8月2日 New Scientist 誌から オーストラリアの研究者が、うさぎの害をなくすためにうさぎを不妊にする強い伝染性のウイルスを作り出した。 キャンベラの害獣コントロール協同組合研究センター (Pest Animal Control Cooperative Research Centre=PAC CRC )のチームは、ヨーロッパ家ネズミを不妊にする類似のウイルスで、野外試験を実行する許可をすでに申請している。 この生物学的制御方法の提唱者は、この方式が毒や、鉄砲や、あるいは致死的な病気を広めるようなこれまでの作戦よりずっと人道的な手段であると主張している。 オーストラリアでは、猫からラクダまで、野生化した哺乳動物が農業生産と環境に損害を与え、毎年何億ドルもの負担となっている。また何種類かの自生の哺乳動物や鳥が絶滅に追いやられている。 しかし原野に遺伝子組み換えのウイルスを解放するこ