「BrickerBot」に感染したマルウェアはストレージが破壊されて復旧できない状態になる。作者を名乗る人物は、「Mirai」の壊滅を狙ったと主張しているという。 IoT機器に感染してハードウェアを破壊する新手のマルウェア「BrickerBot」が相次いで出現し、PDoS(Permanent Denial-of-Service)と呼ばれる攻撃が世界各地から仕掛けられている。BrickerBotの作者を名乗る人物は、「Mirai」の壊滅を狙ったと主張しているという。 DDoS(分散型サービス妨害)対策を手掛けるセキュリティ企業Radwareのブログによると、こうした攻撃は2017年に入って増加傾向にあり、ハードウェアが破壊される事案が相次いでいる。 Radwareは3月から4月にかけてBrickerBotの新たな亜種を次々に発見。同社が仕掛けたおとり用のハニーポットの観測によると、4月初旬に
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