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ブックマーク / blog.intheblueshirt.com (14)

  • 無題 - in the blue shirt

    某日 30も超え、もうなんだかんだでだいぶ社会人生活が板についてきたわけであるが、一つ最大の誤算と言えば、いわゆるカレンダー通りの定時の仕事をしているにも関わらず、規則正しく寝起きできるようにならなかったことである。寝てたら授業終わってましたわガハハで済んでいた大学生活ならともかく、8:30ごろには出勤し夕方まで働いているにも関わらずである。ある時は18時に寝て25時に起きる。ある時はほとんど寝ずに会社に行き、ある時は帰宅後から次の出勤までまるまる寝ていたりする。 クラブ出演のせいでこうなった、と因果を与えてやる線もあったが、それもあらゆる音楽イベントがやっていなかったコロナ禍によって否定され、正真正銘自分は規則正しく寝起きできない人間であることがほぼ確定してしまったのである。 こんなことをいうと身も蓋もないのであるが、そもそも自分は深夜が好きである。それはさまざまな理由によるが、心のどこ

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    skythief
    skythief 2023/04/01
  • 無題 - in the blue shirt

    最近会う人会う人にプライスレスを連呼するプライスレスおじさんと化しているので、なぜそうなったのかの記録として、公開する気のなかった日記を、普段に増して輪にかけて都合よくエディットして公開します。私が日記を書くのが好きな理由もプライスレス理論(資で代替不可能なものを愛していきましょうというだけの話)で簡単に説明できます。私の生活でおこったことや、それについて考えたことは資で代替不可能なのでプライスレス、よって自分の日記もまたプライスレスであるからです。一般化されたライフハック記事よりも友人の代わり映えのしない近況報告の方が聞きたいのも、後者がプライスレスだからです。 某日 電工二種の実技試験。コンビニで鉛筆やらを買い、自転車で会場に向かう。日常のあまりの低刺激さに、もはや人がたくさんいる様子を見るだけでテンションが上がってしまった。 大教室の長机の指定された位置に着席。リフレインするは学

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    skythief
    skythief 2021/09/20
  • ムダイ - in the blue shirt

    ふと二重振り子のことを思い出してしまった。振り子の節を一つ増やすだけで、その動きがクソ複雑になるというやつである。初歩的な物理シミュレーションの嗜みがあれば、実際に動きを計算してみることも出来るし、細かい理屈がわからなければ模型でも作成して観察すれば良い。 間接が一つある棒ですらカオスに到達するわけであるが、我々は"未曾有のウイルスの拡散"という複雑な振る舞いを予想して対処しなければならない。なけなしの仮説で数理的なモデルを作る人がいれば、なけなしのデータを駆動させ予測を目指す人(例えばGoogleのやつは後者)もいる。どのみちわからないなりの善処である。 一方で世は答えを求める。政府は適切な施策を打たねばならず、人々は安心したいからである。わからないなりの善処に対し世は辛辣である。結局やっていることは丁か半かの博打、外れたやつは退場・・・といったようなヤマ師のような生き方は、自分は好きに

    ムダイ - in the blue shirt
    skythief
    skythief 2021/01/11
  • 2020やったことまとめ - in the blue shirt

    サウンド&レコーディングマガジン連載”DAW AVENUE” 執筆など サンレコのDAWごとの連載。2019年から年またぎでワンクールやらせていただきました。DAWはあくまで道具で、いかに使うかという話。第三回で書いたような、めいめいの工夫は共有しまくりたい所存。第三回(in the blue shirtが使う Studio One 第3回 - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア)で書いた内容みたいな工夫はいっぱいあるので正直またやりたい・・・サンレコには他にも3,4,6,12月号でなんかしら書かせていただきました。サンレコは神雑誌なのでこれからも協力できることは全部したいすワ tricot『真っ黒リリースツアー「真っ白」』SE作成 2日目広島ありがとうございました! 今回のツアー、BGMは@DAWA_FLAKE SEは@Arimuri 胸が弾けて御座います。 pic.tw

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    skythief 2021/01/05
  • in my own way e.p. セルフ全曲解説 - in the blue shirt

    自分の作品説明すんのってやっぱダサいよな〜的なことは毎回悩みむが、それでも、自分が参照したのはなにで、どこまでが先人の功績なのかは、自分が把握している範囲で書いておきたいと思ってしまうワケ 【背景】 前作「Recollect The Feeling」で大真面目にアルバムを作ったので、一貫した雰囲気などは考えず、気晴らしに作った曲の佳作集としてEPにすることを目指す。作成開始当初の目標は5曲。オーバーランして結局6曲入りに。 【テーマ】 ・やりたいことがわかってきたのでがんばるぞ ・おれはおれのやり方でがんばるぞ ”やりたいこと”とか” おれのやり方”ってなんやねんっていう話になってくる、口で説明できたら苦労しないが「なんとなく掴めてきたで感」の表明を目指す。言葉でうまく言えない感じを表現するのが音楽ということで・・・。とにかく活動スタンスと曲で察してくれ的な。 【リリース形態】 配信+レコ

