シリーズ「現場から」。新型コロナに感染し、後遺症に苦しむ人たちの中に、「ワクチン接種を受けたら症状が改善した」という人が少なからずいて、イギリスでは科学者も注目し、研究しています。 今は快活に笑う経営コンサルタントのニコル・アンダーソンさん(45)ですが、去年12月に新型コロナに感染した後は、何か月も後遺症に苦しみました。 感染が分かった頃は、熱もせきもなくて入院もしませんでしたが、その後、体調が悪化しました。強い胸の痛みや極度の疲労感がずっと続いて、仕事も家事もできませんでした。 「まず朝起きあがったら、少し休まないといけませんでした。次にシャワーを浴びて休んで、朝ごはん食べて休んで・・・。それで午前中が終わるという生活でした」(ニコル・アンダーソンさん) ところが4月22日、ワクチン接種を受けたら・・・。 「その日の夜、体から疲労感が消えたような感覚になったんです。すごく不思議でした。
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