10月10日ごろ、「ウォレット」と呼ばれる個人のコイン用口座からモナコインを引き出すのに必要なキーを不正入手できるウイルスを自宅で作成。モナコイン利用者向けの掲示板に投稿し、不特定多数の人がダウンロードできる状態にしたとしている。 ウイルスは、モナコインのレートを確認できるプログラムに仕込まれており、感染すると個人のキーが閲覧されてしまう。男子生徒はこのプログラムをダウンロードさせるた