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    skythief 2020/08/30
  • 無題 - in the blue shirt

    ようやく新譜が完成しました。「リリースしたけどウケなかったらどうしよう」みたいなことを心配する気持ちは年々なくなっていて、(あまり良い比喩ではないが)トイレで用を足した後のような気持ちのよう。周りの評価が気にならなくなってきたのは、自信から来るものではなく、自炊の飯の味を人と比べてもしゃーないやろ、みたいな感じで、それはそれで不健康な気もしています。とはいえ、人の感想を聞くのが創作の醍醐味。去年の年末から半年かけて作った曲たち、どれも気に入っているので興味があれば是非聴いてみてください。 今年はもともと"前半はリリース、後半は海外旅行"という皮算用をしていたが、謎のウイルスが蔓延し、気づけば県外に出るのも憚られるような状況である。とは言っても、アンコントローラブルな外因で、脳内計画みたいなものがひっくり返る、みたいなことには、離婚以降すっかり慣れてしまっているところもあり、極端なところ、”

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    skythief
    skythief 2020/07/31
  • 無題 - in the blue shirt

    昨年あたりから、自宅になんとか防音室を導入できないかを検討しており、ダラダラと物件を探したりなどしている。 日の土地柄上、音楽をすることは質的に迷惑であるというのが自分の考えである。物件所有の大家からすると、楽器を演奏する人間や、低音にフォーカスした音楽を作る人間に部屋を貸すことは相対的にリスクの高い行為であるし、入居したアパートの隣人がクラブミュージックの愛好家であったり、アンプリファイドすることなく大音量の出る楽器の演奏家であった場合、ネガティブな感情を持つ人が大半であろう。かなり下駄を履かせたとしても、自分は"厄介な隣人"成分を常に持っているのである。 それでも自分は音楽をやる。音楽は楽しいし、音楽が人々に必要であると信じており、音楽ありきで将来のことを考えている。一方で興味がない人からすると、単純に迷惑であり、なんの意味もないと感じる。これは至極真っ当である。 そんな自分にでき

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    skythief
    skythief 2020/03/31
  • 無題 - in the blue shirt

    音楽などを選ぶ際、知人や友人のレコメンドに依存してしまっているな、とふと考える。 知人の好きなもの、勧めているもの、というのは、その人のバックグラウンドも判断材料に加わるため、こちらとしてもあたりがつけやすく、参考にもなる。一方でどこの誰ともわからないやつのオススメなんてものは基的に信用できないものである。 SNSなどは、その仕組み上「フォローしている人が興味のあるようなことしか流れてこない」わけで、それは心地よくもあるが、決められた柵の中をぐるぐる回っているような気分にもなる。それでいいのだろうか?と最近はよく考えてしまう。 spotifyなどに、ランダムボタンみたいなものがあって、それを押すと、当にランダムに、何かの曲がかかってほしいとつくづく思う。大体は特になんの引っ掛かりもないであろうが、ごく稀に、来は自分までの導線が伸びていないような曲にたどり着き、それによって深く感動

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    skythief
    skythief 2019/09/02
  • POTLUCK Lab. vol.2振り返り - in the blue shirt

    POTLUCK Lab. vol.1 【日時/場所】 8/24(土)13:00〜19:00@京都METRO(https://www.metro.ne.jp/) 【開催会場選び】 前回、炎の2Days開催の憂き目にあったため、キャパ60人以上で会場を探す。 ・一般的なイベントスペースではなく、クラブでやる ・自分たちがよく出演する会場を選ぶ の2点は太郎となんとなく合意しており、しっかりしたサウンドシステムで自分の曲を聴いてほしいということと、一度行ったことがある会場には遊びに行きやすい、これをきっかけにクラブイベントに遊びにいけるようになってほしいという意図であった。 1回目開催時に、メトロ勤務のトラックメイカーCeeeSTee氏が遊びに来てくれており、条件面から環境づくりまで相談に乗ってくれたうえ、ちょうどいい時期の週末デイタイムをおさえることができたので、第二回は京都メトロで開催する運

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    skythief 2019/08/29
  • Potluck Lab. vol1 振り返り - in the blue shirt

