東京工業大学、青木尊之教授の研究室は、気象庁が開発を進めている次世代気象モデルをCUDAでコーディング、GPGPUによる高速な計算を可能にした。GPGPUの適用領域の拡大を示すとともに、天気予報の予測精度の向上につながるものとして期待される。 東京工業大学、青木尊之教授の研究室は3月24日、気象庁が開発を進めている次世代気象モデル(ASUCA)をGPU(Graphics Processing Unit)を用いて計算することで、CPU1コアに対して約80倍の計算速度を実現できたことを明らかにした。GPGPU(General Purpose GPU)の適用領域の拡大を示すとともに、天気予報の予測精度の向上につながるものとして期待される。 ASUCAは気象庁が開発を進めている高分解能の領域気象モデル(メソモデル)で、米国大気研究センター(NCAR)などを中心に研究が進められている「Weather
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