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ブックマーク / blog.skky.jp (8)

  • 何か間違ってると思うし気にいらない - しっきーのブログ

    一つ一つ詳細を書くのは差し支えがあるのだけど、社会人になってから、「それって役に立つの?」という種類の問い方をする人が世の中にたくさんいることがわかった。目的が曖昧なままでも手段が問われるのだ。 役に立つかどうかで言えば、「大量虐殺に役立ちます!」みたいなこともあるわけだし、目的や価値をすっとばして手段として優れていることが求められる状況は、貧しいし危険だ。 人類には、目的さえ明確なら、なんとなくなんとかしてしまう力がわりとあると思う。一方、目的が狂っているとき、積みあがるはずだったプラスのぶんがマイナスになってしまうこともあり得る。 個人レベルでも、手段でなく目的をもう少し意識してみていいのかもしれない。 何の利害も理念も共有していない人間に従事することは自分の目的ではないな、というくらいの最低限の常識的な感覚を手放さないために。 しかし、「目的は何か?」「何が価値なのか?」といった類の

    sky-y
    sky-y 2017/05/22
    「あなたが信じているその目的は、本当に正しいのか?」という類の問いは、「それって役に立つの?」という思考からは出てこないだろう。
  • MERYが潰れてもそれを見ていた人達が消えるわけじゃない - しっきーのブログ

    WELQからの一連の騒動で、MERYも非公開になってしまった。復活は望み薄。 MERYというメディアは、公式Twitterのフォロワーも16万以上いるし、アプリも500万DL以上だし、人気アイドルが表紙を飾る紙の雑誌も出てて、規模と人気で言えば国内トップクラスのメディアの一つだった。 僕も女子が普段何を考えて生きてるのかそれなりに気になって、たまに覗いてたりしてたぞ。 MERYを潰してネット民達はヒャッハー状態だけど、「MERYがなくなった先に何があるのか」という話がそろそろ出てきてもいいのではないかと思う。 MERYやDeNAパレットがやりたかったのは「商品紹介」なのでは? 広告とコンテンツと意識の高さカースト MERYが消えた後の世界 1. ブロガー、アフィリエイター大歓喜 2. 綺麗なMERYが現れる 3. 一億総マーケティング社会 キュレーションメディア亡き後の良い「インターネット

    MERYが潰れてもそれを見ていた人達が消えるわけじゃない - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2016/12/12
    "DeNAが潰れようと、古き良きインターネットが戻ってくるわけでもない。結局は、検索エンジンに依存しないものを盛り上げていくしかないのかもしれない。"
  • 「NPO」という考え方:なぜ日本でNPOは嫌われるのか? - しっきーのブログ

    NPOに興味を持ったのは、大学でたまたま受けたある講義がキッカケだったりするのだけど、友達に「最近NPOに興味がある」って言ったら「大丈夫かお前?」と返された。 多くの人が、NPOを「なんか胡散臭くてよくわからないもの」と考えているのかもしれない。 たしかにNPOには、そう思われても仕方のないところがある。語義通りの「Nonprofit Organization(非営利組織)」とも限らないみたいだし。 僕がこの記事で「NPO」という考え方を紹介したい理由は2つある。 1つ目は、日人が社会問題について語るときにはある癖があって、それを認識するために「NPO」という考え方、視点はけっこう大事なのではないかと思うから 2つ目は、ブログとかYouTuberで情報発信してる人達って、NPOとけっこう相性がいいかもしれないと思ったから 長めの文章なので目次を用意した。NPOが何かなんて知ってるよとい

    「NPO」という考え方:なぜ日本でNPOは嫌われるのか? - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2016/11/08
    良記事です。 "信頼性の高い「所属」が重要だから、NPOのように、所属に基づかない人達が新しく創る「組織」は、「胡散臭いもの」と思われてしまう。"
  • 開発しているウェブサービスのこと - しっきーのブログ

    4月頃から、僕ともう一人の二人のメンバーでウェブサービスの開発をしていて、完成間近だ! コミケ終了後の8月15日にβ版をリリースする予定。 くだらないことがやりたかった。 「便利」とか「最適」の追求は、放っておいても誰かがやるので、そういうのとは違うことがしたかった。 そして、「くだらないこと」をやるためにも、強い意志と明確な設計が必要なんだということが、身にしみてわかった。 サービス名は「Webgeki(ウェブゲキ)」。 ウェブ上で論戦をして、勝敗をつけて遊ぶサービスだ。 オンラインでできるディベートのゲームみたいなものと考えてもらえればわかりやすいと思う。 ただ、ディベートと違うのは、ユーザーが勝敗の判定をする側の「ジャッジ」としても参加できることと、「運動と瞑想どっちが健康にいいか?」みたいなふざけたものも含めて論戦のテーマが何でもアリということだ。 開発中の画像だけど、イメージとし

    開発しているウェブサービスのこと - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2016/08/10
    ネットプロレスも「プロレス」であることが重要なんだと思う。建前としてのルールが明確で、観客は安全に観戦できる。リング内なら演技やイカサマや予定調和があってもいい。観客が安全に熱狂できる場が必要。
  • ネットでよく見る漫画のバナー広告が好きになれない - しっきーのブログ

