テレビ朝日は29日、情報番組「ワイド!スクランブル」のアシスタントディレクター(AD)が、日本相撲協会の映像使用に関する承認書類を偽造していたことが判明したと公表した。29日付で報道局次長兼情報センター長と報道局情報センターCP(番組プロデューサー)を懲戒処分(ともに減給1カ月)にしたことを発表した。 【写真】テレビ大阪 庄野アナの不祥事を謝罪「期待を裏切られた」 ADは今月17日の放送に向けて、相撲協会の許諾が必要な映像を使用する目的で、番組が保管していた過去の承認書類の決済印の日付や放送予定日などを改ざんし、承認書類を偽造した。当該映像は、社内のその後のチェックにより、結果的には放送されなかったという。 このADは、今月10日放送分でも、スポーツ局の担当者のサインを偽造した上、相撲協会への申請書の提出を「失念」したまま、映像を使用していた。 同局は「社会通念上許されない行為であり、弊社