「プレゼンを”自分ごと”にさせることで、初めて相手は聞く耳を持ってくれる」 プレゼンテーション能力は、現代のビジネスパーソンにとって欠かせないスキルだ。高ければ高いほど、取引先を説得して新規案件の受注を得たり、上司や同僚をうまく巻き込んでプロジェクトを前進させることがたやすくなるからである。そこで今回は、ソフトバンク時代に孫正義氏の社外プレゼン資料作りを担当し、現在は年間200社を超える企業でプレゼン研修や講演を行っている前田鎌利氏に、聞き手の心を動かし、プレゼンを成功に導く資料の作り方を訊いた。 白谷輝英≫ 文 櫻井健司≫ 写真 (※本記事は、2020年1月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。) 前田鎌利(まえだ かまり)) 株式会社 固 代表取締役、一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事 1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業後、通信業界でキャリアを積む