    POTLUCK Lab. vol.1 【日時/場所】 5/25(土)18:00〜23:00 5/26(土)12:00〜16:00 @京都cafe la siesta(http://cafelasiesta.com/) アフター飲み会 5/26(土)17:00〜 【参考にしたイベント】 ・早稲田茶箱でやっている新作発表回(https://bit.ly/2VeJuxH) 至極シンプル、作った新曲を持ち寄って聴く ・INNITクラブイベントのフォーマットで進行する。bring your musicと題して、音源を持ち込む(CDメディア)と500円割引になる。会場に視聴コーナー(CDJ+ヘッドホン)が置かれ、いつでも持ち込み曲を聴くことができる。イベントの最後に、持ち込み曲を再生していき、運営メンバーがコメントしていく。イケてる曲を持ってきた人は次回以降ブッキングされることもある。 INNI

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    skythief 2019/06/04
  • 無題 - in the blue shirt

    日4/24に、私の新しいアルバムが出ます。ライブ、現場はそれはそれで楽しいけれども、やはり録音物は別物で、共感や、大人数での一体感など抜きにして、1人でゆっくり聴いていただけると非常に嬉しいです。自分が作ったアルバムを、別の誰かが1人で聴いて、何かを感じてくれるようなことがあれば、それが一番幸せに思います。自分は頭お花畑なので、自分の曲を好きで聴いていてくれる人とは、それだけでそれなりに気が合うと感じてしまいます。知らんけど。 楽器を弾いてくれたisagen、武田くん、Uさん、流通のせるまで面倒見てくれたミツメの川辺くん、いっつもデザインやってくれてる猛、マスタリング担当していただいた得能さん、人生相談やTTHWでのプロモーションでお世話になったトーフさん・・・あげるとキリがないけど、マジで皆さんありがとうという気持ちでいっぱいです。ほぼ一人で作った音楽作品なのに他人への感謝が止まらない

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    skythief 2019/04/25
  • in the blue shirt 2ndアルバム"Recollect the Feeling"全曲解説 - in the blue shirt

    作る行為そのものが娯楽なので、終わらせてしまうのが嫌になって完成を拒んでしまうようなきらいもありましたが、2ndアルバムがようやく完成いたしました。完成というか、まあセルフ強制終了みたいなもんですが。とはいえ、それ以上よくする実力もないくせに、「いや、これはまだ"Work In Progress"なので…」みたいな態度はよくない。 いつリリースされるのか、それはさておき、作り手としては完成した時点の鮮度十分な状態で、忘備録として制作メモを書きました。発売日はいつなんだ…教えてくれdjnewtown… 【背景】 前作はどうしても「自分がいままで作ってきた曲の中から佳作を抜粋してきました」みたいな感じの作り方だったので、次はちゃんと"アルバムのために曲を作る"前提で制作しようと決意。 アイディアスケッチを10ネタ準備し、全体の雰囲気を勘案しアルバムタイトルを「Recollect the Fee

    in the blue shirt 2ndアルバム"Recollect the Feeling"全曲解説 - in the blue shirt
    skythief
    skythief 2019/03/13
    “それ以上よくする実力もないくせに、「いや、これはまだ"Work In Progress"なので…」みたいな態度はよくない”
  • 無題 - in the blue shirt

    未だに"就職"したことについて聞かれることは多い。「現役大学生トラックメイカー」みたいな枕はいとも簡単にぶら下げられる。自分もそんな感じの扱いを受けた時期もあったが、そんなことより、興味があるのはその後の暮らしである。 音楽としてる人としていない人、才能がある人ない人、アーティストと一般人、演者と客…….憧れの人は見上げてしまいがちで、あちら側、こちら側みたいな区分、越えられない段差があるようにも感じてしまいがちである。でも実際は、その間はなだらかな坂、グラデーションであるように感じる。そして、インターネットはその間のグラデーションに光をあてる。"一億総クリエイター時代"とも言われるが、インターネットはこちら側の人間を、あちら側へ連れていってくれる魔法ではない。ただ、インターネットやDTM(テクノロジーによる創作の民主化諸々)の力によって、グラデーションの途中にいることがわかっただけでも、

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    skythief 2018/07/05
  • Cluster A騒動によせて - in the blue shirt

    なににも影響を受けずになにかを作ることはできません。 私には嗜好のみが人となりを語りうるという信念があります。 そして私自身、 in the blue shirtという名義で、参照、引用の手法を盛んに用いた制作を続けてきました。 私の音楽活動は、そっくりそのまま、"参照、引用という行為に向き合うことである"といっても良いかもしれません。 Neru氏、寺田てら氏にお伺いをしたのは ・リファレンスとして私の作品を用いた事実はあるか ・その回答を公表することは可能か という二点です。 これに関して、 ・私の作品を見たことがない ・それを公表することはしない(する必要がない) という返事をいただきました。 件の結論は、「こちらの勘違い、言いがかりであった」ということになります。 「cluster A」という作品は、ディックブルーナをはじめとする、好きな作品たちを明確にリファレンスとして設定し、そ

    Cluster A騒動によせて - in the blue shirt
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    skythief 2017/11/17
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