さて、前回の「日本企業のアメリカ進出:組織づくりはトップから雇用する」の続きで、では、優秀なトップ(およびその下の数名)を雇用する枠組みについて。 前エントリーで書いた通り、「アメリカで売るものが決まっている」、そしてそのための手段として「ゼロから組織を立ち上げる」こともすでに決定済み、という前提です。 さて、まず第一に考えなければならないのが「報酬」。というわけで、「起業時の主要メンバーはトップのコネで連れてくる」でも触れた2008年のITベンチャーのマネジメントのアンケートを元に「相場観」をば。 左の数字がベースサラリー、右の数字がボーナスのターゲット。kは1000ドル。$1=100円と大雑把に換算すると、100k=1千万円なり。 CEO: 236k, 102k President/COO: 183k, 58k CFO: 168k, 49k Head of Technology/CTO
シリコンバレーで最近よくあるのが1〜3人くらいのベンチャーの買収。Facebookアプリなんかが多いですね。その手のアプリの最大手Zyngaやら、RockYouやらが買ったり。それ以外でも、買収額が発表されないひっそりした案件がよくあります。 で、その相場は漏れ聞くところによると エンジニア 50万ドル (4500万円くらい) ビジネス系の人 25万ドル (2000万円ちょっと) エンジニアが博士号があって難しいサーチの開発をしていたりすると、$1 million(1億円弱)くらい以上になるそう。 なんで頭数で値段が決まるかというと、基本的に「人材を買う」という動機が大きいから。 エンジニア3人だったら1億円ちょっと、、ってな感じで、これに加えてearn outがついたりする。earn outは、買収後の儲けによって「成果報酬」的にあとから買収金額が追加される、というもの。 単体で儲けがで
明けましておめでとうございます。早いものでもう2010年になってしまいました。私は2009年は激動の年でした。まだ2006年の事件を引きずっていますが民事訴訟は2009年中に解決することが出来、ビジネス的にはやっと前向きな仕事に取り組めるようになりました。規制強化が次々と行われる中、特に新規事業 を興すベンチャー企業にとっては厳しい経営環境となりつつあります。コンプ ライアンス不況などという言葉も良く聞かれます。政権がベンチャー企業家などの成功者に対して嫉妬心を抱く大衆の心理に付け込み、結局官僚が権力を拡 大しているだけの話であると私は思っています。しかしそれでは夢がありません。ですから、現政権がもっと規制緩和の動きに振れてくれるように、各方面から提言をしていこうと考えています。 グローバル経済が広がる中、個人に求められているのは世界を知ること、そして世界の中で生きていけるようになることで
セレボ(cerevo)というネット家電ベンチャーの製品CEREVO CAM(セレボ カム)がダメっぽい イマイチな件 売れているのだろうか たぶんこれからも売れないと思う その理由をいくつか クリスマスプレゼントとして、自分にセレボカムを買った 無線LAN搭載デジカメ『CerevoCam(セレボカム)』 http://cerevo.com/cam/ 少ないボーナスから2万円の出費は痛い この会社を応援したい気持ちもあった 1週間経って、2万円が無駄だったかもと思い始めている 最初は面白そうかなと使ってみた 使って1時間も足らずに飽きた 実は、ニンテンドーDSiにeye-fiをつけて持ち歩いている DSiの画素は30万画素 セレボカムは900万画素 DSiの画質がイマイチなので、3台目のデジカメとして購入した 画質は期待以下だった わかってはいたけど望遠はないし手ぶれ対応もない DSiのよう
特集「アラウンド30歳の逆襲」ということで、まさに30歳の僕はコンビニで東洋経済を立ち読みしてみました。 そこにはアクトインディの下元さんや、オリザの小平さんなど、同世代の頑張っていらっしゃる方々が掲載されていて、自分も頑張らなきゃなぁ、ととても刺激を受けました。 しかし読み進めていくと、いわゆるビジネスエリートな方々が、昨今のアラサー世代の「事業に社会性を求める」ことに対してこんなことを仰っているのが目に飛び込んできました。 ---------- サイバーエージェント社長 藤田晋 氏 「この世代は社会起業家が増えているというが、その前にすべきことがあると思う。ビル・ゲイツのように死ぬほど稼いで社会に貢献するというなら分かるし、自分もいずれそうありたいと考えるが、経営者として事業を大きくすることが今の目標だ。長く経営者として責任とプレッシャーと闘っている私からすれば、社会起業家はそうしたも
設立半年のベンチャー企業によるmixiアプリ「ぼくのレストラン」が、2週間で50万ユーザーを突破した。ただ遊ぶだけでなく、料理に関する豆知識や実際のレストラン情報を共有する機能もあり、「プレイヤーの食生活も豊かにしたい」という開発者の思いがこもっている。 開発したのは、公文善之さん(34)と安徳孝平さん(38)が6月に創業したSynphonie (シンフォニー)だ。2人とも4月にヤフーを辞めたばかり。「ヤフーと勝負できる会社を作りたい。そうでないと残してきた人たちにも失礼」と、公文さんは決意を述べる。 このままでは世の中の動きに付いていけない 2人はヤフーでともに「Yahoo!モバイル」の立ち上げに関わり、公文さんは「Yahoo!グルメ」「Yahoo!みんなの検定」などにも携わってきた。それ以前は2人とも、あるITベンチャーに立ち上げから参画。その企業がヤフーに吸収合併されたことに伴い、ヤ