    ウェブサイトやスマホアプリによく載ってるバナー広告は、なんか気になってクリックしたくなってしまうものが多い。それは広告という目的を考えれば当然なのだけど、中でも、漫画の一コマを切り抜くバナー広告の酷さは群を抜いてる。 見たことある人は多いと思うけど、「もう二度とウンコできないねえ」とか「隣家から聞こえる幼い泣き声…」とか「いい子にしてたらランドセル買ってあげるから」とか「ギャルの生乳うめえ~(ギチチ…)」みたいな感じ。 拷問、強姦、児童虐待など、過激な内容のものが多い。 エロは規制されるからこういう形で攻めてる。不快だったり気持ち悪くなったりして、だからこそ気になってしまう、という種類のものなんだけど、単純にクリック率が高いから配置されるのだろう。 アダルトサイトやアングラなサイトならこういうのが載ってても別にいいと思うけど、特にそうでもない普通にサイトに表示されるからなあ……。 こういう

    ネットでよく見る漫画のバナー広告が好きになれない - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2016/08/01
    漫画広告は批判してるけど、その広告内の漫画は真面目に読んでレビュー書いてて… 誠実な記事だけど、要求されるリテラシーも高いw
  • 「オープン」なインターネットから「クローズド」なインターネットへ - しっきーのブログ

    コンピューターの世界では、「オープン」がある種の宗教性を帯びたイデオロギーになっていると、カドカワの社長である川上量生は言う。 しかしすでに「オープン」は力を失い始めていて、少なくともここしばらくは、ネットの世界は段々と「クローズド」な方向に進んでいくらしい。 鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書) 作者: 川上量生出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/06/20メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る (この記事は、書6章の「オープンからクローズドへ」を参考にしています。) 「オープン」なプラットフォームとして僕たちがイメージする最大のものが、「ワールド・ワイド・ウェブ」だろう。これまでのインターネットは、ウェブというプラットフォーム、ウェブという思想の上に展開されてきた。 しかし今は「オープン」よりも「クローズド」なプラットフォームへ人が集まるようにな

    「オープン」なインターネットから「クローズド」なインターネットへ - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2016/05/05
    「インターネットはオープンだった」という命題は、かなり曖昧だと思う。いわゆるWeb1.0の時代でも、結局同じ趣味の人でしか寄り合わなかった。むしろ現代のSNSの方が「見知らぬ人と出会う」確率は高いと思う。
  • 確率を信仰してしまうということ【グラブルガチャ問題について】 - しっきーのブログ

    グランブルーファンタジーのガチャが炎上した。 ソシャゲ業界がガチャ儲けていたのは前からだけど、グラブルは宣伝されていたガチャのレア排出率と実際の確率が違ったから、ものすごく問題になっている。 グラブルはやり過ぎたし、詐欺として罰せられてもおかしくはない案件だと思う。 しかし根的な問題は、なぜ人がこれほどガチャにハマるのかということだろう。射幸心を煽るから……みたいな定型文で看過できないくらい、その問題は大きい。 70万つぎ込んだのに目当てのものが出なかったというのが今回の問題だが、そもそも70万もソシャゲガチャに使おうと思ってしまうことが大問題だ。 なぜ人は、数十万、数百万使ってガチャを回すのか? オンラインゲームのレアアイテムやレベルアップに何ヶ月も時間を費やしてしまうのか? 「それにかける金や労力を、社会的成功に向けての努力や抱えている問題の解決など、生産的なものに回すことはできない

    確率を信仰してしまうということ【グラブルガチャ問題について】 - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2016/02/27
    「なぜ日本人は、損すると理屈で分かっているのに福袋を買うのが好きなのか?」にも状況が似ている。ギャンブルの心理学や行動経済学にもヒントがありそう。
  • 最後のゲーム実況者「ふぅ」とニコニコ動画の終わり - しっきーのブログ

    「マリオメーカー問題」と言われて炎上している、ゲーム実況者「ふぅ」が投稿した「マリオメーカーにたった1人で挑んだ実況者のラジオ」について語る。 最初に立場を言っておくと、僕はふぅを全力で支持する。ふぅの主張は、正しくはない。それでも、間違っているとはわかっていても、僕はふぅの側に立ちたい。 マリオメーカーとかランキングというのは話の取っ掛かりであって、当に問いたいのは、ニコニコのゲーム実況が終わってしまうのではないか、という皆が感じている今のニコニコの空気だろう。それを言語化するのは難しいが、なるべく納得してもらえるように説明していきたい。 まず言いたいのは、2000年代後半から現在にかけて、ニコニコ動画のゲーム実況ほど日文化を体現してきたコンテンツはなかったということ。そして、そのニコニコ動画がまったく違ったものになろうとしている。 ニコニコゲーム実況が無くなろうとしているのだ。単

    最後のゲーム実況者「ふぅ」とニコニコ動画の終わり - しっきーのブログ
    sky-y
    sky-y 2015/10/10
    この一文が本質的。「そして、日本のアンダーグラウンド文化は、それが認められることによって力を失う。」
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