現代において、文字を書くということは、コンピュータやケータイのキーを打つことと、ほぼ同義になってきています。そして、現代のコンピュータにおいて文字を扱うためには、文字コード、それもUnicodeの助けを借りるしかなくなってきています。でも、Unicodeは日本語に特化して作られたわけではないので、日本の文字を扱おうとした場合、色々とヤヤコシイ点があったりします。それらのヤヤコシイ点を、できるだけ平易に説明するこのシリーズ、第3回は、ひらがな・カタカナとUnicodeの関係です。 UnicodeのU+3041~U+3096には、ひらがなが収録されています(コード表参照)。 UnicodeのU+30A1~U+30FAには、カタカナが収録されています(コード表参照)。 ひらがなとカタカナは、Unicode上での順序が、 ほぼ同じになるように収録されています。 たとえば、ひらがなのU+305F~U