は!か!た!の!し!お! どうも、941です。めっきり寒くなってまいりましたが皆さんお元気ですか? あ、そうですか。それは何より。 さて、そんなカンジで今回は ライフレシピ共有サイト nanapi[ナナピ] を運営したりしている株式会社ロケットスタートさんに行ってきた。 nanapiは今年出た国内のサイトで一番好きだなーって個人的には思ってて なんでかっていうと、コンテンツの先に人の顔が見えるからなんだけど 今日はその人達に会ってきたってわけ。「インターネットが大好きです」って 会社のホームページに書いてるだけあって、色々とわかってる人達だった! オフィスはJR代々木駅から徒歩5分くらい。 弊社オフィスからでも徒歩15分くらいなので割と近い。 色んな意味でちょっとドキドキするエレベーターに乗ってオフィス到着。 広めのワンルーム、まずは打ち合わせスペース。 macがシャレオツぶっていていいか
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
伝統的な新聞社や雑誌社,それにテレビ局も,こぞって大不振である。景気後退のせいにしたいところだが,それだけではないから深刻だ。伝統的なメディア産業が構造不況業種に陥っているのである。 ところが一方で,新興のメディア企業が台頭してきている。オンラインメディア分野のスタートアップ企業が力をつけてきている。そこで先日の記事で紹介した,Silicon Alley Insiderが発表したスタートアップ企業のランキングから,新興のメディア企業を取り上げてみた。各企業の今年の売上高を予測し,そこからバリュエーションをはじき出している。 (Silicon Alley Insiderの予測より) また,Mediaweekが毎年発表しているDigital Hot Listの2009年版が先週に決まった。今年も早くも,この手の発表が出てくる季節になってきたのか・・・。デジタル産業界で注目された,企業や製品/サ
資金繰りに頭を悩ませているベンチャー企業経営者は多いかもしれない。世界のユーザー同士で母語を教え合うSNS「Lang-8」を運営するランゲート(京都市)の喜洋洋社長(25)もそんな1人だ。1カ月の売り上げは10万円ほどで、経費の9%しかまかなえていないため、ユーザーから寄付を募ったり、黒字化達成に必要な有料会員数をサイトの目立つ位置に掲載するなど、あの手この手で収益拡大に努めている。 この状況だけを聞くと、Lang-8がよっぽど人気のないサイトなのかと思われそうだが、そんなことはない。世界190カ国以上の会員に利用され、会員数は9万人。日本発のサイトにもかかわらず、約7割のユーザーが日本語以外の母語を使用している。ネットメディア関係者などが革新的なネットサービスを表彰する「WISH2009」で2位に選ばれるなど、注目を集めている。 大赤字でも、喜社長は前向きだ。「世界中でスタンダードに使わ
元マイクロソフトの社員で著名なブロガーでもあるロバート・スコーブル(Robert Scoble)氏が、ブログのエントリ「The worst things startups do」で、スタートアップがやってはいけないことをリストアップしています。要約して紹介しましょう。 街のいい場所に立派なオフィスを借りてしまう 他人の金を自分の金のように使うな 1回のツイートで何をしているか説明できない なぜあなたのプロダクトが優れているのか、短時間で説明できるようになれ ざっと見回してもプログラマーがいない よい企業は彼らであふれている PR会社と契約する(あるいはブログもツイッターも使ってない) 素晴らしい企業は顧客がその企業のことをすすんで語るものだ 間違ったことにお金を使っている コーヒーマシンではなく、プログラマによいイスとモニタと速いマシンを買ってやれ 解雇を躊躇する 社内で方向性が異なるスタ
生きのいい珊瑚に蝟集する熱帯魚のように金融機関や投資家が我先にとネットベンチャーに群がる時代は、とうに過去のものとなった。 よほどの将来性と堅実なビジネスモデルがなければ、証券会社はおいそれと上場の主幹事を引き受けてくれない。上場できたとして、ネットバブル崩壊とライブドア事件を経た投資家の目は相当に厳しい。 しかしこの逆風下で、グリーだけは威勢がいい。主に携帯電話向けにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とゲームを提供するサイト「GREE」を運営する、創業5年目のベンチャーだ。 グリーが東証マザーズにデビューしたのは、世界中の市場が金融危機の影響で冷え込んでいた2008年12月のこと。それでも、公募価格を大きく上回る初値が付いた。その後、株価は右肩上がりの曲線を描きながら、今年9月末には上場来高値の5330円に至った。 10月23日時点の株価は4940円。それでも上場時の倍の水
超大企業 基本的に中は学校に近いです。上司は先生みたいなものです。 自分ができる仕事の範囲は狭いです。 自分の部門の仕事しかしません。 あなたの会社がテレビCMに出たりします。または自分がかかわっている製品がテレビに出たりすることもあります。 初対面の方に仕事のことを聞かれるても説明が非常に楽です。 コンパで「へー!」とか「そこの製品使ってるー」とか言われることが多いです。正直うれしいです。 あなたが独身男性の場合、彼女の父親がすごく安心してくれます。 住宅ローンの審査がすぐ通ります。 会社の成長や衰退が実感できません。 まず会社はつぶれません。少々の赤字でも銀行や取引先がつぶさせません。 つまらない仕事も多いです。 正直、なんでこの仕事をしなきゃいけないのか分からない業務もかなり多いです。 多くの場合、出世は遅いです。 あなたの代わりはいっぱいいます。 なのに、会社を辞めようとすると、両
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