気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 突然の死去であった。 2011年12月17日の朝、金正日総書記が列車の中で心筋梗塞を起こして死去した。 突然の死去だったので、一時、「謀殺事件ではないか」という話が出た。しかし、事件絡みの死去であれば、北朝鮮が公式に葬儀の日程を発表したり、特別放送で内外に公表したりすることはない。「特別放送」は、指導者が逝去したことを国民に知らせる放送に使用する言葉である。1994年7月、金日成主席が死去した時も「特別放送」だった。 金正日総書記がずっと以前に死去していたのに、北が最近になってそれを発表したという可能性もない。指導者が死去した時に、北朝鮮が「死去していない」とか、死因について事実関係を隠したり、ウソの発表をしたりすることは考えにくい。カリスマ