1979年にテレビ放送された「機動戦士ガンダム」でキャラクターデザイン&作画監督を担当し、“ガンダム生みの親”のひとりとしていまだ支持され続ける安彦良和。2015年10月31日(土)より、同氏が約10年間にわたり連載したマンガ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ化作品「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」が2週間限定でイベント上映されることを受け、初日舞台挨拶に登壇した。同作で総監督も務める安彦が発言したガンダムのテーマは、ファンの胸に深く突き刺さったようだ。 大学中退後にアニメーターとして、手塚治虫関連のアニメーション専門プロダクション「虫プロ」に参画した安彦。同プロダクション倒産後はフリーへと転身し、創映社(日本サンライズ)を拠点にしつつ、「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」などの人気アニメに携わった。安彦の代名詞とも言える「機動戦士ガン